[2003年10月5日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)
≪英名:Grass Island≫

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR鑽石山-(Bus96R)-黄石-(Ferry)-塔門洲周遊-(Ferry)-
-黄石-(Bus.94)-西貢-(Taxi)-MTR彩虹

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約一年振りに香港の東側国境から二番目に東の端の島”塔門洲 (Tap Mun Chau)”へ。”西貢東郊野公園 (Sai Kung East Country Park)” の半島北端の村、”高流灣 (Ko Lau Wan)”から目と鼻の先にある漁村の島だ。因みに香港国境最東端の島”平洲 (Ping Chau)”はそれより遥か沖合い。今回は日本からのゲスト女性一人を加え総勢12名の参加者。今日の天気も晴れ、朝出発時の気温28度湿度74%、と初めて気温30度を切った。地下鉄”鑽石山 (Diamond Hill)”駅のバスタ−ミナルから96Rのバスで約一時間、終点の”黄石 (Wong Shek)”まで。今日も行楽客でバスは満席! ”黄石”バス停前の埠頭から片道HK$12のFerryで今度は約35分、船は”高流灣”経由で目的地の”塔門洲”へ到着。時刻は既に11時を過ぎていた。

乾物魚貝類を売っている埠頭前の雑踏を抜け、右手の民家の脇を通り抜けると墓地、以降は海岸沿いの散策路が続く、そして島南側を周り込んだら間もなく名物の”疊岩 (Balanced Rock)”と云う奇岩。美しい海と島々、荒波砕ける海岸に立つこの奇岩を眺めた後、さらに北上すると、島西側の船着場方面に戻る交差地点。ここを通り過ぎて最初の峠への登り、100mそこそこの標高ながら素晴らしい眺め! そこから更に北側の島唯一の山”茅平山(Mau Ping Shan)”標高125mを目指して一旦ヤブの谷間へ下る。この辺りがコ−スもあやふやでしばらくヤブ漕ぎ歩き。ヤブを抜けていよいよ頂上目指しての登り道。

僅か125mながら頂上からの眺めはこれまた絶景! 周囲360度の海と島々を眺めた後下山、途中まで同じコ−スを戻るが、麓付近から右折して、島の西側へ周り込む。こちらのコースも荒れている。湿地帯の脇を通り抜けて民家が近づくと間もなく海の神様”天后古廟”の社! その下は乾物類を軒先で売っている海岸に沿った民家が並ぶ。そして埠頭に着いたのが午後1時半過ぎ、2時のFerryを待つ間、ご夫人達は珍しい魚の乾物のお買い物。Ferryで”黄石”へ戻り、バスで”西貢”へ。そして今日の打上げは又もやヨットクラブ会員でもある仲間のお世話で“西貢Royal Hong Kong Yacht Club”のBBQ、腹一杯のソ−セ−ジ、肉類、ビ−ル、ワインで大満足の一日でした!

↓”黄石”からのFerryの中にて。前方に見えてきた”塔門洲”、後方には”シャ−プピ−ク”の頭も見える。船は途中”高流灣”に立ち寄り、次に”塔門洲”に接岸。大勢の船客でごった返す埠頭を避け右手の民家の裏辺りで出発前の記念写真! 民家の軒下を通り抜けて海岸へのコ−スをとる。

↓墓地を抜けると視界が開け海岸沿いの道に出た。右手遠景の鋭峰は”シャ−プピ−ク”。海岸高台を走る散策道を行く。間もなく前方に”Balanced Rock”の奇岩! これをバックにまたまた写真一発! 散策道の全景とそこに立つ標識。この辺りが島の南端を周り込んだ場所だッ!    、、、直ぐに”Balanced Rock”の真上に到着。

↓”Balanced Rock”(疊岩)と書いてあるが、畳の様に平べったい岩が二つ重なってるからかな? 打ち寄せる東シナ海の荒波二景! ここはベンチまで設置されている展望台、思い思いのポ−ズで記念写真。本当はバックにシャ−プピ−クの威容が写ってるんだけど、逆光だったので人物を明るく調整したら消えちゃったッ! 小休止の後、また散策道に戻って北進。
間もなく”小石灘”と呼ばれる海岸線と西側の船着場方面に戻る交差地点の東屋。

↓この東屋後ろの運動場?脇を抜けるとガレ道の登り坂となる。荒れたル−トと生い茂る潅木を掻き分けて100m程のピ−ク上に到着。緑の頂上広場で小休止、素晴らしい海の眺めに見入る一同!

↓北側遠方に望む”茅平山”の頂き。ここの広場から北側に下っていくとル−トもあやふや?ブッシュと潅木のヤブの中を歩かなければならない。ともすれば見失いがちなル−ト。トゲだらけの草木に阻まれながらやっとこの谷を脱出。視界が開けたら今度は荒れに荒れたガレ道登りが待っている。岩と赤土の道を登って行くと、、、、、
          、、、、、ちょっとした草原、、、これより最後の登り坂だッ!

↓小さな草原を歩く一同。一人、また一人と順に頂上到着、、、頂上付近も大きな岩がゴロゴロ!全員揃ったところで三角点を囲んで記念写真! この僅か125mの頂上からの眺めは360度四方を海に囲まれ素晴らしい眺め!
遠景がガスで霞んではいるが”船灣”の半島と”シャ−プピ−ク”西貢東の半島。

↓大海原と手前の小島は”弓洲(kung Chau)”。いよいよ下山開始、元来た草原を下って行くと牛チャンの群れと出会う。それにしても痩せた牛だッ! 先ほどのガレ道途中から今度は右折、似たような荒れた道を進むとやがて民家の近く”涌尾角(Chung Mei Kuk)”と呼ばれる村落に出てここから道は舗装路となる。途中左手の湿地帯に咲く薄いピンクの花! 

↓しばしこの綺麗な小花に見とれれる一行。何と云う花かな?誰も知らないッ! 
間もなく海岸近く、、、”天后古廟”の社の門を潜り抜けて階段を下ったら、そこはもう埠頭近くの民家が密集した小道。午後2時のFerryを待つ間、小魚の乾物を買ってきたご夫人たち! ダンナの為のビ−ルのつまみかな?
        、、、、、”黄石”に近づくFerryの中からみた小さなヨットの群れ。 

↓”黄石”からバスで西貢へ、そして到着した“西貢Royal Hong Kong Yacht Club”、ビ−ルとワインにソ−セ−ジ、肉にサラダにトウモロコシetc、etc、、と大BBQ! ゴ−ジャスなヨットクラブの雰囲気を味わい心地よい酔いが回る。夕日に映える”白沙灣” 

前回初めての”塔門洲”は途中で道を迷ったりして、午後2時発のFerryに間に合わなかったが、今回は二回目、しかも全員スム−スに歩いて同じ
Ferryに充分余裕を持って歩く事ができた。この島は今回の様に、コ−スが途中ちょっと荒れてはいるが、ぜひ”茅平山”まで登って北側から西側まで島をほぼ一周して埠頭に戻るコ−スを歩いた方が面白い。 日本からのゲストの方も充分楽しんで頂けたでしょう。
下記は前回のレポ−トです。
⇒[2002年10月27日]塔門洲(Tap Mun Chau)

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