ジャンクフードなど、全く健康的ではない食べ物が美味しいと感じるのはなぜなのでしょうか?
私の答えは以下の通り。
まだ人間が調理を知らない時代、知っていても技術が至らなかった時代、人工的な味つけが存在しなかった時代は、美味しいことと身体に良いことは一致していました。美味しいということは身体に良いことだったのです。
ところが、人間が人工的に味つけをする技術を身につけてしまった結果、食べ物は「味」が一人歩きするようになりました。単なる水でも、昆布の味をつけたり塩味にしたりすることが出来るようになったのです。その結果、味と身体に良いことは一致しなくなりました。
なので、ジャンクなものであっても、美味しくすることが可能になりました。
他方、ジャンクなものの美味しさは、「味の濃さ」に由来するものが多いのですが、それはだいたいに健康的からは遠いことですね。