[2008年3月29日(土)] 明神山 (みょうじんやま)

≪後半≫

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コ−ス=≪前半≫
07:12(名鉄)新安城 発−07:48豊橋 着−08:12(JR飯田線)豊橋 発−
−09:54東栄 着−09:58(タクシ−)東栄駅前 発−10:15三ッ瀬登山口 着−
−10:20スタ−ト−10:45銀明水−11:10三ッ瀬峠−11:45ツツジ群生地−
−12:08五合目−12:15六合目乳岩分岐−12:30クサリ場−12:48八合目−
−12:55九合目−13:05山頂着−(昼食)-

コ−ス=≪後半≫
-13:45山頂 発−14:30六合目乳岩分岐−14:45胸突八丁頭−
-15:15胸突八丁入口−15:28鬼岩乗越−15:40鬼岩−16:08一服の岩−
-16:35乳岩分岐点−16:55乳岩峡入口−17:10(車)−17:20(JR)三河川合駅−
-17:40うめの湯−(車)−19:20食堂−20:12(JR)柿平駅 発−21:24豊橋 着−
−21:45(名鉄)豊橋 発−22:13新安城 着

《時刻で発着表示のないものは到着時刻です》

参考資料=コ−ス略図

≪後半概要≫
さすが1000mを越す山だけあって素晴らしい景観を楽しみ、腹ごしらへも済んでいよいよ下山。先ずは往路と同じ道を戻る。あのスリル満点だった“馬の背岩”から恐る恐る鉄ハシゴを降りたり、クサリ場でも上るより慎重に降りて六合目の“乳岩分岐点”まで。ここからは今日初めてのル−ト! しばらく緩やかな下りを行くと“胸突八丁”の頭、ここからの下りがかなり厳しい下りで、なるほど登りだったら文字通り胸突八丁! 荒れた急傾斜のル−トを下ってやっと“胸突八丁”の入口まで。その後も起伏が激しい下りが続き、“鬼岩乗越”と云うどうやら尾根の上辺り。

さらに下ったらその“鬼岩”と呼ばれる巨大な岩が数個も有って、そこでは数人のクライマ−達がロック・クライミングをやっていた。小さな沢を渡ってさらに下って“一服の岩”を過ぎたら“乳岩(ちいわ)”への分岐点。ここからちょっと“乳岩”へ寄り道しても良かったが時刻は既に夕方4時半、そのまま下ってやっと下山路も終わりに近づく。最後は“桟敷岩”と呼ばれる川沿いの平べったい見事な岩を見ながら“乳岩峡”の入口へ、この後は舗装路の歩きで民家がある地点まで来たら、通りがかりの車が親切に“三河川合”駅まで送ってくれた。

電車の時刻表を見たら1時間以上の間隔でしか来ない。そこでまた駅から20分程も歩いて温泉へ、その温泉で食事が出来ると思ってたら残念ながら昼食だけで夕食はやってない、と云われてガッカリ! 落胆したのを見かねたのか?温泉のオヤジさんが車で次の“柿平”駅手前に唯一ある喫茶レストランまで送ってくれた。レストランの女将曰く、車で送ってくれたオヤジさんは彼女のダンナだって! 何のことはない、親切心とばかり思ってたら商売だったのだ!(^_^) まぁ〜それはともかく、やっと晩飯に有りついて“柿平”駅から帰路につきました。全歩行距離13km程でした。 

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↓昼メシが済んで13:45、山頂を出発。元来た道を戻りだす【写真No.01】。山頂手前の急坂【02】を今度は下って、、、“馬の背岩”へ【03】。あの怖かった鉄ハシゴを慎重に下って、、、さらにクサリ伝いの岩下り【04】、やはり登りよりも下りの方が気を遣う! やがて七合目を通過【05】、、、岩に挟まれた狭いル−トも超えて【06】、、、やっと尾根の平道に出て【07】、、、最後の一登り!

