私が嫌韓を嫌うわけ

私は嫌韓が嫌いだ。まぁこれは長く日記見ている人はわかると思う。

じゃあ、韓国が好きかと言われれば、微妙なところだ。韓国の街の熱気や猥雑さは大好きだ。仲の良い友達もいる。しかし、「国」とか「民族」として見た時にはそれ程好きではない。だから、嫌韓が嫌いだということと、これはまるっきり関係がない。

じゃあなぜ嫌うかと言えば、一重に「馬鹿らしい」からだ。

どう贔屓目に見ても、韓国は「先進国のフリをしたがる発展途上国」だ。確かに経済は先進国並になった。経済だけ取れば先進国だと言ってもいいだろう。しかし、以前の黄教授の時に呆れたように、「自ら進んで言論統制を求める」という不思議な国民だ。「国民が抑圧された言論の自由がない国」ではなく、「国民が進んで言論の自由を放棄している国」なのだ。つまり、そういった「啓蒙思想」的なものを求めてすらいない。経済以外は発展途上国未満でしかない。それは仮に彼等自身の文化であるにせよ、「先進国クラブ」に入るための資格を満たしていない事実だ。

そんな国が一々日本に噛みついて来ることに、一々反応する「嫌韓」を見ていると、「韓国^H^H暗黒面に落ちるなよ」と思ってイライラするのだ。愚かな他人は他山の石にするのが賢者で、「あの人達とは違う」と安閑とするのはただの馬鹿だ。もし他人に良いところがあれば真似ればいい。是は是、非も是に転化するものだ。

仮に彼等の行為が実害があったにしても、それは「犬が人を噛んだ」ことに過ぎない。犬と同じレベルになって噛みつくのは馬鹿だ。そりゃ噛んだ犬は勝ち誇るかも知れない。しかし、しょせん犬は犬だ。

そう考えると、「嫌韓行為」というのが、いかに馬鹿げたことかわかるだろう。

他の人の日記で多分いっぱいネタになっているだろうが、

韓国、親日派子孫の財産4億8000万円没収を決定

なんて事件があったらしい。2ちゃんのスレを見ると、普段嫌韓で燃え上がるような奴等まで、唖然としたような反応ばかり並んでいるのが印象的だ。まぁお約束の展開もあるわけだが、騒ぐよりも呆れたという反応の方が大きいようだ。

件の「決定」の馬鹿らしさは、今さら言うまでもなかろう。うちのじーさん(50年前に死んでる)の悪事で私が逮捕されるようなものだ。先進国が聞いて呆れる。いや、多分発展途上国であろうと、専制君主的な国であろうと、少なくともタテマエで法治をうたう国の「現代」にはありえん「決定」だろう。

こういった「国」をたとえネタでも嫌うべきだろうか? むしろ、「あっそ」と流しておくのが「忙しい大人」のするべきことだろう。せいぜい「暖かく見守る」くらいにしておくのがいい。まぁ「暇な大人」は解放運動でも何でもやりゃいいだろうが。

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