土曜日に中村屋のビーフシチューを食った。その時に、自分で作ってみるのも面白いではないかとゆー話になって、作ってみることに。こーゆーひたすら煮込むという料理は、手がかからなくて良いのだ。
とりあえずいつものようにハナマサで材料を購入。今回は牛腿肉を約1.5kg購入(何人で食うんだというツッコミがありそうだ)。本当はスネとかのようにスジばっているところが良いと思うのだが、なぜだかなかったので腿にする。100gがなんと99円だ。下手な豚肉より安い。あとは赤ワイン1本、デミグラスソース1缶(900gくらい)と玉葱。材料費は2000円ちょいくらいか。
まず玉葱をスライスに。本当はみじん切りにしたいところなのだが、どうも私は玉葱は苦手で、いっぱい泣いてしまうのだ。そこでスライスでごまかすことに。どうせ煮込めば溶けてしまう。5個使う予定でいたのだが、鍋の大きさのことを考えて4個ばかりスライスにする。こいつを鍋に油を入れて炒める。つまり、ルー。
炒めるのは良いんだが、22cm両手鍋はいっぱいになってしまう。おまけに炒める時に随分と重い。そりゃスライスだからかき混ぜる時にみんな追いて来てしまうのだから、重いのは当然だ。しょうがないので、キッチンハサミで切ることにする。混ぜては切り混ぜては切りをやっているうちに、適当に細かくなって混ぜやすくなる。そうしてる間に玉葱は炒まる。適当に塩だの胡椒だのを混ぜてから、赤ワイン投入。そのまましばらく煮つめる。赤ワインを半分ほど入れたところで量がそこそこになったので、とりあえずそれくらいにしておく。
牛腿を大き目に切り、塩胡椒して中華鍋で炒める。別にフライパンでもいいのだが、うちにはフライパンはないのだ。塩はステーキとかよりもかなり多めでいい。どうせ鍋に移せば程々になる。それから調整すりゃいいのだから、多くても少なくても気にする必要はない。肉のサイズは大き目にしておくのが良いだろう。ビビって小さく切ってしまうと、後で寂しい思いをすることになる。
とりあえず半分だけ炒めてから鍋に入れる。それだけでかなり鍋が危機的状況になる。残り半分を同じように炒めて入れようとすると… 全部入らない。しょうがないので入らなかった部分はそのまま食うことに。それでも一杯になってはどうしようもないので、ドンキホーテに鍋を買いに行くことにする。ちょうど22cmステンレス寸胴が950円だったので、それを購入。
購入した寸胴は「あくぬき」をしてから、玉葱を炒めてみる。本当は5個入れたかったので、残り1個炒める。安物の寸胴なのでいろいろツッコミどころを発見するが、それはまたの機会に。ワインの残りと野菜ジュースを400ccぐらい入れて煮つめる。適当に塩を入れてデミグラスソースも入れて程々煮つまったところに、最初の鍋のものを合わせる。鍋の都合でこういったことになった場合、煮つまり具合を合わておかないと味のバランスが妙なことになってしま
うのだ。
味見をする限り、塩梅としては悪くない。あとはひたすら煮込むだけだ。
デミグラスソースの投入のタイミングについては、ネットで調べても諸説あるようだ。実は牛肉は味つけの濃い煮物だと、なかなか味がしみこまないのであるが、私は「どうせゆっくり煮れば肉も溶け気味になるだろうから、早目に投入しても構わない」という方針で、肉の投入直後に入れてみた。