Ruby on Railsって…

ものごとを「要するに」とまとめるのは、とても乱暴な行為だと思う。

「要するに」が本当に要するにであれば良いのだけど、たいてい微妙なところにズレがある。また、「あんたの注目してるところと違うところに意味があるんだよ」というようなこともある。だから、他人のやってることを「要するに」とまとめる時には注意が必要だし、他人が「要するに」とまとめてしまったものは眉唾で聞くべきだ。

という前置きをしておいて

Ruby on Railsって要するにMS Accessでない?

ということを思った。

もちろんいろんな舞台装置は違うし、方法も違うのだけど、「要するに」Web + DBでMS Accessみたいなことをやるのが、RoRではないかと思った次第。そう考えれば、他のもので模倣する時にも考えやすい。

RoR派の人達にしてみれば、「いや、DRYが本質だ」みたいに言うかも知れないけれど、言語やフレームワークの目的がアプリケーションを開発することだとするなら、DRYだなんだというのは手段に過ぎない。目指すものは結局「MS Accessみたいなもの」ではなかろうか?

そう考えれば「この手のもの」で何をするべきか、どうするべきかということがよくわかるような気がする。と同時に、限界もわかる。