[2003年12月21日] 老人山
(Lo Yan Shan)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=中環-(Ferry.6號埠頭)-梅窩-水井灣-横塘-拾望新村-
-芝麻灣半島(龍尾)-老人山-無名山-芝麻灣道-戯田-貝澳-
-(Bus)-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊区地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年三ヶ月ぶりの“老人山”(Lo Yan Shan)303mへ。ランタウ島“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park)の中、“芝麻灣”(Chi Ma Wan)半島のほぼ中央に位置する山。参加者8名、気温がぐっと下がってMax16−Min12度、湿度54%、晴れ。セントラルの6號埠頭から“梅窩”(Mui Wo)まで。“梅窩”のフェリ−乗り場近くからスタ−トし、海岸線に沿って走るLTT−12の逆行歩き。途中の峠からLTTを外れ、引き続き海岸に沿って山の中腹を延々と歩いて行くとやがて“拾望新村”(Shap Long San Tsuen)と呼ばれる海岸沿いの寒村に辿り着く。明22日は香港の“冬至”、村ではお祭りの飾り付けと大勢の村人達で賑やかだった!

ここから舗装路の坂道を登って“芝麻灣懲教所”(Chi Ma Wan Correctional Institution)、即ち香港の麻薬中毒患者の収容施設の横を通り抜け一旦海岸近くまでの下り。再び舗装路の坂道を登って行くと、間もなく道は林道となり小さな貯水池へ至る。ここからが本当の山道登り坂! 急な坂道ではないが半島のほぼ中央、“龍尾”(Lung Mei)と呼ばれる峠に到着した時はさすがに汗が滲み出た。この峠は“大浪灣”(Tai Long Wan)の海岸まで直行する下り道、もう一本は今年6月に歩いた山間の中腹を“ニ浪灣”(Yi Long Wan)へ至る道、そして今日の目的地“老人山”への登山口となる三つのコ−スの中継地点。

長〜い階段を登ってやっと到着した“老人山”山頂からの眺めはバツグン! 次に一旦谷部まで下り再度急階段を登ってすぐ隣の“無名山”302mにも登る。ここからの眺めが更に絶景! 直下に見下ろした“貝澳灣”(Pui O Wan)は誠にワンダフル! 本当に素晴らしい景観だった。そして今度は“芝麻灣道”(Chi Ma Wan Rd.)までの長〜い下り階段。“芝麻灣道”の舗装道路を“戯田”(HamTin)〜“貝澳”(Pui O)と歩き、最後は“嶼南道”(South Lantau Rd.)のバス道路に出てFinish! 約12km走行。 バスで出発点の“梅窩”まで、、、今日の〆はフェリ−乗り場近くの海鮮料理でした。
(LTT−12:鳳凰徑 Lantau Trail Stage.12)

↓“梅窩”の船着場にて。寒くなって今冬初の長袖長ズボン姿! 埠頭の左側海岸線に沿って歩き、大きく左に回り込んで右側土手にご覧のような“貝澳”方面へ至る標識。ここが LTT−12 の 終点で今日の我々はここがスタ−ト! 階段を登ると海岸に沿った丘の上の細道が続く。半年前と違って途中まで舗装工事中だった。全く余計な事をするもんだッ! 左手の海を眺めながら   、、、コ−スは徐々に登り坂。 

↓40分程も歩いたら間もなく小高い峠に到着。後ろに広がる海は“銀鑛灣”(Silver Mine Bay)。 LTT−12はここから右、西側方面だが小休止した後我々はトレ−ルコ−スを外れて直進し、海岸沿いの丘陵地帯を行く。しばらく行くと道は“水井灣”(Shui Tseng Wan)の海岸まで下る。         、、、しばしの海岸散策!

↓遠方に“芝麻灣”が見えてきた。再度丘の上の歩き、、、コ−スは狭い舗装路に変わって続く。間もなくコ−ス脇の休憩東屋で小休止。あとはバナナ園のような場所を通ル抜け         、、、、そして“横塘”(Wang Tong)の村落を通過!

