[2008年4月5日(土)] 三重/鈴鹿、竜ヶ岳(りゅうがだけ)

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コ−ス=
06:40(名鉄)新安城 発−07:31岐阜 着−07:50岐阜(車) 発−
-10:08石榑峠 駐車場着−10:15駐車場 発−11:10重ね岩−
-11:35尾根−11:50竜ヶ岳 山頂着−(昼食)−13:00山頂 発−
-13:30重ね岩−14:05石榑峠 駐車場着−14:15駐車場(車) 発−
-14:50温泉 着−16:30温泉(車) 発−17:50(夕食)−
-19:00岐阜駅 着−19:08(名鉄)岐阜 発−20:00新安城 着

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参考資料=≪全体図≫ ≪Yさん提供ル−ト図≫

今回は昨年12月、岐阜の“白草山”にお誘い頂いたYさんの二回目のお誘いで三重県は鈴鹿の“竜ヶ岳”へ。「鈴鹿の山」と云えば昔から有名なので、予めネットで調べてみたら鈴鹿山系には10以上の山が有って、今回の“竜ヶ岳”はその中の「鈴鹿セブンマウンテン」の一つ、標高1099.6mの山。場所は三重県いなべ市だが、ちょうど滋賀県との県境。“白草山”の時と同じく今回もYさん運転の車で登山口まで連れて行って頂くので楽勝!(^_^)

岐阜駅前で待ち合わせ、それから車は街中の何処をどう走ったのか? 殆ど憶えてないがいつの間にか「長良川」の川べり堤の上、二車線のまるで高速道路のような道をひた走り南下。三重県いなべ市に入って国道421号(八風街道)に入ると次第に上り坂、そして“石榑峠(いしぐれとうげ)”と云う海抜690mの高地まで。そこからが登山スタ−トだから実質的な登りは400mほど。しかしいきなり急坂登りの開始、石灰質の白いジャリ道や、溝状にえぐれたル−トをロ−プ伝いに登ったりしてかなり厳しい! 途中の“重ね岩”を経由してさらに急登坂は続き、再度溝状ル−トから枯れ木の群生地の様な所を抜けて笹の尾根へ至る。

後は快適な尾根歩き、斜面随所の残雪や遠景を楽しみながら一面の笹野原を歩いてやがて山頂へ到着。広い山頂にはかなりの数のハイカ−達も。快晴の空の下、360度の大展望は素晴らしく、鈴鹿の山の雄大さを満喫しながらランチタイム。その後、同じル−トを下ってスタ−ト地点の“石榑峠”へ、再びYさんの車で帰路へつく。途中、いなべ市の“阿下喜(あげき)温泉”で汗を流し、岐阜に入ってから回転寿司屋に立ち寄り皆で最後の晩餐! 車で名鉄岐阜駅まで送って頂きお別れ散会した。今日の実質的な歩行距離はわずか4km程だったがお陰で楽しい一日でした。

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↓名鉄岐阜駅、エスカレ−タ−で出口へ【写真No.01】、はす向かい交差点の先でYさんの車が待っててくれた。07:50出発、街中を抜けて途中停車、そこから微かに見えた“伊吹山”のズ−ムアップ【02】、今日は快晴だが遠景が若干ガスっている。こちらは走る車の窓越しに撮った“養老山系”【03】、左手奥に微かに見えるのが“鈴鹿山系”とか。車は左手“長良川”【04】に沿って堤上の道路をひた走る、、、川向こうの桜並木【05】、、、この交差点【06】から“いなべ市”へ、、、こちらも車窓から桜を眺め【07】、、、

↓正面に見えてきた鈴鹿の山々【08】、あの標識の先から右手に行くと有名な“関が原”、、、沿道の桜は今が満開【09】、、、車は国道421号を走って、、、どうやらあの付近が目指す“竜ヶ岳”か?【10】、、、徐々に山間部へ至る、、、狭隘な急坂が続き峠の手前に最初のコンクリートブロック【11】、車幅が2mを超える車は通行できないらしい! Yさんの車はサイドミラ−を倒してギリギリ通過! 行ける所まで行こう、と更にここから先へ進入、車は曲りくねった山間を上って行く、、、そして二番目のコンクリートブロック【12】の中に入ったら、10:08ここが県境の“石榑峠”だった【13】、この先はもう滋賀県。左手山の上には巨大な無線搭【14】

↓この無線搭はNTTの【15】。Yさんの愛車をバックに出発前の記念写真一発【16】。ここの峠は右手に目指す“竜ヶ岳”と左手の“釈迦ヶ岳”との縦走路の中間点【17】、そして峠から滋賀県、東近江市に向かう車道【18】。10:15、いよいよ出発、右手の土手からいきなり急登坂【19】、、、そして石灰岩の様な岩場【20】から、、、その岩場の登りへと続く【21】、、、

↓大きな石ころを跨ぎ分けながらの登り【22、23】、お次はロ−プを伝って攀じ登り【24】(ちょっとヤラセ!^_^)、抉れた溝を這い登って【25】、、、やっと普通の山道へ【26】、、、真正面に顔を出した目指す“竜ヶ岳”【27】、山頂近くには残雪が少し! 右手の遠景【28】

↓間もなく右斜め上に見えてきた岩場【29】が“重ね岩”か? その右手が“竜ヶ岳”【30】 この辺り稜線上の様な歩き【31】、白い斜面は石灰質の土手。徐々に高度が上がって右側(北東)の遠景が広がる【32】、あの右手の方角が岐阜方面かな? ふと後ろを振り向くとスタ−ト地点近くにあったNTT無線搭の頭が【33】、さらにその右手(南東)の様子【34】、、、正面に見えてきた岩場【35】、、、

