[2005年1月2日] 西貢萬宜路〜上窰郊遊徑≪擺頭敦≫
(Sai Kung Man Yee Rd.〜Sheung Yiu Country Trail
≪Pai Tau Tun≫)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus.96R)-北潭涌-西貢萬宜路-元五墳ダム手前-
-上窰郊遊徑≪擺頭敦≫-西貢萬宜路-(Bus)-西貢

参考資料=「西貢及清水湾 郊区地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
2005年最初のハイキング、今日は朝から気温15度、湿度53%、うす曇の寒々とした天気。正月でもあり参加者は少ないだろうと思いきや、集合場所のMTR“鑽石山”(Diamond Hill) 駅に集まった仲間は先週から来港中の日本OGと初参加のそのご家族4人、さらに初めての仲間1人と、これまた初めての別のご家族4人を加え計22名の大人数! その内子供達が5名とにぎやかなハイキングになりそうだ! 行き先は“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park) 内、“萬宜水庫”(High Island Reservoir) 近くの軽〜い散策!

先ずはお馴染み、有名な香港100Kmトレ−ル“Maclehose Trail Stage-1-”からスタ−ト。MHT-1-は“北潭涌”(Pak Tam Chung)〜“浪茄”(Long Ke) 間、全長10.6qだが、今日の我々は“北潭涌”から人口湖の Reservoir を左手に眺めながら“西貢萬宜路”の舗装道路をノンビリ歩き、最初のメインダムの有る“元五墳”(Yuen Ng Fan) 手前の三叉路からMHT-1-を外れて右折する。そのまま海岸線を周回して元の“北潭涌”に戻るル−トも有るが、それでは面白くないので直ぐ右手の“上窰郊遊徑”(Sheung Yiu Country Trail) と呼ばれる山道に入る。

チョット階段を登ると丘の中腹から左手に“西貢”の海と島々を眺めながらの快適ル−トが続く! 平坦で曲りくねった山道がしばらく続き、途中から標識はないが右手の草むらの中、獣道のようなヤブの中に分け入り“擺頭敦”(Pai Tau Tun) と云う標高わずか204mの小山を目指す。尾根伝いの殆ど人が通らないヤブ漕ぎ、ガレ道登りを繰り返しながら小高いピ−クを二つ、三つと越えると“擺頭敦”の頂上三角点に到着。子供達は予想以上に元気で大喜び! 頂上では正月お屠蘇の日本酒を一杯! 子供達も今日は特別だッ! と云いながら軽〜く一杯!

尾根伝いに歩くこのコ−ス、高度は低いながらも周囲の素晴らしい景観と合間って、なかなか捨て難い面白いコ−ス。下山は同じル−トを辿って元の“上窰郊遊徑”まで下りそのまま前進、 “曝罟灣螢地”(Po Kwn Wan Camp Site) と云うキャンプ地で小休止の後、更に山間の林道を進んで“黄宜洲”(Wong Yi Chau) の近くの“上窰”分岐点に到着。ここから海岸線に出るル−トも有ったが、元気な子供達の様子を見て、引き続き山間の“大網仔路”(Tsi Mong Tsai Rd.) 方面へと向かう。そして最後は元のスタ−ト地点に近いMHT-1-“西貢萬宜路”の舗装道路に出た。“北潭涌”のバス停まで戻りバスで“西貢”へ。いつもの海鮮屋でビ−ルと今日は寒かったから熱燗の紹興酒も加え楽しい打上げのひと時を過ごしました。
(注:MHT-1-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-1-)

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓ここがMHT-1-のスタ−ト地点“北潭涌”【写真No.01】、集合写真をとり終えて、さぁ〜元気に出発! 1qほど舗装路のダラダラ坂を行くと“萬宜水庫”の最奥部 [04]、今日はどうやらマラソン大会の最中らしい、大勢の人だかり。この東屋から左手に行くと“西貢西灣路”(Sai Kung Sai Wan Rd.) となって“西灣亭(吹風アウ)”へ至る。MHTは右側“浪茄”方面へ、、、間もなく人口貯水池“High Island Reservoir”を左手に眺めながらの歩き。

↓湖そばのノンビリ歩きが続く、、、途中、家族で記念写真撮ったり【09】、、、間もなく最初のダム近く、“元五墳”手前の三叉路【11】 に到着してここで小休止。初参加の二家族はここも初めて! 休憩した後、すぐ右手の標識【14】 からいよいよ“上窰郊遊徑”へ向かって階段を登り出す。

