[2004年5月30日] 蒲台島周遊
(Po Toi Island Excursion)

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コ−ス=セントラル-(Bus.6A)-スタンレーピア(10:00発Ferry)-
-蒲台島(10:40着)-蒲台島周遊-(16:30発Ferry)-スタンレーピア(17:10着)-
-スタンレー(Bus)-北角

参考資料=「離島 郊區地図1998年第ニ版」
       「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は10ヶ月ぶりの“蒲台島”(Po Toi Island) 行き。新人ご夫妻と日本からのゲスト(実は小生の娘)を加えて総勢19名+ワンちゃん二匹。天気は晴れ、気温26-30度、湿度87%はもう真夏の様相! 香港島の“赤柱”(Stanley) の“聖士堤反灣”(St.Stephen's Beach) の埠頭から小型ボ−トで40分程かかる香港最南端の島“蒲台群島”へ。大小四つの島々から成り、一番大きな島が“蒲台島”。地図上、島の南側すぐ先は“香港境南界線”(Hong Kong South Border) が走っている。

“中環”(Central) の日本領事館のある“Exchange Square”の下にあるバス乗り場からスタンレ−行きバス"6A"に乗って“黄麻角道”(Wong Ma Kok Rd.) の"埠頭前"で下車。日曜日の場合だと09:00頃出発のバスに乗って30分程でこの埠頭に着くが、そこで20分程待つと“蒲台島”行きの小型フェリ−が来る。丁度10:00船は出発! 船の甲板上で潮風に吹かれながら片道40分弱で“蒲台島”に到着。 桟橋の立派な標識は蒲台の"台"が"苔"となっている。即ちこの島は海草、海苔の産地なのだッ!

桟橋傍の民家の裏から舗装された階段を登り出す。渓谷脇の横の坂道まで階段は続き、そこから大きな岩の上の歩きを経て“牛湖頂”(Ngau Wu Teng) と呼ばれる峠に辿り着く。そこから右側の尾根伝いにしばらく登って行くと直ぐに三角点と休憩の東屋。200m弱の単なる丘だが、眺めは素晴らしい! 南シナ海の大海原と遥か彼方には中国領の島々。時間が早いのでここでユックリ休んで景観を楽しんだり、お喋りしたり、、、その後緩やかな階段を南側に下って行き、海岸間近の“昴装”(Ngong Chong) と呼ばれる半島のクビレ部分まで下ったら、今度は半島の丘の上までの登り。

再度下って半島突端“南角咀”(Nam Kok Tsui) 近くの大きな岩場で遊ぶ。そこから帰路となり岬途中の“佛手岩”(Buddha's Palm Cliff) など、奇岩を見物しながら海岸沿いの道を元来た船着場付近まで戻って今日の歩きを終える。埠頭近くのレストランで名物の海苔ス−プを味わい、4時半発のボ−トで香港スタンレ−に戻ってきました

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↓バス道路“黄麻角道”から右折したところにある標識。この先に“聖士堤反灣”の埠頭がある。釣り人が二、三人! 今日は久しぶりにワンちゃん兄妹(姉弟?)も参加、20分程桟橋で待っていたら昨年と同じ小型フェリ−[写真No.03]が接岸。ここのビ−チはヨット遊びも盛んだ[No.05]。ちょうど10時、ボ−トは出航、甲板上でノンビリ、、、と、昨年と同じオッサンが現れて往復切符HK$40と帰りの時間(PM3時か4時半)の予約。

↓心地よい潮風に吹かれて、、、ボ−トはスタンレ−半島突端のレ−ダ−サイト横を通過、居眠りを誘うようなボ−トの揺れ、、、行き交う観光遊覧船と大型コンテナキャリ−。間もなく前方に目指すポ−タイ島[写真No.10]、埠頭の後ろの山頂に東屋も見えて来た。そして上陸、桟橋上の立派な石の案内板前で記念写真! 案内板には蒲台の"台"が"苔"となっている。桟橋の突き当たり、民家の傍には綺麗な花を咲かせた木と、珍しい根元から枝分かれした古木が、、。

↓その民家の裏手、こんな標識が登山口、、、しばらく樹木の中のなだらかな舗装された階段登りが続く。汗が噴出し始めた頃、木々が無くなり視界が開けてくる。振り向けばもうこんなに登ったのか、先ほどの埠頭がある入江。そして階段が終わったら今度は“長石排”(Cheung Shek Pai) と呼ばれるバカでかい大きな岩の上を行く。照り返しで猛烈に暑い! 日陰はないが岩の上で小休止。ここで二匹のワンちゃん、早くもダウン! 暑さに弱いらしい、、、残念ながら二匹はここでリタイヤ、元来た道を下って後ほど合流することに。

