まだlennyには移行しない方がいい

例によってダウンしてたわけだがw

今回はあまりにカーネルがおかしくなるということもあって、早々にlennyにアップグレードしたのが原因だ。etchの時よりも酷いことに。

元々、ここの環境にいろいろと問題があるということは、既に何度も書いている。

Xenで仮想化しているのだけど、software RAID5 + lvmをdomain0で用意してやり、その仮想ボリュームをdomainUにブロックデバイスとして見せるようにしていた。これがあまりに障害が多く、毎週のように異常になっていたので、直接仮想ボリュームを見せるのではなく、ファイルにイメージを作って見せるようにした。これでかなり障害は減ったのだけど、それでも何事もないわけでもないので、早々にkernelを更新したいと思っていた。

折り良く、lennyがリリースしたので、アップグレードすることに。Xenのアップグレードはちょっとハマりどころがあるのだけど、それは別記事に。

そうやってkernel含め諸々が新しくなったのだけど、かなりの頻度でpanicになる。etchの最終版よりもタチが悪い。panicになったら、さらにお約束のようにファイルシステムは壊れてfsckするハメに。

ふと思い立って、NICを玄人志向のGbE-PCI2の2枚差しから、1枚減らして、オンボードのNIC(Marvell)と両方を使うようにしてみた。これでいくらかpanicは減ったのだが、相変らずpanicすることは同じ。

Hansがあーゆーことになったこともあって、新しいkernelになってもRaiserFSにはあまり期待は持てない。次にファイルシステムを復旧するようになったら、jfsにでもしてみようかと思っている。この前、jfsのことはいろいろ書いたけど、kernelが新しくなった時に期待出来るのは、こういった「生きている」モジュールだ。まぁそんなに期待してもいないけどw

そんなわけで、まだetch末期程度の安定度はlennyにはないので、安定しているものが欲しい人は、lennyは使わない方がいいと思う。