[2003年6月8日] 羌山道〜昴坪〜東涌谷 (Keung Shan Rd.〜Ngong Ping〜Tung Chung Valley) |
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コ−ス=Central-(Ferry6號埠頭)-梅窩-(Bus昴坪)-羌山道(L035)-
-LTT-4-昴坪-東涌谷(地塘仔-石門甲)-(Bus)-MTR東涌
参考資料=「大嶼山 郊区地図2000年第三版」
「香港街道地方指南2001年版」
≪全般概要≫
先日4日の"八仙嶺"登山で疲れ果てたので今日8日は軽いコ-スを、と云う事でランタウ島の"羌山道(Keung Shan Rd.)"と"深屈道(Sham Wat Rd.)"の分岐点から"昴坪(Ngong Ping)"を経由して東涌(Tung Chung)まで下る"登りが少ない"コ-スを選定。参加者は一時帰国中だった女性仲間も久しぶりに戻って来て計14名、天気は昨日までの雨天で今日も今にも雨になりそうな曇天。気温29度で湿度が92%と今日も蒸暑い日だ。羌山道と深屈道の分岐点はランタウ島南西部を横断するバス道路のちょうど峠の上。ここはLTT-4-のPoint(L035)となり今日の我々は逆行して昴坪まで4qの道のり。曲りくねった山中腹の雨上がりの森の中の小道を40分程も歩くとやがて登り坂道。今日唯一の"登り道"だ。急坂ではないが石段登りが続くと汗が噴出す。20分ほども登って平道の中継点まで登り着く。ここから右(南側)に進むと"貝納奇小徑"と呼ばれる石壁水塘(Shek Pik Reservoir)のダムを周回する森林コ-ス。LTT-4-は左手(北側)の昴坪に至るコ-ス。この中継点の近くの沢で冷たい水に浸りしばしの休憩。
中継点から北側に進み"鳳凰山(Lantau Peak)"中腹のなだらかな坂道を登って行くと間もなくLTT-4-のスタ-ト地点、昴坪の広場に到着。鳳凰山からの下山ル-トで、且つ大佛で有名な"寶蓮禅寺(Po Lin Monastery)"へ至る中継点でもある。我々はこの広場から更に北側の"寶林寺"〜"地塘仔(Tei Tong Tsai)"へ至る山間ル-トに入る。木立の間の遊歩道を抜けると"東山法門"のゲ-ト、これより寶林寺を初め数々の禅寺が散在する地塘仔〜"東涌谷(Tung Chung Valley)"方面への舗装路が出来ていた。ゆるやかな下り坂、3年前に一度歩いたがあの時この辺りはたしか未だ舗装されてなかった?さらに驚くなかれッ! 金髪の尼さんに出会ったりして、ホント! 小1時間程も下った頃地塘仔に到着。あっちこっちに点在する禅寺の脇を通り抜けるといよいよ東涌谷に沿った下り坂。左手の東涌谷の雄大な渓谷は雑草樹木で見え隠れ、川の流れの音だけが聞こえる。滑りやすい小道を下って最後、"羅漢寺"と言う名の寺近くの車道に出た。しばらく車道を歩き"石門甲(Shek Mun Kap)"と云う交差地点のバス停に着いて今日の歩きはFinish、ト-タル約10km弱の歩きでした。このバス道路は東涌からランタウ島中部を横断して南側の海岸線から"梅窩(Mui Wo)"等に至る主要幹線道路。我々は石門甲からバスで東涌へ移動、丁度午後3時前頃でMTR東涌駅構内、中華店の飲茶の時間に辛うじて間に合った。 (LTT-4-:鳳凰徑,Lantau Trail Stage-4-) |
今日もまた非常に蒸し暑い日だった。LTT-4-は何回も歩いたル-トだったので登り坂も苦にならなかったが、昴坪から東涌谷へ下るコ-スは凡そ3年ぶり。途中のル-トが舗装されていたりして3年前に初めて歩いた時に感じた東涌谷付近に点在する古寺の情緒、幽玄的な静寂さが失われていた様に感じた。やはりこれも開発の嵐のせいか?
過去の関連レポ-トも参考までにご覧ください。 ⇒[2002年10月13日]彌勒山 ⇒[2002年6月9日]ランタウ島、昴坪〜貝納奇小徑 ⇒[2001年12月2日]鳳凰山(Lantau Peak) |