[2002年1月13日]青山キャッスルピ−ク(Castle Peak)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR筌湾−(Bus60M)−屯門中心−(LRT)−青山村−青山禅院−
−キャッスルピ−ク−良景邨−(Bus)−MTR筌湾

参考資料=「新界西北部郊区地図2000年第三版」
    「香港街道地方指南2001年版」

約一年前に一度挑戦したキャッスルピ−ク、あの時は頂上制覇は成したが雨と濃霧で
視界2〜3mと最悪のコンディションだった。 その時心に誓った再挑戦のチャンスが
今日だッ!九龍半島の西の果て,"孤高の山"と呼びたい、また人を寄せ付けないような
魅力をたたえた標高583mの険しい独立峰。心配していた天気も幸い晴れ!しかし今日は
久しぶりに気温も20度と高く,オマケに湿度も70%以上でこの時期にしては珍しい日だ!
青山禅院と云う宋の時代に出来たと伝えられる禅寺までの舗装坂を登り、そこから急な
階段が約650段、そこがほぼ中間地点でそこから本格的な急坂の登山道。約1時間15分
かかってやっと頂上真下の肩に着いた。頂上からの展望は過去一度も見たこと無いよう
な辺り一面草木が殆どない異様なガレ山風景。それもその筈この一帯は"操炮區界線内"
と云って軍の演習場になっている所為か?と納得した。 そのガレ山を尾根伝いに北上
すること約1.5時間、最後は"良景邨"と云う団地に下る舗装道路に下山してFinishした。
予定ではその先にある無名山(乾山?)まで足を延ばすはずだったが、、、、、。


屯門からヨ-ロッパ的なLRT(軽便鉄道)に乗って青山村で下車。そこから車道沿いに歩き
↓青山禅院への入口で記念撮影の10名。バックにキャッスルピ−クがそそり立っている。
坂道を登って禅院の門をくぐる頃は既に汗が噴出す。今日は祭事日か?読経も聞こえる。

禅院脇の木陰道に入ると階段の始まり。 手すりが付いた石段を汗ダクで登ること650段。
登るほどにピ-クが目前に迫って↓くる.石段の最後に着いた↓所で小休止。ここがほぼ中間
地点で,ここから先が本格的な登山道。正面の"九徑山"と遠望は有名な"Gold Coast"↓

↓さぁ-スタ-ト,↓屯門のビル群。急傾斜の登りを頂上目指して進む。下を見ると高度差が
手に取るようにわかる。苦しい登りだ、フッ−!先頭部隊はすでに頂上まじかの肩に到着↓

↓肩から見た周囲のガレ山風景。そこから頂上まで一気に登り岩の上の狭い三角点で記念
撮影。無線設備の有る頂上は狭くて一度に全員撮れない。改めて周囲を見渡すと遠くはガス
に霞む中国蛇口の街、↓真下の三角地帯は屯門埠頭。この山が如何に急峻な山か良く解る。

ガレ山を見ながら大きな岩の下をくぐり抜けて北上ル−トをとる。尾根伝いのガレ道を一同
元気に歩く。振り返ると今下りてきたピ−ク↓。やはりこの山に来て良かった!と改めて考

えながら歩いていたら、昔何かで見たまるで青森県の恐山のような荒涼とした風景を思い出
した。まさに異空間を歩く地獄と極楽の霊場って感じ!!小さなアップダウン、滑りやすい

ジャリ道を歩くこと頂上を出て1時間強。やっと"良景邨"へ通じる舗装道路にたどり着いた。
↓前方の"乾山?"まで行く筈だった予定を全員暗黙の了解で取り止め。ここからルンルンで
車道を下る。メシ屋は何処?良景邨には見つからないッ!ならば筌湾へとバスに飛乗る。

飲茶にしたかったが残念ながら時間切れ!他の中華店も満席!イェ−面倒とばかり
飛込んだ店がイタメシ屋。下山後の〆にしては結構洒落た店でのカンパ〜イ!でした。