[2008年2月2日(土)] 三国山(みくにやま)

≪前半≫

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コ−ス=≪前半≫
07:12(名鉄)新安城 発−(金山でJR中央本線、高蔵寺行きに乗換)−
-(大曽根で名鉄瀬戸線に乗換)−08:23(名鉄)尾張瀬戸 着−(JR東海バス)−
-08:59上品野 着−スタ−ト−09:25岩巣山分岐点−10:00峠の民家−
-10:15宮下ファ−ム−10:40鳥居−11:10三国ウェスト農場下分岐−
-11:30頂上 着−(昼食)

コ−ス=≪後半≫
12:25頂上 発−12:50三国ウェスト農場−13:15鳥居−13:30宮下ファ−ム−
-14:20岩巣山分岐点−14:40上品野バス停 着−15:10(JR東海バス)−
-15:30尾張瀬戸 着−15:40尾張瀬戸 発−(名鉄〜JR〜名鉄乗換)−
-17:00新安城 着

《時刻で発着表示のないものは到着時刻です》

参考資料=コ−ス略図

≪前半概要≫
二月最初の山登りは“三国山”(みくにやま)701m。この山は昔の尾張、三河、美濃の三国の国境に位置するところから付いた名前らしい。現在の岐阜県との県境で、以前登った“猿投山”にも近い場所。いつものとおり登山口までの交通アクセスを調べてみると、自宅の“新安城”からは結構ややこしい! “金山”でJRに乗換、次にJR“大曾根”と云う駅で再度名鉄の瀬戸線に乗り換えて終点の“尾張瀬戸”まで。そこから更にバスに乗換えて“上品野”と云う終点まで行かなければならなかった。面白いのは名鉄瀬戸線と云うのが同じ名鉄でも名古屋本線その他、何処の線にも接続されてなく、ここだけ独立した線になってること。だから途中でJRを経由しなければならなかった。乗換のロス時間はさほどでもなく巧く接続しているが、それでも電車とバスで1時間50分ほども掛かった。

瀬戸市は有名な“せともの”の町、バスはそんな“せともの”店が多い街中から徐々に山手の方に向かい、終点の“上品野”に到着。周囲は民家が多かったが、歩き出して10分も経ったら人里離れた木立の中の歩きとなって延々と舗装路のダラダラ登坂が続く。最初は“三国山”の標識はないが、“養蜂博物館”とか“三国ウェスト牧場”の標識が沢山出ているのでこれを目安に歩く。沢沿いの歩き、九十九折の登り坂など周囲は木立に囲まれた舗装路の連続だ。やがて農家の集落まで来たら、“宮下ファ−ム”と云う牧場に立ち寄ったりして、やがて“養蜂博物館”の入口。博物館には寄らずに下り道大きく左カ−ブする所まで来てここで初めて“三国山”の標識。小さな“鳥居”の傍を通り、また上り坂。間もなく“三国ウェスト牧場”の近く、アンテナ郡が林立する峠まで。

チョット舗装路を外れてショト−カット、再び舗装路に出て後は殆ど平道を行く。テニスコ−トの横から細道を上がったら駐車場からの道に合流してそこが頂上だった。そびえ立つ巨大な展望台の一番上まで上がってビックリ! 360度の素晴らしい景観が待っていた。今日は朝から薄曇だったので風景は期待してなかったが、思ったより遠望が利き“南アルプス”、“御嶽山”、“白山”などの雪を冠した美しい山々を堪能できた。考えてみたら愛知県の山登りを始めてまだ10回程だが360度の景観に恵まれたのは初めて! しかしここも展望台がなかったら山頂周囲は木立に囲まれているので何も見えなかっただろう。

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↓08:23名鉄瀬戸線の終着駅“尾張瀬戸”【写真No.01】に到着、駅の裏横手にあるバスタ−ミナルからJR東海バス、08:39発の“上品野”行きのバスに乗って終点に着いたのが08:59【02】。その進行方向に向かって右側に入る道【03】、そこにはこんな看板が【04】、それを見たカミさんは蜂蜜を買いたい、と! 坂道を上り出す【05】、、、道は二手に分かれ右に行けば“祥雲寺”、左手に進んで【06】、、、高速道路の下【07】を潜り抜け、、、