↓チョット登っただけだが先ほどまでの舗装路とは違ってまるで別世界、曲りくねった山間の山道は左手“西貢”の海と島々【17】 を眺めながらの快適歩きが続く、、、以前の記憶を頼りに右手の山手に入るル−トを探しながら、、、見つかったッ! もう少しで見落とすぐらいの草の中のル−ト、もちろん標識などなし! そこからヤブの中に分け入り登り出す【18】、、、背丈ほどもある雑草、ガレ道の急坂を登って最初のピ−クに到着【20】、子供達が元気に先頭だった。遥か彼方の“馬鞍山”(Ma On Shan)【21】

↓真下に広がる海と島々、その間を疾走するボ−トの白い航跡【22】。直ぐに全員このピ−クに登り着いて一休み【24】、天気はパッとしないが素晴らしい景色が広がる。“元五墳”のメインダムと向こうの山は以前登った“大蛇頂”(Tai She Teng)【25】、“西貢Jockey Club KAU西洲ゴルフ場”【26】、、、そして再出発!

↓一旦下って尾根を右側に迂回しながら次のピ−クへ【29】、、、再度下って【31】 今度はヤブがかなり深い獣道紛いのル−トを登り、、、そして“擺頭敦”(Pai Tau Tun) 標高204m 頂上に到着! 子供達は早速三角点の上によじ登り【33】。予想以上に元気だッ! 頂上では正月お屠蘇の日本酒を皆で一口ずつ! お姉さん酔っちゃったの?【35】

↓お屠蘇で乾杯しながら皆で記念写真【36】、【37】。僅か204m ながら景観はなかなかGood! “萬宜水庫”を上から眺め【39】、“大枕蓋”(Tai Cham Koi) への登山ル−トも見える【40】。しばらく休憩していたら寒くなってきて下山することに! これより先は前回歩いたが、ヤブがますます激しくなるので今日は止めて元来た道を戻りだす。

↓子供達はガレ坂道もなんのその、元気に滑ったり駆け下りたりして先頭を行く、、、そして元の“上窰郊遊徑”に降り立った【46】。ここから先は“光頭老”も今日が初めての歩きだッ!、、、そのままちょっと進むと“曝罟灣螢地”BBQキャンプサイト【47】、そこでまたもや小休止。

↓小休止の後、更に山間の林道を進んで、、、やがて雑木林を抜けたら“黄宜洲”の近く、“上窰”の分岐点到着【54】。標識の“北潭涌停車場”はここから海岸線を経由してバス道路に出るル−トのようだが、子供達もまだまだ元気なようだし右手の山間ル−ト“大網仔路”を行くことにした。間もなく見えてきた左手下の村落は“黄KENG地”(Wong Keng Tei) と以前登った山、“大[土敦]”(Tai Tun) だ!【56】

↓まだまだ続く林道、、、やがて前方下に見えてきた舗装路は今朝方歩いた“西貢萬宜路”【59】、つまり今日のコ−スは“萬宜水庫”の西側の細長い半島のような一部を回り込んで途中、“擺頭敦”に登る寄り道をしながら一周して来た事になる。階段を下ってMHT-1-、“西貢萬宜路”の最初のBBQエリア付近に到着【61】。あとは元のスタ−ト地点に近い“北潭涌”のバス停まで歩いてバスで“西貢”へ移動、いつもの海鮮屋に飛び込んだッ!【63】

↓二家族9名を含む大人数では二つの大テブ−ルを独占! この店は感じも良く、味も悪くないが如何せんビ−ルが高い! 散々値切って20ドル! 日本語メニュ−は観光客向け、だから高いんだッ! とか何とか云いながら結局はいつものように大いに飲み喰い。

↓寒い冬はビ−ルはあまり売れない! 途中から熱燗の紹興酒を飲みだして楽しい午後のひと時を過ごしました。

今年の初歩きは二家族子供さん連れの楽しく、にぎやかな家族ハイキングとなりました。普段のコンクリ−ト・ジャングルの生活から開放されたせいか? 野山の自然に触れて子供達は大喜びで大はしゃぎ! ガレ道下りも大人達はこけない様に用心しながら下るが、子供達は身体ごと滑って埃まみれでニコニコ顔! 最近の子供達には、たまにはこんな経験もさせて上げないと可愛そうですね〜、お父さん、お母さん!

過去の関連レポ−ト (今回のコ−スとは下山ル−トが違いますが!)
[2002年5月1日]西貢萬宜路〜"PaiTauTun"周回

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング