同調圧力の犠牲者

調布の小5アレルギー死亡事故 再発防止へ報告書

事故につながった女児の「おかわり」は、クラスで目標としていた、給食の食べ残しをしない「完食記録」に貢献したかったからだと、同級生が新盆の際に泣きながら教えてくれたことを明らかにした。

また同調圧力の犠牲者か…

もうこういった「クラスみんなで力を合わせる」みたいなことはやめるべき。

いや、力を合わせて何かをすることは良いことだよ。でもね、それぞれにはそれぞれの事情がある。「力を合わせて何かをする」前提には、「それが可能だ」という見通しが必要。人数が少ない、目の届く範囲のことであれば、それはそんなに難しくない。でも、ある程度を過ぎるといきなり無理ゲーになるのだよ。

そして、そーゆー「連帯意識」の高いところだと、「それが可能でない人」は何らかの形で弾き出されるか、無理をさせられる。誰だって仲間外れは嫌だから、たいていは無理をしてしまう。

努力するのは悪いことじゃない。でも、努力は成功を約束するわけじゃない。あくまでも成功確率を上げるだけだ。過度に結果ばかりを見たら、過度な努力を要求することになり、それは下手をすれば人を「殺す」。

そろそろ「一つになる」ことは悪習ってことにしないか?