[2002年9月29日]老人山
(Lo Yan Shan)

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コ−ス=Central-(Ferry)-梅窩-水井灣-横塘-拾望涌口-芝麻灣半島(龍尾)
-老人山-無名山-芝麻灣道-戯田-貝澳-(Bus)-梅窩-(Ferry)-Central

参考資料=「大嶼山 郊区地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

この日は昨年8月に行ったきりのランタウ島「南大嶼郊野公園」"芝麻灣(Chi Ma Wan)"半島へ。特に今回はこの半島のほぼ中央に位置する"老人山"(Lo Yan Shan)303mへの初めての挑戦を目指す!天候はあいにく曇天で参加者も過去最低の3人の"老人"?のみ!!"老人山"へのル-トはいろいろ有るが、昨年歩いたとおり梅窩(Mui Wo)から海岸線に沿った道を行く。小さなアップダウンを繰り返しながら延々と続く海岸線のコ-スはやがて芝麻灣のビ-チを周り込んで"芝麻灣懲教所"(麻薬中毒患者収容所)のエリアを通り抜けその上のダムを渡ってから龍尾(Lung Mei)と呼ばれる峠まで一気に登る。老人山はここからがスタ-ト!長い階段をヒィ-ヒィ-登って到着した老人山山頂からの眺めはバツグン!次に一旦谷部まで下り再度急階段を登ってすぐ隣の"無名山"302mにも登る。ここからの眺めが更に絶景!本当に素晴らしい景観だったが惜しむらくは曇天!そして今度は芝麻灣道までの長〜い下りコ-ス。芝麻灣道の舗装道路を貝澳(Pui O)の街中までテクテク歩きバス停にて今日の歩きのFinish、約12kmでした。

梅窩のフェリ-乗り場から左手海沿いにしばらく行くと右側にこのような貝澳方面への標識↓がある。ここから土手の上に上がり平坦な草道を歩き出す。左手すぐ下の海を見ながら徐々に登り坂となりやがて峠へ↓ここから右手に折れると内陸を通って貝澳への道となるが我々はそのまま直進!"水井灣"、"牛KWU灣"と小さな入江沿いの山道を行く。

↓やがて"横塘"を過ぎた頃、前方に芝麻灣が見えてきた。海岸まで下ってビ-チ脇の休憩所で小休止。さらにしばらく進み"拾望涌口"と云う場所から道は舗装道路となり、曲りくねった車道を徐々に登って行くと突然下方に視野が広がって高い蔽に囲まれた建物!ここは"芝麻灣懲教所"と呼ばれる香港の麻薬中毒患者↓の収容施設。施設の右側を一旦海岸近くまで下り再度舗装道路を登って行くと案内標識↓

この標識から再び草道をしばらく登って行くと満々と水を湛えたダムに出る。堤防を渡っていよいよ山道の登りが始まる。緩やかな登り道を上がって行って"龍尾"と呼ばれる林の中の峠に到着。文字通り龍の尻尾のつもりか?↓変な飾り物と一緒に記念撮影!ここ龍尾が中継点となり直進は昨年8月に行った"二浪灣"、左手が"大浪灣"、右手の階段を登ると今回目的の"老人山"経由"貝澳"方面へと至る!↓


≪昨年真夏の8月、ここから二浪灣への長〜い道のりで↑"ヘバ"った元日本OBの方、
憶えていますか?あの時はきつかったね〜!≫

階段を登り始める。時折り前方に見える"老人山"頂上!木立の中のさほど急ではない階段だがやはり苦しい!振り返ると芝麻灣。ヒィ-ヒィ-ゼイゼイ云いながら登ること約30分。ついに303mの頂上に到達!頂上↓には山火事監視の建物。長洲島、二浪灣、大浪灣の海が視界に広がる景観だが残念ながら曇天でボンヤリ!この山には三角点は無かったが頂上に立つ一本の木の側で写真をとってから反対側に下山↓
              "老人山"頂上にて二人の"老人"↓

↓下山途中に正面に見えた急階段の山!またあれを登るのかッ!とウンザリしながらもったいなくも100m程下の谷部まで下りてしまう。そして再度階段登り!今度は最初の階段登りより、また先ほど眺めて心配したほどきつくもなく登れる。振り返ったら切立った岩の上の老人山↓。最後の階段を登り終えたそこは無名山だが真新しい三角点!302mのピ-ク!そして老人山より更に素晴らしい景観が待っていた。
                真下の"貝澳灣"と歩いてきた"芝麻灣"の遠望!!↓

予想以上の素晴らしい景観に今日の曇天が恨めしい!記念撮影の後下山開始。かなり長〜い下り道コ-スを歩いて終着の"芝麻灣郊遊徑"↓のゲ-トを潜った。すぐ側に芝麻灣道の車道。右手に行けば歩いて来た"拾望涌口"へ。左手は"貝澳"へ通じる。我々は貝澳へ向け舗装道路を歩き出す。やがて貝澳の海岸近くまで辿り着く↓

↓貝澳灣へ通じる川原、後ろには先ほど下りて来たばかりの無名山"の雄姿!さらに歩いて"戯田"の村落を抜け、やっと貝澳のバス道路へ到着。ここからバスで梅窩まで、さらにフェリ-でセントラルに帰着。最後は"北角"近くの中華店にて仲間の家族を交えて打ち上げを終わりました。

梅窩から海岸コ-スで芝麻灣半島へ、そして初めて登った"老人山"はせっかく海抜ゼロから303mまで登ったのに、ド-ンと思いっきり下ってまたもや急階段の登りで着いたところが無名のピ-ク!"無名山"ではもったいない!是非名前が欲しいカッコ良さと素晴らしい景観でした。勝手に名前を付けるとすれば"老人山"頂上は草木が沢山見られた反面、隣のこの山はハゲ岩山だったので"光頭山"では如何かな?

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