[2003年12月14日] 八仙嶺
(Pat Sin Leng)

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コ−ス=MTR九龍塘-(KCR)-粉嶺-(Taxi)-鶴藪水塘-屏風山-黄嶺-
-八仙嶺-大尾篤-(Bus75K)-KCR大埔嘘

参考資料=「新界東北部郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日はリクエスに応えて約半年ぶりの“八仙嶺(Pat Sin Leng)”。但し前回はWST-9-を逆行して“大尾篤(Tai Mei Tuk)”から登ったが、今日は順行コ-スで“鶴藪水塘(Hok Tau Reservoir)”からスタ−ト! このコ−スは丁度2年ぶりとなる。“八仙嶺”は新界東北部、“八仙嶺郊野公園(Pat Sin Leng Country Park)”に位置する香港でも有数な秀峰で、文字通り八つの嶺が連なる雄大な山塊。今日の気温は低くMax18−Min14度、湿度70%。参加者はまたまた新しい男性仲間が二人参加して11名で出発、“粉嶺(Fan Ling)”からタクシ−3台に分乗して“鶴藪水塘”のダム近くまで。

ダムの奥まった部分が登山口、先ず最初から急な登り坂が続く。海抜400m程の地点までヒィ-ヒィ-云いながら登ると“屏風山 (Ping Fung Shan)” の肩下付近。そこからは“屏風山”西側をトラバ−ス気味に登って高原となり“丹竹坑(Tan Chuk Hang)”方面への分岐点着。いよいよ“屏風山”の尾根道ル-ト! 遠景はガスっているが青空の下、快適な歩きが続き、最初のピ−ク“黄嶺(Wong Leng) 639mを目指す。その後一旦下って二番目のピ−ク“犁壁山(Lai Pek Shan)”550m経由、いよいよ“八仙嶺”最初のピ−ク“純陽峯(Shun Yeung Fung)”591m。ここで途中から別コ−スを登ってきた仲間一人と合流、総勢12名となる。

いよいよ“八仙嶺”苦難行のスタ−ト! “純陽峯”の急階段を下ると“鍾離峯(Chung Li Hung)”、“果老峯(Kao Lao Fung)”、“拐李峯(Kuai Li Fung)”、“曹舅峯(Tsao Kau Fung)”、“采和峯(Choi Wo Fung)”、“湘子峯(Sheung Tsz Fung)、そして最後の“仙姑峯(Hsien Ku Fung)”511mへ到着したのはスタ−トして約4時間弱かかっていた。典型的なアップダウン繰り返しル−ト! 後は長〜い階段を下って“八仙嶺自然教育徑(Pat Sin Leng Nature Trail)”のPoint(13)近くに降り立つ。前回6月には逆にここから“仙姑峯”を目指した。林の中の教育徑ののどかな下り道が続き最後、“春風亭”と云う東屋を通り過ぎて“牛アウ(Ngau Au)”の管理事務所前のゲ−トを潜って全行程約12q弱の歩きのFinish! 最後の〆は“大尾篤(Tai Mei Tuk)”のタイレストランでした。
(WST-9-:衛奕信徑,Wilson Trail Stage-9-)

↓スタ−ト地点の“鶴藪水塘”入口。実はこれよりかなり手前でタクシ−を降ろされた。以前はここまで来てくれたのだが? しばらくダムの左手を回り込む舗装路の歩き。
やがてBBQサイト脇にある“八仙嶺郊野公園”のゲ−トを潜ると登り坂道! 

↓直ぐに登山口の標識、ここからがいよいよ本格的な山道登りの始まりだッ! 前面には“屏風山”の南壁がそそり立っている。ほとんど直登階段が“肩”付近まで一直線に延びている、、、ユックリズムで登り出すが直ぐに噴出してきた汗! ここが最初の難関できついのは重々承知の介! 、、各人それぞれ自分のペ−ス登って行く。

↓途中で小休止する一行。間もなく“肩”付近に到着。写真ではチョット見難いが下方の“鶴藪水塘”ダムと彼方には“九龍坑山(Cloudy Hill)”も見える。小高い丘の上で
記念写真一発! 地図で現在地を確認する熱心な新人女性、頼もしいね〜!

↓標高400m程のここ“肩”からしばし雄大な眺めに見惚れて、、、間もなく再出発!
“屏風山”西側中腹のなだらか道から岩の階段を経て右手のピ−クをトラバ−スすると高原に出た。10月に歩いた“平頂[土幻](Ping Teng Au)”を経て“丹竹坑(Tan Chuk Hang)”方面への分岐点に着く。、、この界隈は“屏風山”北側の雄大な草原地帯!

