[2003年11月16日] 青山 (Tsing Shan)
≪英名:Castle Peak≫

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コ−ス=MTR筌湾-(Bus60M)-屯門中心-(Taxi)-青山村-青山禅院-
-キャッスルピ−ク-良景邨-(Bus)-尖沙咀

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は久しぶり、1年10ヶ月ぶりの“青山 (Tsing Shan ≪英名:Castle Peak≫)”標高583mへの登山。今日の天候も曇り、しかし気温22度湿度90%と、最近二、三日寒かったが今日はチョット暖かい。集合場所の“筌湾 (Tsuen Wan)”に集まった仲間9名でMTR“筌湾”に隣接するバスタ−ミナルから60Mのバスにて終点の“屯門 (Tuen Mun)”まで。そこからタクシ−に分乗して“青山村 (Tsing Shan Tsuen)”の手前、“青山禅院 (Tsing Shan Monastery)”へ至る入口まで。そこで新人を含む2名が合流し、総勢11名でスタ−ト! 宋の時代に出来たと伝えられる禅寺の“青山禅院”までの長い舗装坂道を登り、禅院に立ち寄って今日の登山の無事を祈願?

禅院を出発してからが本格的な登り! 先ずは急な階段が約650段、そこがほぼ中間地点でそこから本格的な急坂の登山道。段差の高い石段、カ−ブしながら延々と続く急階段。そして頂上真下の肩にある休憩東屋に到着した時は全員かなりヘトヘト状態。大休止の後、東屋真上の頂上を目指す。無線塔のアンテナが立ち並ぶ狭い頂上! しかし標高583mから望む景観には全員息を呑む! 北西側一面に広がる荒涼たるガレ山の山並み、東側直下には“屯門”の高層ビル群! その後、東屋から今度は北側に進路を取り、二番目の539mのピ−クを経由してガレ山下りが続く。

歩き難い荒れたガレ道に足を取られながらの下山。一面草木が殆どない異様な風景。それもその筈この一帯は“操炮區界線 (Firing Range Boundary)”と呼ばれる軍の演習場になっている。そのガレ山を尾根伝いにアップダウン北上して最後は“良景邨 (Leung King Est.)”と云う団地へ至る舗装道路に下山。舗装路を下って“良景邨”を通り抜け、近くのバス停にて約7q程の今日の歩きをFinishした。最後の打ち上げは“尖沙咀(Tsim Sha Tsui)”にて!

↓ここが“青山禅院”への登り口。この道路を登って行くと前面にキャッスルピ−クがその雄姿を現した。山の中腹に見える緑色の建物、あそこまで石段が続く。禅寺へのゲ−トを潜って急坂を登る一行。間もなく“青山禅院”に到着してついでに中を見学! 今日は本殿の工事中の為か?読経が聞こえない。登山の無事を祈って?左手に進むと、ご覧のような東屋。       、、、、、この東屋の左側の小道を登って行く。

↓そして右手の小さな階段へ入る。ここからが長〜い階段の始まり! 良く整備され手摺も付いた石段だが、何せ所々が急勾配で息が切れる。下方の高層ビルを見ると急激に高度が増しているのが良く解る。直ぐ正面には目指すキャッスルピ−ク! 約650段の階段を登り切って、先ほど下から見えた緑色の建物脇に到着して小休止!

↓右手の険しい断崖、“屯門”の街並みと“九徑山”、その右手にはガスに霞む“黄金海岸(Gold Coast)”。ここは頂上までのほぼ中間点。休んだ後いよいよ本格的な登山道の石段を登りだす。カ−ブの坂道、所々段差の高い石段が続く! 背中を丸めて必死に登る面々!      、、、、、途中何度か立ち止まって呼吸を整える。

↓狭い岩の間を抜けて下を見下ろすと、先ほど休んだ場所と登って来た曲りくねったル−ト。ご覧のような石段はまだまだ続く! いよいよ目前に迫って来たピ−ク、やがて傾斜が緩やかになりピ−ク下の肩付近、大岩が見えてきた。さぁ〜もう少しだッ!

↓やっとの思いで到着した肩。ここで一同大休止! しかし風は結構冷たくて今までの汗が身体に冷たい。東屋から北西方面を見ると荒涼としたガレ山。あの向こうには天気さえ良ければ中国“蛇口”や“深セン”も見えるんだがな〜! 目前の頂上目指して再登坂開始! すぐに頂上に到着、東側真下には“屯門埠頭”がある三角地帯。
            、、、、、足元がすくむ急峻な崖下には“屯門路”が走っている。  

↓狭い頂上583mの三角点で寄り添って記念写真。北側もう一つ無線塔先539mの無名ピ-ク、美人レディ−4人もバック遠景がガスでボヤけて残念! 二つの太陽で照らして差上げましょう! 見よッ! この荒涼たる山塊、、、そして元来た東屋まで下山!

↓東屋から北へ、無名ピ−クから返り見たキャッスルピ−ク! 急激なガレ道下りが続く。右手の高層ビル群、左手のガレ山のコントラストの中を歩く、、、油断したら足を取られるようなジャリ坂道、溝状に抉れた赤土、、、、、
               、、、、、アップダウンを繰返しながらまだまだ道は続く。 

↓前方には“乾山”その遥か彼方には以前登った“圓頭山”。ふと振り向けばキャッスルピ−クから今まで下ってきたル−トも見える。小さな丘を越えること数回、やがて最後のピ−クの手前まできた所で小休止! さぁ〜もう少しだッ! ガンバロ−!!

↓ガレ道を登る一行、、、こんなアフガンか中東の砂漠地帯のような場所もアッチコッチに! そして最後のピ−ク上から見下ろした“良景邨”へ下る道、、、、、
              、、、、、この舗装路へ下る手前で又もや小休止! フッ−!!

↓舗装路に降り立ち、険しい岩崖の遥か彼方に見えるキャッスルピ−クに最後のお別れ! 道端の綺麗な花に疲れを癒されながら舗装路下りが続く。やがて“良景邨”の団地に到着。近くのバス停から“尖沙咀”まで直行! この辺りのレストランは知らないからねッ!        、、、、、今日は豪勢に韓国料理と洒落込みましたッ!

↓最近は気温も下がってビ−ルもあまり呑まない、、、そのかわり今日はジンロだッ!

約2年弱ぶりのキャッスルピ−クは相変わらず厳しい登りだった! あの荒涼たる山麓の風景も変わらず。いずれ将来は今日最後に降り立った“良景邨”へ至る舗装路からスタ−トして北側の“乾山”394mにも挑戦してみたい。その“乾山”の先には以前登った“圓頭山 (Yuen Tau Shan)”へ至るが、果たして何処まで行けるか?未踏のル−トは如何に?
下記は過去の関連レポ−ト。
⇒[2002年1月13日] 青山キャッスルピ−ク(Castle Peak)
⇒[2003年4月20日] 圓頭山 (Yuen Tau Shan)

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