[2003年7月27日] 西灣山
(Sai Wan Shan)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR彩虹-(Taxi)-西貢-(Taxi)-西灣亭-吹筒アウ-西灣山-
-浪茄灣-萬宜水庫-(Taxi)-西貢-(MiniBus)-MTR彩虹

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は昨年10月以来、10ヶ月ぶりに「西貢東郊野公園」の“萬宜水庫(High Island Reservoir)”北側にある“西灣山(Sai Wan Shan)”314mへ行く。天気は真夏の快晴で気温33度以上、湿度85%。参加者はこの暑さに恐れを成したか? たったの5名、最近では最低の人数だッ!コ-スはMHT-2-の一部逆行歩き。MTRの“彩虹(Choi Hung)”駅からミニバスに乗るつもりだったが、物凄い人数のバス待ち行楽客にウンザリして我々はタクシ−を飛ばして“西貢(Sai kung)”まで。

さらにタクシ−を乗り継ぎ“西灣亭(吹風アウ)”まで行ってここからスタ−ト。“吹筒アウ(Chui Tung Au)”を経由して西灣山への登り口。なだらかな登りが延々と続くが右手下の萬宜水庫、左手の大浪灣の綺麗な海を眺めながらの登山はなかなか快適! しかしあまりの暑さにヘバって途中数回の小休止! “西灣山”の頂上には東屋(休憩亭)がありここからの四方の眺めが真に絶景! 西貢ならではの景観だッ! MHT-2-はここから下りとなり“浪茄(Long Ke)”に至る。真下の“浪茄灣”の綺麗な海岸砂浜とブル−の入江に佇むヨット、方や萬宜水庫メインダムの鮮やかなグリ−ンの湖面! 等など風景を満喫しながら下山して“浪茄灣”のビ−チに降り立つ。
海岸は海水浴、キャンプ客等でいっぱいだった。ビ−チから今度は約140m程上の峠までの登り階段が続く。以前登った“獨狐山(Tuk Ngu Shan)”南側中腹までの道程。この登りも強烈な暑さに参って度々小休止! やっと峠の東屋まで辿り着き、そこから直ぐ近く“萬宜水庫”メインダム堤防まで下って今日の歩きのFinish、約7Kmの歩きでした。居合せたタクシ-で西貢まで直行! いつものステ-キハウスで打ち上げでした。
(MHT-2-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-2-)

↓出発地点の“西灣亭”別名“吹風アウ“にて。ここは“萬宜水庫”ダムのいちばん内陸部から北側の山の中腹をダムに沿って走る“西貢西灣路(Sai Kung Sai Wan Rd.)”と云う狭い車道の終点。高度も既に100m以上の高さ。ここから“西灣”方面に向ってダム沿いの舗装路を下っていく。一旦谷まで下り次は前方の峠の東屋に向う階段を登る。この峠がMHT-2-の“西灣”に下る三叉路。我々は右折してトレ−ルコ−スへ。前方に“西灣(Sai Wan)”と“東灣山(Tung Wan Shan)”を望みながら東屋で小休止。MHT-2-の標識に沿って登って行くとシャ−プピ−クが顔を出してきた。

↓階段を登ると一旦平道、手前から“西灣”“咸田灣(Ham Tin Wan)”海岸に突き出た“望魚角(Mong Yue Kok)”とその先の“大灣(Tai Wan)”そしてシャ−プピ−クの雄姿を望む。一方右手には鮮やかなグリ−ン色の“萬宜水庫”! 何故こんなに緑色?鉱物質の水質とか?前方に見えてきた“西灣山”頂上の東屋! ガレ道を登り長い階段を汗ダクになって登って行く。途中小休止をはさみ頂上314mの三角点に到着。

↓三角点のちょっと先に麓から見えた東屋がある。このクソ暑いのに香港人ハイカ−も大勢休憩中! 頂上から見た風景は写真左(北側)から夫婦岩ならぬ“大洲”“尖洲”の二つの小島が浮かぶ“大浪灣”。それから順次右(南側)に向かってパノラマ展開! 今日は快晴で素晴らしい景観を満喫できた。岬や半島に入り込むような周辺の海と島々が広がる絶景!

↓西貢東の雄大な山並。記念写真のあと東屋を出てトレ−ルコ−スに沿って下山!遥か下の方、美しい“浪茄灣”を目指す。右手下は緑の“萬宜水庫”!“萬宜路”の標識を通り過ぎてガレ道下りは続く。徐々に迫るヨットやボ−トがいっぱいの“浪茄灣”  

↓ビ−チの奥には洒落たロッジ風な建物。その向こう、峠の上まで伸びたトレ−ルコ−スも見える。あそこを登らなければならない! ガレ道と階段の下りは続きビ−チの人並みも見えてきた。やがて海岸に到着。ここが“浪茄村(Long Ke Village)”だ。キャンプ場と大勢の海水浴客。沢山のボ−トは彼等がチャ−タ−して来たのだろうか?

↓海岸キャンプ地で一休み! 先ほど上から見えた瀟洒なロッジ風な建物はキリスト教団体が作った麻薬中毒患者の更生施設らしい。トレ−ルコ−スはこれを迂回しているが、入口から内部の田園調の庭が見える。その横からコ−スは登り道となり“浪茄灣”を背に日陰の無い長〜い登り階段が続く。ヒィ−ヒィ−云いながらやっと峠の上、トレ−ルコ−スがMHT-2-からMHT-1-に変わる標識点に到着。真下の湾を望みながら山中腹の細道を行く。

↓道脇のこの綺麗な花は?峠の東屋で小休止したら後は下り坂“萬宜水庫”メインダムの突端には待望のタクシ−が待っていた。ダム沿いの舗装道路、MHT-1-をタクシ−は西貢までひた走り!いつものステ−キハウスに飛び込んだのが丁度午後3時

↓先ずはビ−ルとワインで乾杯! 今日は久々のステ−キ! 歳の割りには食欲旺盛なオジサン、オバサン連中は大いに呑み喰い、ステ−キ5枚その他をペロッと平らげ満足な一日でしたッ!! 

今日は体調が悪かったのか?それとも暑さのせいか?大した距離でも登りでもない割にはやたら疲れた! 最初の“西灣山”への登り、そして“浪茄灣”の海岸ビ−チからの僅かな登り坂でも参ってしまって何回も小休止! “連れ合い”も同じく疲れたらしく『夏はもっと軽いコ−スにしてッ!』と不満ダラダラ。反省!!過去の関連レポ−トも参考までにご覧ください。
前半は同じコ−スです。⇒[2002年10月1日]西灣山〜獨狐山

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