[2005年1月23日] 九徑山 (九峰峯)

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コ−ス=MTR.筌灣-(Bus.60M)-屯門中心-杯渡路-青山公路-
-屯門Trail.S2途中-九徑山-Navigation Light-屯門健身徑(掃管笏村近く)-
-掃管笏路-黄金海岸

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
本当は先週16日に予定していた“九徑山”、しかしその前から右ヒザの調子が悪くてハイキングは中止、仲間達だけで“大帽山”自主トレをお願いした。今日23日、ヒザはまだ本調子ではなかったが約2年強ぶりに“九徑山”に登ることにした。天気は晴れ気温20度、湿度95%と久しぶりに小春日和のような天候に参加者は14名。“九徑山”507m は別名“九峰峯”! 参考資料の「新界西北部 郊區地図2000年第三版」には山の名前は載ってないが 「香港街道地方指南2001年版」には“九徑山”と載っている。九龍半島西の果て“青山キャッスルピ−ク”と“屯門”(Tuen Mun) の街をはさんで対峙する“大欖郊野公園”(Tai Lam Country Park) 内のあまり知られていないマイナ−な山だ。

MTR“筌灣”(Tsuen Wan) 駅構内バス・タ−ミナルから60Mのダブル・デッカ−で終点の“屯門中心”まで。そこから街中を通り抜けて“杯渡路”(Pui To Rd.) の陸橋を“Jockey Club”の方へ渡ると“青山公路”(Castle Peak Rd.)。これを横断したところが丁度MHT-10-終点。MHTの標識に沿って民家の傍の黄色の手すりに添って階段を登り切ると“大欖郊野公園”の大きな標識。ここから右折がMHT-10-だが、我々は左折してすぐ右手の階段を登る。階段の最後、地蔵脇の大岩に“虎峡谷徑”の表示、注意しないと見落としてしまうがこれが目指す“九徑山”への登山口。この山はバスを下りてからここまでが初めての人は解り難いので参考までに! 後は道なりに右手に渓谷を望みながら山道を登って行くとやがて東屋に到着。

この東屋から“屯門Trail Stage-2-”を経由して“虎地村”(Fu Tei Tsuen) 方面へも至るが、“九徑山”は脇の急階段を登らなければならない。一旦階段上まで登ってしばらく山麓の平道、そして谷から峠まで登り着くと“九徑山”の肩付近に着いて頂上まで直線的に伸びる急階段が見える。約1000段ほどの石段を登り切ったら頂上下の小屋に到着。頂上は“CLP”(中華電力)の設備などがあって見通しは悪いが、裏手から“屯門”の街並みなどが見下ろせる。下山コ−スはここから3本ほど有るが、2本はいずれも南側に下るル−ト。我々は残り1本の東側内陸部の丘陵地帯を進んで地図上のNavigation Lightがある地点を目指す。途中二、三回の小アップダウンを経て荒れ道を一旦小さな沢まで下り、急坂を登ってNavigation Lightへ。

この後は南側にガレ道下りが続く。かなり荒れたガレ道だが何とかル−トらしい道を下って潅木が生える地点まで来たら直下に“屯門健身徑”(Tuen Mun Fitness Trail) と呼ばれる引水道沿いの舗装小道が見えてくる。この道はまたMHTの最終ステ−ジ、MHT-10-でもある。我々が降り立った地点はポイントM190の手前“掃管笏村”(So Kwun Wat Tsuen) の近く。しばらくこの舗装道を“屯門”側に向かって歩くが、途中の標識点から左折“掃管灘”(So Kwun Tan) 方面へ下る。“屯門公路”の陸橋下を潜り抜けたらそこは有名なリゾ−ト地の“黄金海岸”(Gold Coast)。今日の打ち上げはそこの洒落たフラメシ屋 (フランス料理店)! 約9q弱の歩きでした。
(注:MHT-10-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-10-)

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↓“杯渡路”の陸橋を渡って“青山公路”の信号を渡るとこんな門構え【写真No.01】、ここの左側に案内板があって集合写真二発! そして横の小道を登り出した。黄色の手すりとMHTの小さな標識どうりに階段を登って行ったら三叉路に出る。正面に“大欖郊野公園”の案内板【05】。右手がその入り口【06】で且つMHT-10-となる。我々は左手に向かってすぐまた黄色の手すりの階段を登り切ったら小さなお地蔵さん横の岩にこんな表示【07】、ここが目指す“九徑山”の登山口だ!

