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はじめまして。わたしは今、友禅作家にして日本画家の方に水墨画を習っていますが、左手で筆を持って描いています。水墨画と言っても、掛け軸の山河みたいなものじゃなく、わらびとかひょうたんとかを、普通の半紙に描いています。先生は、筆の運びなどを考慮して、他の方とは逆向きに書いた図案(お手本)を作ってくれたのですが、この前、左で描く事について話し合いました。
今後、作品として描いていく時に文字が入ってきた場合、感覚的に左で描いた絵と右で書いた文字は馴染まないのでは、ということです。
例えば、年賀状で右上に「賀正」と書いて、左下に富士山の絵を入れる。当然右下に向かって山の裾野を低く伸ばすのが全体構図からいってもいいだろうと思う。しかし、右に向かって裾野を長くというのは右利きの方の利に叶った描き方で、左利きのわたしとしては左に向かって伸びるのがもっとも伸びやかで優雅な線になるわけです。 先生いわく、絵は見たままに描くのが基本だから、いずれは逆向きに描くのではなく、みんなと同じように描くのがよいだろうけど、筆運びの点で右利きの方よりは修行がかかるだろうと言われました。それでも左手で筆を持つこと自体はまったく問題ないといってもらえるので助かります。
そんな色々を考えるうちに、字も左で書けないかと思うようになりました。そこで質問なのですが(やっと本題に!)毛筆を積極的に左手で書くということについて何かご存知ないですか?筆運びなど問題があるのは事実ですが、それも含めてどうにかならないか、色々と調べてはいるのですが、左で書く習得の方法がないか、また左利きで活躍する書家の方がいらっしゃらないか、左利きネットワークに集まった情報の中にもし何か手がかりがあったら教えてください。よろしくおねがいします。
みきちゃさんの報告!
--なるほど裾野は左に流したほうが描きやすいですね。
いっそのこと、右利きの世界の構図のスタンダードを
意識しないで、自由にやるとユニークな世界が開けるの
ではないでしょうか?毛筆、情報のある方よろしくです。
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