[2004年2月8日] 西灣〜咸田灣〜赤徑
(Maclehose Trail.Stage-2-)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR.彩虹-(MiniBus)-西貢-(Taxi)-西灣亭(吹風アウ)-吹筒アウ-
-西灣-咸田灣-大浪凹-赤徑-北潭凹-(Bus)-西貢-(Taxi)-MTR.坑口

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年二ヶ月ぶりに“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park)の“西灣”(Sai Wan)〜“咸田灣”(Ham Tin Wan)〜“赤徑”(Chek Keng)を走るMHT-2-、トレ-ルコ−スを歩く。日本からの女性ゲスト一人を迎えて風光明媚なこのコ−スとしたが、あいにく気温が8−10度、湿度94%、曇天小雨模様の大変寒い天気。朝7時、窓の外は雨、TV予報でも終日雨! 数名の仲間達から決行か?中止か?の問合せ電話が入るが取り合えず集合場所のMTR“彩虹”(Choi Hung)駅までは行く事にする。この悪天候にも関わらず集まった仲間はゲスト女性も含めて12名。頼もしい限りだッ! “彩虹”では雨は上がっていた。ミニバスで“西貢”(Sai Kung)へ、ここで仲間一人が加わり計13名。タクシ−で“西灣亭(吹風アウ)”まで行きそこからスタ−ト。

小雨の中、傘をさしたり雨ガッパを着ての歩きだ。先ずは右手に“萬宜水庫”(High Island Reservoir)を眺めながらの下り坂、そしてちょっと登ると“浪茄灣”(Long Ke Wan)から始まるMHT-2-の途中、“吹筒アウ”(Chui Tung Au)の三叉路。再度下って辿り着いた海岸が“西灣”。砂浜から崖を登って峠の上までの歩き。峠に着くとこのコ-スで最大の見せ場、絶景のポイント! 前方下に真っ白な砂浜が広がる“咸田灣”だッ! 海岸の先に突き出た“望魚角”(Mong Yue Kok)とその先の“大灣”(Tai Wan)、そしてシャ−プピ−クの雄姿を望む。が、しかし今日のシャ-プピ-ク頂きは雲の中、残念! 山の中腹を下って“咸田灣”のビ-チから今度は“大浪凹”(Tai Long Au)までの長〜い登り坂が続く。この辺りまで小雨は降ったり止んだり!

“大浪凹”では丘の上まで上って先ほど歩いた “咸田灣”や、左手の“大灣”など全てを含んだ“大浪灣”(Tai Long Wan)全体の眺めを楽しむ。“大浪凹”から“赤徑”までは過去何度も歩いた下り道。“赤徑”の湾沿いに歩いて最後の登りコ−ス、峠まで登り着いた頃またもや無情の雨! 右手下に“土爪坪”(To Kwa Peng)の湾を眺めながら“北潭凹”(Pak Tam Au)のバス停、トレ-ルステ-ジ2の終着点に到着。計3回のアップダウン、10km強の歩きだった。バスで“西貢”へ。さらにタクシ−で“西貢Royal Hong Kong Yacht Club”へ。ここは以前も一度来た仲間の会員制ヨットクラブだ。ビ−ルを飲み、BBQを食べて冷え切った身体もやっと暖まりましたッ!
(MHT-2-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-2-)

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↓毎度お馴染み“西灣亭(吹風アウ)”で出発前の記念写真! “西貢”からタクシ−でここまでHK$80程だったか? 4、5名で相乗りすればミニバス代と変わらない。東屋の左手、奥まった所から舗装された小道が続く。“西貢”では降ってなかったのにここでは雨! 右手下方のダムは“萬宜水庫”。道は一旦下り坂になり谷部から階段を数段上がるとそこが“吹筒アウ”。ここでMHT-2-に合流、そのまま前方に“西灣”を望みながら下り坂が続く。下りきって田んぼの畦道風を抜けたらそこは“西灣”ビ−チ!