↓一同元気に登り出した、、、右手の渓谷脇を行く【10】、、、間もなく前方、林の中の東屋が見えてきた【11】。ここの東屋まで着いて小休止。東屋横に“屯門Trail ”と“虎地村”方面を指す標識もあって以前歩いたことを思い出した。一休みの後、脇の急階段を登りだす一行【13】。階段途中、左手遥か前方に微かに見えてきた“九徑山”頂上の建物【14】。

↓階段が終わったらしばらく平道【15】、、、その後一旦下って再度登る。いよいよ近づく“九徑山”【16】。峠から今度は次のピ−クを目指して【17】、、、そして頂上直下の肩下【18】。ここからが本格的な直登1000階段の始まりだッ! ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ(汗)、、、途中一息入れて振り返ると“屯門”方面の街並み【19】、【20】、、、ズボンの裾を捲り上げて懸命に登る我が“連れ合い”【21】。 

↓これまた階段途中で見つけた綺麗な花【22】に疲れも忘れる! ウソッ! 花を見たってキツイのはキツイのだッ!、、、とにかくまだ階段登りは続く、、、やっと頂上の建物が見えてきた【24】もうチョイだッ!、、、そして頂上下の小屋に到着。ここでオヤツを食べながら大休止! 周囲に広がる山並み【26】、“九徑山”507m 頂上建物の裏で荒涼たる山並みと“屯門”の街並みを背景に記念写真二発!

↓先ほど頂上下の小屋横のヘリポ−ト【29】、この先が東側内陸部に至るル−ト。尾根伝いの道を行く、、、途中返り見た“九徑山”【32】。やがて遥か前方ガレ山並みの突端【33】、あそこが次の目標だ。小さなアップダウンを繰り返しながら、、、道は続く、、、。

↓間もなく前方に見えてきた“大欖涌水塘”(Tai Lam Chung Reservoir)【36】、、、先方のコブに向かって進み、、、そこから左に迂回しながら下り坂、、、目標の地図上Navigation Lightがある峠から谷を隔てた丘の上に到着【39】。これより獣道のような急な細道を降って【40】、、、小さな沢を渡り今度は急勾配の登りル−ト【41】、、、直ぐにNavigation Lightの稜線上に到達! ピ−ク上まで行って来た元気な仲間達【42】。

↓ここの峠で小休止、、、広大な“大欖涌水塘”を背景にポ−ズをとるオッサン!【44】 さぁ〜ここから南側に向かって下山開始【45】、、、荒れたガレ道を用心しながら下って行く、、、やっと潅木が生える地点まで下って一休み【48】、、、さらに下り道は続く、、、。

↓間もなく直下の“屯門健身徑”【50】に降り立った。またこの舗装道路はMHT-10-でもある。我々が降り立った地点はポイントM190の手前“掃管笏村”の近く。引水道沿いの舗装路を“屯門”の方に向かって歩きだす。前回2年前の時はMHT-10-の最後近くまで延々1時間強も歩いたが、今日は20分程歩いて途中の標識点【52】からトレ−ルコ−スを外れて左折、“掃管灘”方面へ下る。“掃管笏路”【55】 を歩いて“屯門公路”の陸橋下を潜り抜けたら直ぐに“黄金海岸”の瀟洒な建物【56】

↓女性仲間の一人が“黄金海岸”の住人! 彼女の案内で敷地内、ビ−チ前のフラメシ屋に飛び込む! ナポレオンの肖像画が掛かる一室、偉く立派な部屋に通された山から降りて来た汗臭い面々! ここでも平然とビ−ルを値切りながらイタリアンのようなメニュ−をオ−ダ−! 彼女のダンナも駆けつけ、皆でいつものように賑やかな〆でした。

今回二回目だった“九徑山”東側内陸部コ−ス、二年前の前回よりもかなりル−トが解り易かった。やはりマイナ−な山ながらハイカ−も増えてきたせいだろう。それにしても過去4年間のハイキングで最後の打上げ食事がフラメシだったのは今日が初めて! そして最後かもね?
(注:文中筆者がサ−バ−容量節約の為、勝手に使っている略語の解説!)
フラメシ=フランス料理、イタメシ=イタリア料理、タイメシ=タイ料理、スエメシ=スゥエ−デン料理、イライラメシ=イラン・イラク料理、シナメシ=中華料理、オスメシ=オ−ストラリア料理、メスメシ=メラネ"ス"ア料理、その他etc,etc)  

仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト
(今回のコ−スとは最後MHT-10-途中から市街地に下る地点が違います!)
[2002年12月1日]九徑山(九峰峯)

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