↓14:30、一登りした所が“六合目乳岩分岐”【08】。つまりここまでは往路の≪前半≫【41】〜【68】を逆に歩いてきた事になる。ここで小休止の後、今度はここからコ−スを南、“乳岩登山口”にとってなだらかな下り道を行く【09】、、、10分ほどで右側の視界が開け【10】、14:45こんな標識【11】の場所へ出た。さらに傍には【12、13】、“胸突八丁の頭”とは? つまり“乳岩口”から“明神山”を目指したら、ここまでの登りが急坂と云う事だろう! と考えながら左手“乳岩口”に向かって下りだす【14】

↓なるほど、かなりの急坂!【15】 写真では分かり難いが【16】、、、カミさんの直ぐ2、3m後ろを歩いているのに、こんな角度【17】、、、岩や木の根っ子に捉りながらの長い下り坂が続く、、、凡そ30分近くも掛かって15:15やっと“胸突八丁”の入口【18】へ着いた。用心しながら下ったとは云え30分近くも掛かったのだから、ここからの急登坂は1時間も掛かるのでは? 今日はこちらのコ−スから登らなくてホント良かったッ!(汗) これより先も荒れたル−トの下り坂が続く【19】、、、二つの大岩が寄り添うように重なっている横をすり抜け【20】、、、周囲が明るくなって右手の山を見上げると正に岩山【21】

↓下りル−トとは云え所々にはこんなロ−プ伝いの登りも【22】、、、こんな標識【23】を通過して間もなく、、、15:28“鬼岩乗越”地点【24】に到着。周囲を見渡すとどうやら稜線尾根の上らしい? もう一つの標識【25】のとおり“乳岩登山口”を目指して更に下山【26】、、、左手の大岩【27】を迂回するように行ったら、、、その岩の反対側で何とッ! ロック・クライミングをやっているではないかッ!【28】

↓一人の若者がほぼ水平な岩壁の下にぶら下がって果敢に挑戦している【29】、、、さらにそのチョット先の岩でも別のペアが【30】、どうやら一人は女性のよう? 凄いッ! こちらは垂直な岩壁だ。見てるだけで○○○○が縮み上がりそう!(^_^) 15:40つまりこの場所が“鬼岩”だったのだ【31】。しばらく二人の挑戦に見とれてしまった【32】、、、ここから更に下って【33】、、、“鬼岩”の真下【34】をすり抜けると、、、またここにも別のロック・クライマ−が【35】

↓こちらは只今一人で挑戦中!【36】、、、それにしてもここ“鬼岩”はロック・クライマ−にとって絶好の場所なんだろうな〜! とても真似できないな〜! とか考えながらクライマ−達にお別れして下って行く【37】、、、小さな沢を横切り【38】、、、この沢の澄み切った水【39】、、、もうこれ以上は荒れ道下りはなさそう?【40】、、、もう一度沢を渡る【41】、、、また有ったこの標識【42】

↓この辺りは林の中の快適平道歩き【43】、、、今回初めての階段下り【44】、、、そして16:08着いた所が岩は無いけど“一服の岩”【45】、指示に従ってここでタバコを一服! その後、また少し荒れた下り道【46】を行く、、、この大岩の横【47】を行ったら小さな三叉路【48】、16:35ここが“乳岩”への分岐点らしい。標識の字が良く読めないがどうやら30分程で“乳岩”を周回出来そう! しかしもう夕方4時半を過ぎてるし、大岩巨岩はさんざん見たので素通りしましょう! とそのまま直進の下り道を行くと鉄の階段と神社の赤い旗指物【49】、もう下山口は近いぞ〜!

↓そして今度は沢に掛かる木の橋【50】を渡って、、、その橋の上から見た白洲【51】、、、渡り終えて振り向けば【52】、なかなか絵になる景観だ! もう一度橋を渡って【53】、、、今度こそ最後の下り坂【54】、、、すると荒れ果てた古屋一軒【55】、どうやら小店の跡らしい? さらに鉄橋【56】を渡って行ったその先に、、、

