[2004年8月22日] 獅子頭山〜彌勒山
(Sze Tsz Tau Shan〜Nei Lak Shan)

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コ−ス=セントラル-(Ferry)-梅窩-(Bus)-昴平-獅子頭山-彌勒山-
-昴平-LTT-4-羌山道-(Bus)-梅窩-(Ferry)-セントラル

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は2002年10月以来、約2年弱ぶりにランタウ島の“彌勒山”(Nei Lak Shan) へ行く。しかし朝から小雨模様の天気でTVの天気予報でも一日雨、気温27−29度、湿度92%。とにかく集合場所の“中環”(Central) のフェリ−埠頭まで行ってみる。定刻に集まった仲間はこの天気でさすがに少なくたったの5名。もちろん日本の夏休み、お盆休暇などで一時帰国している仲間も数名いるが、、、。埠頭でフェリ−を待つ間も小雨が降り続き、散々迷った挙句に結局“梅窩”(Mui Wo) まで渡ってから天候を見て場合によってはコ−ス変更なども考えよう! と勇躍出発。

“彌勒山”はランタウ島の中部“北大嶼郊野公園”(Lantau North Country Park)の中、香港第二の標高を誇る霊峰“鳳凰山”(Lantau Peak) の近く、大佛で有名な“寶蓮禅寺”(Po Lin Monastery) が有る“昴坪”(Ngong Ping) の北側に立つ山で標高751m、香港第五位の山だッ! 一同5名はフェリ−で30分の“梅窩”に着いたが、こちらも小雨が降っている。今日のハイキングを半分諦めながら、エ−ィ、ままよ! と埠頭前のバス停から“昴坪”行きのバスに乗って45分、 大佛がある“昴坪”に到着。いつも日曜日はごった返す観光客や参拝客もさすがに今日は少ない、、そして、、やっぱりここも雨だった。

こうなったら雨が止むまで待とう! とバス停近くの茶屋で不味いコ−ヒを飲みながら待つこと20分程。雨が上がったところで出発! 先ずは近くの“獅子頭山”(Sze Tsz Tau Shan) へ。この山は“昴坪”の直ぐ近くに有る事は解っていたが今まで登った事がなく、今日は茶園の近くから舗装小道を見当をつけながら探してみる。案外簡単にそれらしい山、イヤ“丘”に辿り付いた。“昴坪”が既に標高400m以上なので、この“獅子頭山”493m はそれよりチョット高い僅かな標高差。

この後、茶園まで戻りその先からいよいよ今日のメイン、“彌勒山”を目指す。“地塘仔”(Tei Tong Tsai) 〜“東涌谷”(Tung Chung Valley) 方面へ至るル−トに入り、“東山法門”のゲ−ト手前左側にある登山口より登り出す。ここでまたもや雨! こうなったら傘差し登山だッ! なだらかな裾野の登りから徐々に傾斜がきつくなって先ずは最初のピ−ク、 小休止の後ヒィ−ヒィ−云いながら二番目の肩まで登った頃は雨と汗で身体はグシャグシャ状態。ここで傘を差したまま大休止の後、やっとの思いで頂上直下の“肩”まで登りつく。雨はまだ止まず、、、更に高度が増すにつれ霧で視界も狭まる。そしてついに頂上751m の三角点に到着。

頂上に着いた頃、雨は上がり時々雲の切れ間に青空も顔を出す。眼下の風景も風が流れてその雄大な山麓の眺めや遠望を垣間見ながら大休止! そして同じ道を下山。雨で濡れたル−トは滑りやすく、また赤土の泥が登山靴底にへばり付いてますます滑りやすい。下山して次は茶園の傍まで戻り、今度はLTT-4-のスタ−ト地点、“鳳凰山”の登山口、“昴坪”の広場に向かう。そこからなだらかな下りル−トと、夏向き林の中のLTT-4-を行き最後はその終着点、ポイントL035、“羌山道”(Keung Shan Rd.) に到着。この間約4時間、8qの歩きだった。バスで“梅窩”まで戻り、いつものイタリアンレストランで最後の打ち上げ!
(LTT-4-:鳳凰徑,Lantau Trail Stage-4-)