↓“横塘”を過ぎてしばらく行くと間もなく“拾望新村”と呼ばれる所。この海岸沿いの広場は以前何回か通った時は人っ子一人見なかったが、今日は村人達が明日の冬至の祭りの準備か? 忙しげに動いている。ここはちょうど“芝麻灣半島”の付け根クビレ部分だ。花畑の向こうには痩せた水牛が、、、今度は広くなった舗装路の上り坂。
    、、、、、登り着いた所、左手下方の大きな建物は“芝麻灣懲教所”。

↓施設の右脇を下って行くと海岸の直ぐ傍、再度舗装路の登り、大きくカ−ブした坂道を登った所にある円形建物と標識、ここで舗装路は終わる。ここからはなだらかな山道登りとなって直ぐに貯水ダムに出る。満々たる水を湛えたダムの堤防を渡ったらいよいよ本格的な山道登り!      、、、、、“龍尾”までの登り坂が続く。

↓登り着いた峠の上、ここが“龍尾”だッ! 何が龍の尾っぽ? 子供だましのような置物を囲み記念撮影。ここから左手南側下りは“大浪灣”へ、直進は6月に行った“ニ浪灣”へ至る。今日の我々は右手西側の階段を登って“老人山”へ向かう。
長く苦しい階段登りが続く、、、竹林道を抜けて、、、、    一旦谷部への下り。

↓老いも、、、若きも、、、“老人山”を目指す! ここの谷から再度階段を登ると頂上303mの山火事監視の建物が見えて来た。頂上からは遥か彼方に見える歩いて来た海岸線の山並み        、、、、、“長洲島”(Cheung Chau)とその街並みも。

↓木立の向こうは“石鼓洲”(Shek Kwu Chau)。ここには三角点は無かったが頂上に立つ一本の木の側で記念撮影! 北側遠方の山並みは左から“大東山”(Sunset Peak)、“二東山”(Yi Tung Shan)、“蓮花山”(Lin Fa Shan)。大休止の後反対側に下山開始。またまた長い階段下り、途中から見上げた次の無名ピ-クには頂上までの階段がッ!100m以上も下りきって今度は又もや再登坂! 後ろには先ほどの“老人山”

↓そしてやっと頂上付近! 302mの“無名山”頂上から真下に見えた“貝澳灣”! 岩場が広がる頂上で三々五々に写真を撮る。以前初めて来た時には壊れてなかった三角点! 誰が何の為にこんなイタズラをするの? まさかカミナリが落ちたとか?

↓写真を撮ったら下山開始! 北側の“芝麻灣道”を目指す。岩場を出たら長〜い階段下り、そして下りきった所にある“芝麻灣郊遊徑”のゲ−トを潜ると、そこは舗装路の“芝麻灣道”。これより車道のテクテク歩き、、、
         、、、、、先ほど頂上から見下ろした“貝澳灣”の傍まで来た。

↓貝澳灣へ通じる川原から返り見た“無名山”。さらに歩いて"戯田"の村落を抜け、やっと“貝澳”のバス道路へ到着。ここからバスで梅窩まで、、、埠頭近くのシ−フ−ド店で先ずはビ−ルで乾杯! 海岸傍の店、やはり寒いので紹興酒を注文! ところがこれがとんでもない下手物偽紹興酒! さんざん店にクレ−ムつけてビ−ル呑み直し!

今日歩いたコ−スの中でも海岸沿いの“水井灣〜横塘〜拾望新村〜芝麻灣半島(龍尾)”のル−トは過去何度も歩いているが、静かで景色も素晴らしい快適コ−スだ。“老人山”とすぐ隣の“無名山”前回勝手に“光頭山”と名付けたがこれも中々変化にとんだアップダウンコ−スで面白かった!
過去の関連レポ−ト⇒[2003年6月29日]梅窩〜芝麻灣半島〜大浪灣
今回と同じコ−ス⇒[2002年9月29日]老人山

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