[2003年6月29日]梅窩〜芝麻灣半島〜大浪灣
(Mui Wo〜Chi Ma Wan Peninsula〜Tai Long Wan)

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コ−ス=Central-(Ferry)-梅窩-横塘-拾望新村-芝麻灣半島(龍尾)-
-ニ浪灣-大浪灣-(Boat)-長洲島-(Ferry)-Central

参考資料=「大嶼山 郊区地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫

今日はランタウ島“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park)の中「梅窩〜芝麻灣半島〜大浪灣」を歩く。2001年8月以来だからほぼ2年ぶりだ。参加者10名、気温32度、湿度90%。朝、家を出る時に空を見上げたら青空と、所々に黒雲が混在する香港独特?の変チクリンな天気!

“梅窩”(Mui Wo)から海岸線に沿って走るLTT−12の逆行歩き。途中の峠からLTTを外れ、引き続き海岸に沿って山の中腹を延々と歩いて行くとやがて“拾望新村”(Shap Long San Tsuen)と呼ばれる寒村に辿り着く。ここから舗装路の坂道を登って「芝麻灣懲教所」、即ち香港の麻薬中毒患者の収容施設の横を通り抜け一旦海岸近くまでの下り。再び舗装路の坂道を登って行くと、間もなく道は林道となり小さな貯水池へ至る。

その後、いよいよ山道の登り坂! 決して急な坂道ではないが汗ダクになって芝麻灣半島のほぼ中心に位置する“龍尾”(Lung Mei)と呼ばれる峠に到着。ここは以前登った“老人山”(Lo Yan Shan)へ 、また“大浪灣”(Tai Long Wan)の海岸まで直行する下り道、更にもう一本は山間の中腹を“ニ浪灣”(Yi Long Wan)まで至る三つのコ−スの中継地点。

我々はこの“ニ浪灣”コ−スを取る。この道は森林の中の曲りくねったコ−スだが、アップダウンも少なくて鬱蒼たる林の中、木陰の道を延々と歩く夏向きコ−ス! 最後は“ニ浪灣”の近くまで下山する。そして今度は海沿いの林の中を“大浪灣”まで戻ってト−タル13kmの歩きのFinish! ボ−トで“長洲”(Cheung Chau)まで渡って打上げカンパイ! そしてフェリ−にてセントラルまで戻りました。
(LTT−12:鳳凰徑 Lantau Trail Stage.12)

↓セントラルから高速フェリ−で“梅窩”に着いた所、桟橋際にて。左手南側の海沿いの舗装路を行くと“貝澳”(Pui O)方面へ至る標識。ここが LTT−12 の Finish点。今日はここからスタ−ト。階段を登ると海岸に沿った丘の上の細道が続く。夏の陽射に緑が映える! 40分程もあるいたら間もなく小高い峠に到着。
↓ここの峠で小休止。LTT−12 はこれより右手西側に登って行くが、我々はLTT から外れ直進、そのまま海岸沿いの丘陵地帯を行く。しばらく行くと道は一旦海岸砂浜まで下り再度丘の上を歩く。花畑を抜けたらコ−スは狭い舗装路となって続いている。
↓間もなくコ−ス脇の休憩東屋に着く。小休止の後今度はバナナ園のような場所を通過、そして“横塘”(Wang Tong)の村落を抜けると左手海側の視界が開けて再び海岸近くに出た。ここが“拾望新村”と呼ばれる所。芝麻灣半島のちょうど東側クビレの部分だ。
↓ここは全コ−スのほぼ中間点! 花畑の向こうの水牛を横目に、今度は広くなった舗装路の上り坂が続く。登り着いた所、左手下方の芝麻灣に面して「芝麻灣懲教所」香港の麻薬中毒患者の収容施設がある。施設の右脇を下って行くと海岸近くに出た。
↓再度舗装路の登り、行き止まりまで登った所にある建物と標識。ここで舗装路は終わり、道は山道となるが直ぐに貯水ダムに出る。満々たる水を湛えたダムの堤防を渡ったらいよいよ本格的な山道登り! 急勾配ではないが無風の林の中の登りで汗が全身から噴出す。右手の奇岩を眺めながら夏の雑草が生い茂った細道を前進!!
↓登り着いた峠の上、ここが“龍尾”だッ! その名の如く龍の尾っぽを模った置物を囲み記念撮影。ここから右手西側登りは“老人山”へ、左手南側下りは“大浪灣”へ。我々は直進して“ニ浪灣”へ至るコ−スをとる。山中腹の曲りくねった森林道、殆ど平坦で鬱蒼たる森の中の小道を行くと、間もなく左手下の方に“大浪灣”が見えてきた。さらに森の中を歩くこと小一時間、やっと“ニ浪灣”を望む丘の上に出た。
↓左手は“大浪灣”下山したらあの小さな桟橋でボ−トを拾はなければならない。遠景は“長洲”島! しばし風景を眺めてさらに前進すると間もなく“ニ浪灣”への下り道、いよいよ下山開始。林の中の石段を下って海岸傍まで、そして今度は海岸沿いの草道を“大浪灣”へ向かって逆行歩きだ! 
↓“大浪灣”のビ−チに出た頃はさすがに皆の顔に疲労の色! テクテクと砂浜を歩いて先ほど上から見えた桟橋埠頭まで。約13kmの炎暑の中の歩きで、ボ−トを待つ間グッタリ! 沖合いを疾走するタ−ボジェット! 30分以上も待ってやっと待望のボ−トが近づいて来てホッ! とする。このボ−トで“長洲”まで渡って打ち上げ食事の後、フェリ−にてセントラルまで戻り長かった一日は終わりました。


今日の歩きはアップダウンも少なくて、ラクチン歩きの筈だったが予想以上にくたびれたッ! それはやはり32度の猛暑と高湿度のせいだったのか? 13Kmがえらく長く感じたな〜!
ちょっと失敗談、、、デジカメのいつもの設定を何故か間違って、通常よりも画像サイズを1ランク上げていた。その為にメモリ−容量が途中で不足し、結果的に最後の“長洲”までのボ−トの旅と、打上げ食事会の模様など撮影できず! これも暑さのせいだったかな?スミマセン!