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↓雨が上がった“昴坪”の大佛前にて出発前の記念写真[写真No.01]。“寶蓮禅寺”門の後ろ、ランタウピ−クもガスの中[02]。茶園に向かって歩き出し直ぐに右折、林の中に途中別れ道が有るが登り坂の方に向かって歩くと墓に出る。その上が“獅子頭山”だった![04]。“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir) [05]、“羌山”(Keung Shan)[06] など周囲に結構な眺めが広がる。

↓大佛を横目に[08]、そしてこれから登る“彌勒山”[09] を見ながら元の茶園近くまで下って今度は“寶蓮禅寺十方道場”の看板から左折[10]、“東涌谷”方面への道を行くと直ぐに“東山法門”のゲ−ト[12」。その手前、左側が“彌勒山”への登山口、、、ところがここでまた雨! 傘を差したり、雨具を付けて登り出す。(写真No.08は仲間撮影)

↓最初のピ−クを目指して登る一行[15]、[16]、、、そして早くも先頭部隊は到着[17]、ランタウピ−クをバックに[18] 余裕しゃくしゃく! 目前を雲が流れる、、、そして出発[20]。ここから見た先ほどの大佛[21]。

↓独り荒野を彷徨う“我が連れ合い”[22]。先頭部隊から離されて独りモクモクと登る“友”[23]、[24]、、、そして二番目の肩! この辺りまで登ったら急にガスが濃くなってきたぞ〜![25]、、、そしてついに頂上間際、、、見えたッ、751mの三角点! 待ちくたびれ顔の先頭部隊と記念写真二発!

↓いつの間にか止んだ雨、周囲に広がる山麓の雄大な眺め! 雲の切れ間、恐れ多くも大佛様を上から見下げる[30]、、、しばらくして“連れ合い”もようやく到着[32]、、、ランタウピ−クの北面と稜線が風に流れる雲の合間に垣間見られる[33]、[34]。大休止の後同じル−トを下山、、、誰かさんのうしろ姿は仲間が撮影[35]。 

↓“連れ合い”も下りはスイスイ[36]、、、左手には“東涌”(Tung Chung) の街も[38]。目前に迫るランタウピ−ク北面、、、この辺りから見た右手の大佛はいかにも巨大だッ! さすが世界一高地の座佛像[40]。 最後の斜面を下る、、、おッ、ヘリの低空飛来、、、こんな雨の日に山登りしているバカがいた! とかレスキュ−ヘリは思ったかな[42]? 

↓無事下山[43]、、、もと来た道を戻って今度はランタウピ−クの登山口、“昴坪”の広場[46] に向かう。ここからLTT-4-のスタ−トだ。広場右手からしばらくなだらかな下りル−ト。右手下の方には“石壁水塘”[47]、、、そしてLTT−4−は途中から“深屈道”(Sham Wat Rd.) の標識に沿って右折[49]。

↓ここも下りル−トが続く、、、ランタウピ−ク西側支峰を左手に見上げながら道はやがて平坦道になり、鬱蒼たる森の中の歩き、、、途中の沢で小休止[53] していたら珍しい蝶が![54]。接写は難しい、ピンボケ! 今度は左手に近づいてきた“石壁水塘”[56」、ダムの水が枯れてるな〜? 

↓チェックポイントL034を過ぎた、、、さぁ〜もう少しだッ! 正面に見えた“觀音山”(Kwun Yam Shan) [58]、、、そしてLTT-4-のフィニィシュ![59]、“羌山道”のバス道路に到着。この峠から直進すると“深屈道”、左折すると“大澳”(Tai O) に至る。バスに乗って“梅窩”まで戻り、いつものイタメシ屋で最後の〆、打ち上げ乾杯でした。 

久しぶりだった“彌勒山”は雨の登山行となってしまった。しかし湿度は高かったものの、いつもの強烈な陽射しもなく、その点は楽だったが! こんな雨の日に登山するバカもいないと思うけど、さすがランタウの仏教聖地に立つ山か、仏の御加護もあって? 全員無事に予定のコ−スを走破できましたッ! 南無阿弥陀仏!
過去の関連レポ−ト
[2002年10月13日]彌勒山 (Nei Lak Shan)

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