↓“西灣”の砂浜散策を楽しむ一行、冷たい潮風、白波の先には“東灣山”(Tung Wan Shan)! ここのビ−チの突き当たりの崖を登ってトレ−ルコ−スにショ−トカットする。これより今日初めての登り坂がしばらく続く。、、、、振り返ると“西灣”と周辺の山々。

↓この登りル−トは以前は自然道だったのにッ! 今は舗装されていて残念! しかしこんな雨の日は助かるねッ! 20分程登りつめたら峠に到着。これより今日のコ−ス最大の見せ場となる。右手に浮かぶは西貢の夫婦岩ならぬ“大洲”“尖洲”の二つの小島が浮かぶ“大浪灣”。“咸田灣”の向こうはシャ−プピ−ク、しかし頂上は雲の中。“咸田灣”の真っ白なビ-チと突き出た“望魚角”、その先には“東灣山”。
  、、、、山の中腹の曲りくねった細道、断崖を覗きながらビ−チまで下り道は続く。

↓“咸田灣”の砂浜を行く、この辺り波高しッ! “咸田灣”名物? 朽ちかけた板切れ橋を恐る恐る渡る一行! いつ来ても相変わらず幅20センチ程の板切れ橋、ワザと修復しないのかな〜? どうやら全員落っこちる事もなく渡り終えた。誰か落ちるか? シャッタ−チャンスを逃すまいと心密かに狙っていたがね! これがもし高さ10mの所に掛かっていたら恐らく誰も渡らないだろう! 海岸傍の小店の脇を通り抜け、マングロ-ブが生える小川の側を進むと道は再び“北潭凹”へ向かっての登り坂となる。

↓古い民家の軒下を抜けると林道の登り坂、途中で今日初めての小休止! クッキ−をかじり暖かいコ−ヒ−を飲む。森の中の小道は続く、、、この長いダラダラ坂も夏は結構苦しい登りだが今日は寒くてそれほどきつくもない。
        、、、、、汗もそこそこ、、、、、そして間もなく“大浪凹”の峠に到着。

↓“大浪凹”からシャ−プピ−ク方面へ至る丘の上まで上がって風景を楽しむ。
先ほど歩いて来た “咸田灣”、左手は“大灣”、全体の海を“大浪灣”と呼ぶ。ここで記念写真一発! 北西の方には“赤徑”の湾の向こうに山水画のような雲が流れる“西貢西”の山々。さぁ〜今度は“赤徑”までの下り道だ! 
    、、、ルンルンの下り林道、、、間もなく“赤徑,沙頭”(Sha Tau)の近く迄下山。 

↓湾沿いの道を歩き“赤徑”の河原を横切って、さらに海岸の道から山手に進むと左手にはご覧のような小さな沢、滝も見える。この辺りから道は徐々に登り坂となるが、標識点から左折して“北潭凹”方面へ。
     、、、、今日最後の登り坂。この辺りまでは雨も止んではいたが、、、、

↓右手下方に“土爪坪”の湾が見える峠の上まで登ったところで又もや雨! 中腹の曲りくねった道を行く内、前方にやっとバス道路が見えて来た。そして、、、MHT-2-の終点“北潭凹”に到着! ト−タル約10q強、バスを待つ間も小雨は降り続いて肌寒い! 間もなくダブルデッカ−が来て一路“西貢”へ。そしてタクシ−に乗り換えて“白沙湾”(Pak Sha Wan)にある“西貢Royal Hong Kong Yacht Club”へ。リッチな仲間の一人がここの会員、お陰で我々はそのおこぼれ頂戴!
  、、このクラブは漢字で書くと“皇家遊艇会”、、女王陛下と宮家のお舟遊び処!

↓ゆめゆめ下品な行動は慎むべし!、、、と入店するまでは思っていたが、いざ酒が入ると途端に普段の"地"が出てしまう。セルフサ−ビスと云われていたが、、、、
結局BBQは女達に焼いて貰って男共は椅子にふんぞり返って酒を酌む。やっぱり日本の男はダメねぇ〜、、、と女王様も呆れてしまっただろうね〜!!

今日は小雨で寒かったせいか?結局水を一滴も飲まなかった。こんな事は初めて! 三回の登り坂で汗はそこそこにかいたにも関わらずだ。また終日小雨が降り続いたのも珍しい。暑がりの自分もさすがに今日ばかりは初めから最後までウインドブレ−カ−を脱がなかった。このMHT-2-は比較的天候に左右され難い素晴らしい景観を楽しめるコ−スだが、やっぱりスカッ! と晴れて欲しかったな〜! どうも寒いのは苦手、身も心も縮こまってしまう。
過去の関連レポ−ト
*⇒[2003年7月27日] 西灣山(Sai Wan Shan)
*⇒[2002年12月22日]西灣-咸田灣-大浪凹(Maclehose Trail.Stage-2-)

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