↓白洲を一旦下って【36】、、、それにしてもホント真っ白、良質な石灰岩か?【37】、、、白洲を登ったら、今度はこんな木の中【38】、、、そして溝状に抉れた狭い急坂【39】、ジャリ状なので滑り易く、ロ−プ伝いに登って行く【40、41】、、、やっとまともなル−トとなって【42】、、、

↓登って行ったら【43】、、、11:10そこがあの岩場“重ね岩”だった【44】。左手にはスタ−ト地点“石榑峠”への標識【45】。この岩場で記念写真!【46】、岩場の正面から右手(南西)にかけての景観【47】、あのNTT無線搭と、その下右手へ続く山間ル−トは滋賀県、東近江市に向かう道。前方遥か彼方の山は“御在所山”と云うらしい! ちょっと左手の様子【48】、“重ね岩”をもう一度【49】

↓この後の登坂は再び溝状抉れ道【50】、、、ロ−プを使って懸命に!【51】、、、さらに高度が上がって返り見た遠くの“御在所山”【52】、その手前の山は“釈迦ヶ岳?、、、そして右側の山々【53】あの辺りはもう滋賀県の山だろう? この辺りまで来たら笹の葉だらけ【54】、、、最後の急坂か?【55】、、、そして11:35尾根へ登り着いた【56】

↓尾根は一面笹の葉に覆われていた【57】、これより快適尾根歩き【58、59】、、、時々後ろを振り返り【60】、、、右手の山の左、遥か彼方にうっすらと見えるのは琵琶湖とか【61】、初めて見た!、、、快適な尾根歩きが続く【62、63】、右手(南側)は急斜面。

↓そして所々に残雪が!【64】、、、左手遥か前方の山【65】は“御池岳”とか?、、、ル−ト上の残雪を踏んで【66】、、、もう間もなく山頂か?【67】、、、おッ、見えてきた山頂!【68】大勢のハイカ−も、、、11:50“竜ヶ岳”頂上到着【69】。そして三角点にハイッ、タッチ!【70】

↓山頂は広々としていてハイカ−も沢山、それだけ人気のある山なんだろう! 我々が登って来たル−ト以外にもいろんなル−トが有りそうだ【71、72】。そしてこんな立派な方角表示の案内板も【73】、、、ここで四人で記念写真【74】(これはYさんのカメラで撮影)、さらに我々二人でも【75】、、、さぁ〜待望のランチタイム、今日は二家族、野菜ス−プ【76】と、カレ−うどん【77】の大競演!

↓それほど気温は低くないが風が強いので寒く感じる中、暖かい食事で心身共に暖まる【78】、、、北東方面に広がる“濃尾平野”【79】、今日は遠景が若干霞んでいる。楽しい食事も終わってちょうど13:00山頂を出発【80】、元来た道を戻る【81】、、、途中、尾根から左下の急峻な斜面を覗くと【82】下の方に土砂止めのコンクリ−ト堤が見える。元のル−トを下って【83】、、、下って【84】、、、

↓さらに下って【85】、、、13:30“重ね岩”に有った標識【86】、ここ“重ね岩”から頂上まで40分掛かったが下りは30分! 登る時の感覚ではもっと時間が掛かった様な気がするし、下りは逆にもっと短時間だったような気がする。登りはきついので長く感じるのは当然だが、それにしてもその差がわずか10分なのが不思議?、、、枯れ木?のような林を抜けて【87】、、、あの溝状抉れ道【88】ずっこけるカミさん! ウインタ−スポ−ツの“リュ−ジュ”の様に滑り降りた方が早そう!(^_^)、、、石灰白洲を通り抜け【89】、、、間もなく最後の難関へ【90】、、、そう、あのロ−プ下りだッ!【91】

↓14:05スタ−トした“石榑峠”の 駐車場に降り立った【92】、ここでしばしの小休止の後、14:15駐車場を出発。、、、車は登って来た国道421号線を下って【93】、、、途中14:50に“阿下喜温泉”【94】と云うところで汗を流す! 風呂上りの牛乳は美味しそう!【95】、女の長風呂は待っちゃおれない、と運転するYさんには悪いけどこちらは一足先にビ−ル飲んじゃった!(^_^)  この後、岐阜に入ってから回転寿司で少し早い夕食、Yさんには名鉄岐阜駅まで送って貰ってお別れした。

初めての鈴鹿の山、地図を見たりネットで周辺の情報をチェックすると面白い。“木曽三川(きそさんせん)”と云われる濃尾平野を流れる木曽川、揖斐川、長良川。長良川と云えば2006年2月に岐阜金華山、稲葉山城天守閣から見下ろした長良川!  あの有名な鵜飼や唄の題名にもなった♪演歌を思い出した。またYさんの説明ではこの三川が合流する下流は昔たびたび水害を起こしていたため、江戸時代に薩摩藩が行った治水工事などでも有名とか、そう云えばそんな映画も観たな〜! なるほど川面より土地が低い箇所が見られた。

前回の岐阜の“白草山”と今回鈴鹿の“竜ヶ岳”、どちらも丸っこい容姿と山頂に木はなく、また山肌が笹に覆われている等、何となく似ているのは偶然なんだろうか? 少なくとも火山系ではないような? 奥三河の全山杉林や樹木に覆われた火山系の山とは大違い! それと“白草山”と“竜ヶ岳”、どちらも神社などが無くて、この点も三河の山とは違う。山岳信仰の歴史が無いんだろうか?


以下、Yさん撮影の写真もご覧下さい!



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