↓この標識は一番上部の岩まで登った所にある。“牛湖頂”と呼ばれる地点、ここから舗装小道を右手に行くと広々とした山麓が目に入り、道はカ−ブしながら尾根へと向かう。緑が目に眩しいなか、、、徐々に登って直ぐに三角点と東屋が見えて来た。右手下方には先ほど登って来た大きな岩とその下には埠頭近くのビ−チ、青い海は“大灣”(Tai WEan)。三角点でポ−ズをとるお兄さん[写真No.26]、間もなく全員頂上の東屋に到着。

↓この東屋が唯一の日陰、三々五々思い思いにノンビリ過す、、、周囲の景色は好天で誠に圧巻、美しくも広大な南シナ海の海、遥か彼方には中国領の島々、大海原に白い航跡を残しながら行き交う船、、、真に香港最南端! 時間はタップリ、ゆっくり休んで記念写真を撮ったあと下山開始だッ! 舗装階段がず〜っと下まで続く。この階段途中から見る景色がまッこと素晴らしい!

↓下り階段途中から見た半島突端の“南角咀”[写真No.37]、あそこまで行くぞォ−! 左右交互に青い海を眺めながらユックリ下って行く、、、高度が徐々に下がってきた。香港の海も“西貢”(Sai Kung) の東北先や、この辺りまで来るとさすがに海の色がゼンゼン違って本当に綺麗だッ!

↓やっと一番下まで下ってこの標識から左折、“昴装”と呼ばれる地点。綺麗な入江 [写真No.44]を左に見ながら今度はダラダラ登り坂。この丘の上の標識 [写真No.47]から左手は“僧人石”(Monk Rock) 、この辺り一体とにかく大きな岩がゴロゴロしている。この丘の上でまたもや小休止!

↓無線塔台 [写真No.51] から先が下り階段となる。青い海が間近に迫ってきたッ! 下り切った所から右手(写真では左手)にUタ−ンして復路となる。[写真No.54] ここは半島のほぼ突端、これより先は巨大な岩が幾重にも重なった海岸だ、、、海に突き出た大岩の上で遊ぶ一行。

↓岩の上で『ハイッ!ポ−ズ!』 、、、永年の南シナ海の荒波で浸食されたのか? 不思議な形の大岩。階段下の復路をしばらく行くと今度はご覧の様に合掌した“佛手岩” [写真No.61] 、指もちゃんと5本、爪までも完璧な不思議な奇岩! その傍で記念写真一発!(手と人間が入り切れなかったね。)  

↓半島の復路を元の“昴装”まで戻る。そして今度は海岸沿いの手摺のある階段を登って最初の埠頭までの周回コ−スだ。途中の標識 [写真No.67] から左手の階段を海辺に下ると“千年石刻”(Rock Carving) と云う大昔の石碑があるが今日はパス。波が打ち寄せる海沿いの遊歩コ−スをノンビリ歩き、やがて元来た船着場近くまで戻る。ここで待っていたワンちゃんと合流。

↓埠頭を通り過ぎて海岸にニ、三軒ある"海の家"もどきのレストランにゴ-ルイン! 先ずはビ−ルで乾杯! 当然シ−フ−ドの店だが食材が新しくて旨いッ! 総勢19名でワイワイガヤガヤ、、、話も弾む。ワンちゃんは午後の昼寝を貪っていた。  

↓蒲台の“苔”、最後の〆はやっぱり海苔(ノリ)ス−プだッ! [写真No.79] うす味だが珍味でなかなかイケる。今日は4時半発のボ−ト、時間はタップリ、、、ゆっくり呑んだり喰ったりした後はビ−チで遊んだり! そして乗船時間となりました、、、出発した“聖士堤反灣”の埠頭からスタンレ−までテクテク歩いて戻りました。

今日のポ−タイ島は好天で素晴らしい景観を楽しめたのは良かったが大変暑い日だった。昨年同様最近はこの南の小島を訪れるハイカ−や観光客も増えているようで、海岸には相変わらずゴミがいっぱい! 香港は島の数は多いので、今度は誰も行かないような本当の孤島を開拓してみようかな〜?

過去の関連レポ−ト。
⇒[2003年7月1日]蒲台島周遊
⇒[2002年6月15日]蒲台島周遊

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