[2004年10月1日] 炮台山-照鏡環山-五桂山
(Pau Toi Shan≪英名:Devil's Peak≫-Chiu Keng Wan Shan-
-Ng Kwai Shan≪英名:Black Hill≫)

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コ−ス=MTR.藍田-鯉魚門近く-炮台山-照鏡環山-五桂山-
-馬游塘-寶琳路-(MiniBus)-MTR.藍田

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は金曜日で“国慶節”の休日、一昨日29日の“中秋節”から中一日おいてのハイキング。そのせいか? 集合場所のMTR“藍田”(Lam Tin) に現れた仲間はたった一人、我々夫婦二人と合わせ三人だけでのハイキングとなった。三人ハイキングは思えば2002年9月29日のランタウ島“老人山”以来だ! 今日もまた暑い日で31度の気温に83%の湿度。晴れてはいるが秋だというのに春霞のようなモヤがかった天気。

今日のコ−スはこれまた久しぶり、2003年1月以来1年9ヶ月振りに九龍の“五桂山”(Ng Kwai Shan≪英名:Black Hill≫) 304m を中心としたWST-3-のトレ−ス。トレ−ルコ−スのとおりに“藍田”からスタ-トし、バス道路を“油塘”(Yau Tong) 経由で“鯉魚門”(Lei Yue Mun) の近くまで。そこから先ず最初のピ−ク“炮台山”(Pau Toi Shan≪英名:Devil's Peak≫) 221mを目指す。次に“照鏡環山”(Chiu Keng Wan Shan) 247mを経由して一旦“調景嶺”(Tiu Keng Leng) へ抜ける新しい車道まで下山。ここからが山登りらしい登山道となり先ず288mの無名ピ-ク、次に尾根伝いに“五桂山”304mに到着。

最初の炮台山からここまで左手直ぐ下には九龍の高層ビル郡にビクトリア港と香港島、右手には“将軍澳”(Tseung Kwan O) とその向こうの清水湾半島を眺めながらの歩きが続くが、今日のモヤがかった天気で残念ながら遠景はパ−! “五桂山”から下山して“馬游塘”(Ma Yau Tong) の“寶琳路”(Po Lam Road) の車道まで出て今日の約7qの歩きをFinish! WST-3-は車道を横断してさらに舗装道路の平道が“清水湾道”(Clea Water Bay Rd.) の“井欄樹”(Tseng Lan Shue) まで続くが、今日の我々三人はこれを諦めて“寶琳路”からミニバスで“藍田”まで戻った。
(WST-3-:Wilson Trail (衛奕信徑) Stage-3-)

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↓WST-3-のとうりに“藍田”から“鯉魚門道”(Lei Yue Mun Rd.) の大通りを行く[写真No.01,02]、新興団地の高層ビルが立ち並ぶMTR“油塘”駅を通り過ぎ、ロ−タリ−[03] から左折して直ぐに右側に登り坂道がある[04]、ここが入口。路傍の綺麗な草花を眺めながら坂道登り!

↓汗をかきながら登って行くと右手下には“油塘”界隈とビクトリア港[09]、、、間もなく坂道の終り、以前は無かった“Wilson Trail”の標識から左に道路を横切って階段を登るとWSTの案内板、そこで三人のみの記念写真[11]。今日は物凄い蒸暑さで既に汗グッショリ! これより左手の坂を登って行くと正面に姿を現した“炮台山”。頂上には中国五星紅旗と香港行政区旗の二本が風にはためいていた![12]。そう、今日は国慶節なのだッ!、、、WSTの標識に沿ってさらに登って行くが、本来トレ−ルコ−スは“炮台山”頂上を通過しないので、我々は途中からコ−スを外れて“炮台山”を目指して左手の山道へ[14]。

↓山道を登ったらお次は頂上まで伸びる階段登り[16]、、、そして直ぐに“炮台山”221mの頂上に着く。昔、戦時中の高射砲の山も今日は一昨日29日より更に酷いガス! 遠望が殆どきかない。海を隔てた“将軍澳”方面[17] も、狭い海峡を隔てた香港島のパ−カ−山[19]も、そしてビクトリア港[20] も、、、本来ここからの眺めは絶景なのに誠に残念! 国旗の下で仲間が撮ってくれた写真[18] と三人の記念写真も忘れずに[21]。

↓左手は香港島の東側“藍塘海峡”(Lam Tong Hoi Hap)[22]。“炮台山”からガレ道を下る、、、前方下に広がる広大な“華人永遠墳場”(墓地)[23]。元のトレ−ルコ−スに戻って、舗装された小道を行くとWSTは次のピ−ク“照鏡環山”の左側を迂回するが、我々はここでもピ−クを目指して墓地の中に入り込む。後ろには今降りて来た“炮台山”[26]、お墓の前を失礼! と横切り、前回よりさらに山の上まで伸びていた墓地の中の長い階段を登り切ってピ−クの直ぐ下まで[27]、、、そして“照鏡環山”247mに到着、[28] は仲間が撮影。 

↓ここで小休止、“将軍澳”方面の開発は著しい[30]、、、次に目指すは“五桂山”だがその前に“無名ピ−ク”を越えなければならない[32] の手前の山[33]。“照鏡環山”から階段を下って 再度WSTに戻る[35]。そしてまた階段下り、、、

↓思いっ切りド−ンと“調景嶺”へ抜ける新しい車道[36] まで下ってしまう。この先左手の標識を進むと東屋へ[39]。(写真[33] の下の方にこの東屋が見える。) ここからが本格的な山登りだッ! 整備はされてるが急階段を登りだす。この頃から今日の蒸暑さに参ってかなり苦しい登り! やっと最初の肩付近まで登りついたら仲間は既に“無名ピ−ク”を目指して遥か先の方を登っていた[41]。

↓[43] は仲間が上から撮った最初の肩付近。その向こうの山から谷を隔ててここまで登って来たのだ! そして“無名ピ−ク”288m に到着。ここから正面北側に望む“五桂山”[45]。その左手にはガスに霞む“大上托”(Tai Sheung Tok) とその向こう微かに“九龍ピ−ク”も[46]。三角点上で記念写真を撮った後下山開始、今度は山道の下り階段から再度登り坂と続く。 

↓頂上の電波反射板[51] を目指して今日最後の登りが続く、、、この辺りもすっかり整備されて頂上手前からまるで庭園のようなお花畑が続く。既に到着していた元気な仲間[55]、、、フッ−! やっと着きました。暑かった! 苦しかった!

↓ここ“五桂山”304m 頂上には何故か? 三角点はなし! 先ほどの“大上托”と“九龍ピ−ク”も間近に見えるが相変わらずガスでボンヤリ![58]。 充分休んだ後、さぁ〜下山だッ! 途中からWSTを外れて左側の長い階段を下りだす。階段下りが終わったら舗装された曲りくねった林道の小道が続く、、、まもなく“馬游塘”の民家の脇を通り抜けて[61]、、、“寶琳路”のバス道路に出た所で今日の歩きをFinish! 約7q弱。ここから三人でミニバスでMTR“藍田”に舞い戻り、今日は打上げビ−ルなしで直帰、久しぶりに午後2時、早い帰宅だった。

今日は大変蒸暑い一日だった。そのせいかな〜? 結構アップダウンも有ったが、、、やたら身体が重くて疲れましたッ!
過去の関連レポ−ト
[2003年1月12日] 炮台山-照鏡環山-五桂山

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