[2002年10月13日]彌勒山
(Nei Lak Shan)

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コ−ス=Central-(Ferry)-梅窩-(Bus)-羌山道(L035)-Lantau Trail-4-
-昴坪-彌勒山-撒頭村-東涌郊外-(Bus)-MTR東涌

参考資料=「大嶼山 郊区地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

この日は初めての山、ランタウ島"彌勒山"だ。日本からのOBを迎え総勢7名、天気は薄曇りながらまぁまぁ!彌勒山は"鳳凰山"(Lantau Peak)と、大佛で有名な寶蓮禅寺が有る昴坪(Ngong Ping)を挟んで北側に立つ山で標高751m。昴坪に来る度に見上げていつか挑戦してみたいと思っていた山。
Lantau Trail-4-の終点、羌山道の"L035"地点からトレ-ルコ-スを逆になだらかな林道を歩く。峠を登り切って昴坪の入口まで行った所がStage-4-の出発点、鳳凰山への登山口でもある。近くの"木魚山(Muk Yue Shan)"?479mまで登って小休止。昴坪の入口から大佛手前の茶園近くまで行くと右に折れて"地塘仔"(Tei Tong Tsai)方面へ向かう舗装道路がある。この道の途中から左折して目指す彌勒山への登坂開始。急な坂道を登ってやっとの思いで頂上へ。

問題はそこから!地図上では東涌(Tung Chung)方面への下山コ-スが"点線表示"でしかも途中で切れている。当初の予定ではもしル-トが不明な時は同じ道をまた昴坪まで戻るつもりだったが、頂上から北側の東涌方面への遥か山並の向こうまで道らしきものも見える。思い切って北側に向かって下山。途中から地図上もう一本の"点線ル-ト"に入り、ヤブ漕ぎ、サバイバルアドベンチャ-紛いの下りが延々と続く。何とか沢まで降り立ち麓の"撒頭村"(San Tau Village)に辿り着いた。撒頭村からは海岸沿いに舗装道路が長〜く続いて東涌郊外の団地街に着き、そこからバスを拾ってMTR東涌まで無事帰り着いた。約13km、6時間強の歩きでした。

↓梅窩へ向かうフェリ-の中。梅窩埠頭前から昴坪行きのバスに乗り"石壁ダム"を過ぎて羌山道の峠を登った所で下車。出発地点のLantau Trail-4-の終点(L035)。ウォ-ミングアップにちょうど良い平坦な山林道がしばらく続く↓
          直ぐ後ろには"観音山"↓やがて道は徐々に登り階段となる。↓

階段を登り切った↓場所が"貝納奇小徑"との交差地点!ここから左に山腹を歩いて行くと間もなく"昴坪高原"に着く。この広場は↓トレ-ル-4-の始点で鳳凰山への登山口。、、、東屋から左手の小高い丘が"木魚山"か?ここまで登って小休止!↓

↓天壇大佛も真近い。小休止のあと広場に下りて今度は茶園の方へ!茶畑の端から右手にそれる。しばらく舗装道路を行くとこんな"地塘仔"へ向かう↓ゲ-トが。
、、、、、この手前から左手脇の登山口に入り、いよいよ彌勒山へのスタ-ト↓

↓なだらか坂と急坂の繰返し!徐々に高度は上がりヒィ-ヒィ-云いながら懸命に登る。先頭部隊は既に頂上からこちらを見下ろす余裕!そしてやっと標高751m、彌勒山の頂上到着!!北側遥か下方には空港も見える↓。
、、、、、、、、頂上は何故か?やたら蜂が多く休憩の後、早々に下山開始!

↓東涌の街。北側の山並みに遠望出来た道と地図上の点線ル-トを頼りに東涌方面への下り。尾根歩き、稜線を超え、道は延々と続いている。ふと振り返れば先ほどの彌勒山のアンテナ!、、、途中から地図上もう一本の西側のル-トらしき地点に入る。

徐々に道は険しくなり途中ガレ道、ヤブ漕ぎも!空港も近ずき高度も徐々に下がってはいるが、、、未だ未だ先に尾根が続いている、、、↓
岩だらけの急なガレ道を這い下ったり、ブッシュに前を遮られながらの前進!↓

↓離陸する飛行機を遠望しながら、しかし足元は歩き難い"道なき道"の連続!やがて小川の辺の小さな沢に出た。沢沿いの↓狭い"獣道"を行く。沢を過ぎた辺り地図上では"実線"のル-トになるが?、、、、、、やっとそれらしき道に出て一安心!↓

間もなく田園と民家の側の標識↓を見て、ここが"撒頭村(San Tau)"と呼ばれる場所と分かる。海岸沿いの狭い舗装道路が長〜く↓続く、、、、!
、、、、、、、やがて東涌郊外の団地街からバスに乗りMTR東涌駅に到着!!

駅ビル内の中華店で"お疲れ様ッ-"と乾杯!日本からのOBを交え、長かった一日歩きの〆でした。、、、、、、いやぁ〜今日は疲れましたねッ!!

今回の彌勒山は中々面白い山でした。特に北側、東涌方面までのランタウ島横断コ-スは滅多に人も通らないサバイバル、アドベンチャ-コ-スで、経験者も少ないのではないか?と思いましたッ!歩行距離は約13kmながら、かなりハ-ドなコ-スでした。

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