「有機農法」ほぉ〜

雁屋哲の美味しんぼ日記より。

「有機」について

かなり前から「有機農法」という言葉はかなりうさん臭いと思っていた。だって、たいていの化学肥料やら農薬って、「有機化合物」でしょ。もちろん「有機農法」と言われた時にたいていの人が想像するのは、堆肥だとかでしょ。

で、件のエントリなんだけど、「有機」について説明してある。いや、知らなかったわけじゃない、もちろん一応既に習っていたことなんだけど、あらためて読んで気がついた。

要するに「有機」ってのは、元々生物由来のものを指していたわけだ。ところが、「有機化合物」は別に生物がなくても合成出来るようになったんで、あんまり「有機」って感じじゃなくなったんだけど、原意が「生物由来」を意味する言葉であることに変わりはない。

というところまで読んで気がついた。「有機農法」で言うところの「有機物」ってのは、今言うところの

有機化合物

って意味じゃないわけね。つまり、「生物由来のもの」を使ったという、言葉本来の意味が出て来ただけ。「有機化合物」は「有機物」のエミュレーションだけど、イコールじゃない。なるほどなぁ。

「有機農法」ほぉ〜” への4件のコメント

  1. いやいや、化学肥料はだいたい有機物じゃないよ。
    例えば硫酸アンモニウムとか、炭酸カルシウムとか、硝酸カリウムとか...

  2. あー、書いててそれも思いました。特に水耕用の肥料はそうですね。

    ただ、土耕用の肥料にはわりと有機化合物があると言うこと、また根から吸収されるものなんて基本的に無機化合物だとかいうこともあって、「有機うさん臭い」と思っていたわけです。

  3. 全然別の話ですが。

    『「有機」について』のリンクから
    Wiki (http://ja.wikipedia.org/wiki/Hypertext_Transfer_Protocol)
    に飛ばされたのにはビックリ。
    原因は http:// が重複しているから
    らしいです。
    なんか、新手のアクセス拒否か、とか、
    こっちのアクセスが HTTP として
    間違ってるのか?、とか、tcpdump して
    確認してみるかとか、色々考えて
    しまいました。
    ただ、ブラウザ(FireFox 1.5)が
    飛ばしているらしいので、
    他の人だとまた違う現象になりそう
    ですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です