↓天竜奥三河国定公園“乳岩”の大標識【57】、その先の沢に広がる広い岩が名物“桟敷岩”【58】、とにかく水か綺麗だ! 澄み切って沢底までクッキリと【59】、、、“桟敷岩”の上を歩いて【60】、、、16:55着きました“乳岩峡入口”【61】。こちらから“明神山”を目指せばここが実質的な登山口。傍の案内板【62】を見ると、まだここから帰路の“三河川合”駅まで2.7km、40分も掛かるらしい! 仕方がない、歩きましょう、と舗装道をテクテク歩き【63】、、、

↓今日の長かった荒れ道の上り下りを思い出しながら、今度は気楽な舗装林道のテクテク歩き【64】、、、途中右手には、あの赤い旗指物の神社はここだったのか?【65】、、、そしてあの綺麗だった沢はこの辺りから“乳岩川”【66】となって下流で“宇連川(うれがわ)”に流れ込む、、、15分ほども歩いた頃、桜の下に民家の集落【67、68】。17:10別れ道が有ったので後ろから来た車に駅までの道を尋ねたら『お送りしましょうか!』と親切なお話! 早速乗せて頂く【69】、なんでも名古屋から子供さん連れで来た行楽客だった、、、車はアッと云う間、17:20にJR飯田線“三河川合”駅に到着【70】、ここも無人駅。時刻表を見ると1時間半程も待たないと電車は来ない。近所のお爺さんに温泉はないか、と尋ねたら直ぐ近くに有る、との事。

↓お爺さんに聞いたとうり、またテクテク歩き【71】、、、ほぼ満開の桜を眺めながら【72】、、、それにしても温泉はまだ先か?、、、“宇連川”に掛かる橋を渡って【73】、、、とうとう国道151号に出た【74】、そこに見えた“うめの湯”の看板、、、国道のテクテク歩きが続き、温泉が聞いたより遠いので少しイライラ!、、、右手前、何と云う木か?上に向かって立つ枝に綺麗な花、その向こう山手の岩山とのコントラスト!【75】、、、そして17:40、やっとこさ着きました“うめの湯”温泉【76】。結局駅から20分も歩いてきた。ここで電車の時刻を再度確認して19:00頃までユックリ温泉三昧!

今日の疲れを癒すこと1時間強、風呂から上がってイザ晩飯、と思ったら管理人のオッサン曰く、食事は昼だけで夜は出さない! そんな〜、ショック! 止む無く自販機のビ−ルだけ飲みながらオッサンの話を聞くと、この“うめの湯”は“三河川合”駅と次の“柿平”駅とのちょうど中間点辺りらしい。どうりで遠かったはず! 食事が出来る所を尋ねたら唯一喫茶レストラン一軒だけその“柿平”駅の手間に有るとか? 結局そこまでまた歩こう、と思ってたら気の毒に思ったのか? その温泉管理人のオッサンが車で送ってくれると云う、有り難や! 早速お願いして車に乗ると既に外は夜の帳、国道は真っ暗闇! 車のライトだけだ。ホント助かった、まったく田舎の人は親切だ! そのレストランがこれ【77】。お客は我々だけ、店の女将が云うには、車で送ってくれた温泉のオッサンは自分の亭主だって! な〜んだ、そうだったのか! 親切心だったのか?商売気だったのか?(^_^) 

↓19:20頃からレストランにて食事、その後また暗闇の国道を5分程歩いて“柿平”駅まで【78】。20:12発の一両編成の“豊橋”行き普通電車【79】に乗って今日の長〜い一日歩きが終わった。しめて約13km! 結局帰宅したのは夜10時半前、今までの日帰りハイクでは一番遅い帰宅でした。明日は日曜、ユックリ寝るぞ〜!

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今回の歩きは今までで一番ハ−ドで歩き応えのある、そして登りがいのある山登りだった。やはり先日の“鳳来寺山”もそうだったけど奥三河の山は素晴らしい! 深山の趣と幽玄渓谷の織り成す自然美は日本の山ならではだろう。ただ翌日になって分かったのは、カミさん共々久しぶりに太もも筋肉痛と、腕から肩にかけての軽いこわばり。 多分、慣れないクサリ場登りなどで普段使わない筋肉を使ったせいだろう。それにしても体力が落ちているのを痛感!

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