[2003年7月1日]蒲台島周遊
(Po Toi Island)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=Central-(Bus.6A)-スタンレーピア(10:00発Ferry)-蒲台島(10:40着)
-蒲台島周遊-(16:30発Ferry)-スタンレーピア(17:10着)-(Bus)-Central

参考資料=「離島 郊区地図1998年第ニ版」
       「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫

香港の中国返還6年目を迎えた今日の祭日、約一年ぶりの“蒲台島”(Po Toi Island)へ行く。初参加の小さな女の子を含む家族3名を入れて総勢16名。天気は快晴、気温33度、湿度80%はもう真夏の様相だ。香港島スタンレ−の“聖士堤反灣”(St.Stephen's Beach)の埠頭から小型ボ−トで40分程かかる香港最南端の島“蒲台群島”は、大小四つの島々から成り一番大きな島が“蒲台島”。

今日は祭日でもあり船客も若人を中心に大勢で賑やかな船内!島に着いたら埠頭近くの数軒の民家の軒下を潜り抜けて標識どうりに階段を登って行く。真夏のようなジリジリと照りつける陽射しの下、渓谷脇の坂道から大きな岩の上の歩きを経て“牛湖頂”(Ngau Wu Teng)と呼ばれる峠に辿り着く。高度は200m程か?そこから尾根伝いにしばらく登って行くと三角点と休憩の東屋。今日は大勢の団体観光客?も来てて賑やか、イヤうるさいぐらいだったが!

この東屋からの眺めが実に素晴らしい! 真下に広がる南シナ海の大海原を眺めながら大休止。今度は長い階段を下って岬の付け根付近まで下山、そして島の南端“南角咀”(Nam Kok Tsui)近くの大きな岩場で遊ぶ。そこから帰路となり岬途中の奇岩を見物しながら海岸沿いの道を元来た船着場付近まで戻って今日の歩きを終える。埠頭近くのレストランで名物の海苔ス−プを味わい、4時半発のボ−トで香港スタンレ−に戻ってきました。

↓埠頭でボ−トを待つ一行。見えたッ!あの小船が蒲台島行きだ。ほぼ定員イッパイの客を乗せて船はスタンレ−岬のレ−ダサイト横を通過。30分程で見えた蒲台島、遊覧船が目の前を突っ切る。やがて島の埠頭に到着、集合写真を撮ってイザッ出発!
↓桟橋近くの民家を抜けて階段と坂道を登って行くと、間もなくバカでかい大きな岩の上に出る。岩の上を登って行く一行! 振り向けば先ほどの埠頭も見えるよい眺め!
一番上の岩まで登りついて小休止。強烈な陽射しと照り返しで既に全身汗まみれ。
↓岩場の最後にある標識、“牛湖頂”と呼ばれている。ここから右折して尾根道のだらだら登り坂が続く。草原の緑が目に眩しい! 直射日光にたまらず傘をさして、、、
間もなくピ−ク三角点に到着。素晴らしい眺めだッ! 眼下に広がる大海原!
↓遥か遠くは中国の島々! 行き交う船! 東屋で休憩する一行。時おり通り抜ける涼風が肌に心地よい。存分に景観を楽しんだ後、記念写真を撮っていよいよ下山。
舗装階段が続く、、、、、下るにつれ真下に迫る海! 
↓手前の草から先は断崖絶壁! 高所恐怖症なので恐くて近寄れない。 島の南端“南角咀”の岬に近づく。 階段下りが終わった辺り、岬のクビレ部分の入江の前を通り、小高い丘の上へ向かって登り坂が続く。、、、、、大きな岩があっちこちに!!
↓丘の上の小屋を目指す。振り返れば先ほどのピ−ク! 小屋に着いて小休止、日陰がなくて直ぐに出発! 丘から下った地点、ここは“僧人石”(Monk Rock)と呼ばれ、巨大な岩が幾重にも重なった海岸だ。海に突き出た大岩の上で「ハイッ!ポ−ズ!」 
↓これは“佛手岩”、巨大な岩が合掌している! 岬から戻る道の途中にあった。この島にこのような奇岩が多いのは、長年の南シナ海の荒波で侵食風化したせいだろうか?入江の砂浜はゴミだらけ、香港から流れ着いたのか?それとも近年島を訪れる人間が増えたせいか?、、、、、海岸沿いの道を元来た船着場に向かって歩く。
↓間もなく船着場、、、、埠頭の前を通り過ぎた所にある数軒の海鮮レストラン、その中の一軒に飛び込んで今日の歩きは終わった! 汗にまみれたシャツを着替えて遅い昼食、イヤその前に先ずはビ−ルだッ! カンパ〜イ! 16名は和気あいあい話も弾む。 
↓蒲台島の“台”は船着場にある案内板では“苔”即ち海苔(ノリ)と書かれている。そのくらいここが海苔の産地って事! 海苔ス−プも珍味でなかなかイケる。もちろん他のシ−フ−ドも格安新鮮で旨かった。今日は訪れた客が多く、予定していた3時のボ−トに乗れず4時半発のボ−トだ。時間はタップリ、、ゆっくり呑んだり食べたり遊んだり!


一年ぶりに行った蒲台島はゴミの山だった! 海岸砂浜も、コ−ス途中も空き缶やペットボトル、その他のゴミでいっぱい。団体でこの島を訪れる観光客のせいか?数年前に初めて行ったこの島は人影も少なく、もちろんゴミもない静かな“絶海の孤島”だったのに!!