10年後通じるエンジニアになる方法

程々の忍耐と、程々の飽きっぽさと、程々のスルー力を身につけること。

まぁ何事も忍耐なくして、成功はない。一つのことを粘り強くやることは、どんなことにでも通用する。すぐ投げ出して身につくものはない。馬鹿らしいと思いつつも、基礎体力をつける、日々前進の努力をするのは大事だ。

ところが、コの業界に限らずエンジニアのいる世界では、「良さそうに見えて、その実たいして良い結果が出ないこと」は少なからずある。だから、闇雲に忍耐ばかりしていてもダメだ。また、いくら成功していることであっても、

イノベーションのジレンマ

というのは存在するので、仮に成功していても適当なところで見切りつける必要がある。

また、技術には流行り廃りがあるだけではなく、「単なる商品」をいかにも技術者に不可欠な技術かのように喧伝する人達がいる。そんなものに一々心動かされていても身が持たないので、適当にスルーしておくことが大事だ。と共に、

自分の評価

に対しても程々に鈍感でないと、器用貧乏への道を歩むことになってしまう。

まぁ言葉をいっぱいつけ加えてもしょうがないし、今どんな境遇にあるかによって、系はいろいろだろう。でも、この3つは大事だ。程々の経験のある人は、自分をふり返ってみて、同じように感じるのではないか。

PS.

個人的には「10年」くらいを単位で軸足を移してる気がする。「10年」は忍耐と呼ぶに十分だし、イノベーションのジレンマが起きるよりは短い。世の中も変化しているので、過去の悪行も忘れられがち。まー、イノベーションのジレンマが問題になる程成功したことはないけど、世の中のメインストリームが変わるくらいのことは起きてる。