↓北東方面には中国国境の町“沙頭角(Sha Tau Kok)”。今日は天気は良いが遠景はガスっぽい。中腹を抜けて行くと、、、直ぐに“屏風山”の尾根に出た。素晴らしい景観に一同息を呑む! 延々と続く尾根伝いの道の先には“黄嶺”がその優雅な姿を現した。この“屏風山”から“八仙嶺”に至る山脈は南側が切り立った崖、北側は雄大な裾野となって広がっている。、、、振り返ると文字どうり屏風のような山並み!

↓“黄嶺”を目指して小さなアップダウンが続く尾根道! 途中立ち止まっては景観を楽しみ、、、間もなく最後のピ−クへの登り坂。 そして遂に“黄嶺”639mに到着。南側真下は“船灣海(Plover Cove)”。頂上と肩付近で小休止、ここでお馴染みキュウリの一夜漬は如何! 涙ぐましい単身赴任者生活の知恵! アリガト−頂きま〜すッ!
                        、、、、、写真を撮ってさぁ〜出発だッ!

↓次なるピ−クは前方の“犁壁山”、その右手の高い山が“八仙嶺”最初のピ−ク
“純陽峯”。まだまだ先は長い、フッ−! 一旦下って又もや登り、これの繰り返し! “犁壁山”を通り過ぎるとしばらく平道が続く。時折返リ見る歩いて来たル−ト。

↓無名ピ−クを登る一行! ここまで登ってやっと“八仙嶺”最初のピ−ク“純陽峯”が顔を現した。一旦谷部まで下ると今度は急階段の登りが待ち受けていた。ヒィ−ヒィ−ゼイゼイ云いながら登って行く。そしてやっとこさ登り着いた“純陽峯”591m。前方には“八仙嶺”最終峰の“仙姑峯”まで続いている尾根道、証拠写真を撮っていたらここで我々を待ち受けていた仲間一人と合流   、、、別ル−トでここまで来たとか!

↓ここからいよいよ“八仙嶺”の尾根歩きの開始! “鍾離峯”、“果老峯”、“拐李峯”と順じ走破していく。次第に近づく最終峰! 最初の登りと“黄嶺”の登りをクリアしているせいか?この辺りのアップダウンは軽い感じ!
   、、、、 右手真下(南側)にはガスに霞む“船灣淡水湖(Plover Cove Reservoir)”

↓“曹舅峯”、“采和峯”まではスイスイだったが7番目のピ−ク“湘子峯”は又もや急階段が待っていた。先頭部隊は既に到着していて後続部隊を待つ。
  、、、、全員揃って小休止の後、一旦下って最後の“仙姑峯”の階段を登る一行。 

↓最後の一踏ん張り! 必死に登る面々! そして遂に“八仙嶺”最終峰の“仙姑峯”511mに立ったッ! 長かった、苦しかったアップダウン行を完走して全員満足の笑顔で記念写真撮影! 後は階段下り、縦面が板で補強された歩き難い長〜い階段! 今日は朝から頭が重く、フラついていたせいか?油断したか?この板に足を取られズッコケ転げて手足を擦り剥く! そして降り立った所は“八仙嶺自然教育徑”のPoint(13)近く。左手に“船灣淡水湖”を眺めながら今度はなだらか坂道の教育徑下り。

↓途中にあるこの標識の“横山脚”とは“八仙嶺自然教育徑”に続く旧道“横七古道”方面のこと。次第に高度が下がって“船灣淡水湖”が近づく! 林の中の快適教育徑歩きも間もなく終り“春風亭”東屋を通り過ぎて“牛アウ(Ngau Au)”の管理事務所前のゲ−トを潜って車道に出た。、、、、、この車道は“新娘潭路(Bride's Pool Rd.)”
                、、、、、一行はそのまま“大尾篤”に向って坂道を下る。

↓“大尾篤”のバス停前から見上げた“八仙嶺”。近くのタイメシ屋に飛び込んで今日の歩きの〆、打ち上げカンパ〜イの始まり。最初の写真だけが“光頭老”の撮影、
      、、、、、後の5枚は仲間が撮影してくれた写真を使わせてもらった。

今日は久しぶりに歩き堪えがあった。いつの間にか写真の撮影枚数が増えてて、最後の食事の時になってメモリ−不足! やはり良い天気に恵まれ、さらに変化のあるコ−スを歩くとついつい写真を撮りすぎてしまう。
今回は過去最高のアップ数になってしまったッ! 最後5枚の写真を提供してくれた仲間に多謝!!
参考までに前回のWST逆行コ−ス⇒[2003年6月4日] 八仙嶺
今回と同じ過去のWST順行コ−ス⇒[2001年12月9日] 八仙嶺
(この時の遠景写真はバツグンです。自画自賛!)

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