↓緩やか上り【08】を進むと、、、間もなく平道、そして09:17左手の標識【09】、そのまま直進【10】、、、次は09:25右手への三叉路、ここが“岩巣山”分岐点の標識【11】と“東海自然歩道”のガイド【12】。地図で現在地を確認して、ここもそのまま直進、、、まだまだ舗装路の平道が続く【13】、、、今度は大きな三叉路【14】

↓近づくと【15】道は右手へ行かねばならない、、、舗装路歩きは足の裏が痛くなる【16】、、、左下を流れる小川のせせらぎ【17】、、、大きく左へ【18】、、、09:45廻り込んだ所にあった“三国ウェスト農場”の看板【19】、この手前から左の林の中へ通じる細道が有ったが、どうやら進めないらしい? そのまま舗装路を直進【20】、、、この辺りからコ−スはチョット急坂で、右へ左への九十九折が続く【21】

↓登坂の傾斜が緩やかになり、10:00頃に左上に民家【22】が見えてきた。どうやらこの辺が一つの峠らしい。農家の車だろう、時々軽四輪が走っている【23】。運転していた人の良さそうなオジサンが『三国の頂上はまだ遠いよ、乗って行きな!』と声を掛けられたが丁重にお断り! 頑張れッ!マウンテンバイクの兄チャン【24】、、、ハチの館まであと1.7kmだって【25】、、、軽い登りになったり緩やか登りになったり、舗装路歩きはまだ続く【26】、、、今度は右手にこんな看板【27】、10:15興味が沸いたか?カミさんが立ち寄ってみる【28】

↓この“宮下ファ−ム”【29】は養鶏、酪農【30】などを営んでいる牧場だった。自家製のタマゴで造るマドレ−ヌと新鮮なタマゴを注文して、帰路に立ち寄る事にする。登坂途中の別れ道、右へ行けば“郡民の森コ−ス”か?【31】。我々は左手へ向かう【32】、とにかくハチとウェスト農場が当面の行き先目安だ!、、、一しきり登ったところで先ほどの牧場を真下【33】に見ると、遠景を見ても霞んではいるがかなり高度が上がった事がわかる。コ−ス全体がスタ−トしてからここまで急激な登りではないので高度が上がってるようには感じないが、実際にはもう高度600m程か?、、、さらに前進【34】、、、やっと“ハチの館”が近づいたようだ【35】、しかし本日は休館! カミさんがっかり!  

↓なるほど前方の道【36】を右へ登れば“ハチの館”らしい! その角にあった標識【37】に初めて出てきた“三国山”、あと3km。標識どおり左へ進んだら緩やか下り坂【38】、、、そして大きく左へカ−ブ、その角にあった次の標識【39】、、、そして今度は右へのカ−ブ【40】、その左手は小さな鳥居の後側【41】、この時10:40。左手、里山風景の中に農家も見える【42】

↓とにかく長〜く感じる舗装路歩き【43】、いい加減飽きてきたな〜!、、、おッ、ここで初めて前方木立の間にアンテナが【44】、、、スタ−トしてから頻繁に見かけるこの看板【45】“ウェスト農場”とやらは未だか?、、、【46】、、、おッ、アンテナが近づいてきたな【47】、頂上は間近か?、、、前方から馬子?【48】、ちょうど左上手にはこんな黒いアンテナ【49】

↓11:10馬子のオジサンが『三国の山に行くなら案内してやるべ〜!』、と直進する筈の舗装路から右手の柵を除けて山道に入る【50】、聞くとあの黒いアンテナの下が“三国ウェスト農場”で乗馬教室も開いているとか! さらにこの足の短い格好悪い馬は? と聞くと“ポニ−”だ、と云うので馬の名前か? と思いきや『肩までの高さが147cm以下の馬の総称はポニー(Pony)』と云うらしい。私ャ−午年生まれだけど知らなかった!(^_^) さらにこちらが聞いた訳ではないが『この辺りの農家は昔、長野県からの開拓移住者が入植したが成功者は一家族だけだった!』との事。何だかブラジル移民の話を聞いたような錯覚!? 余談はさておき、左前方のアンテナ【51】を見ながら、、、、舗装路ではなくありがたい草道歩き【52】、、、直ぐに三叉路に出てオジサンとポニ−は右手へ【53】、我々は左手の道を行く、、、先ほどのアンテナ下の建物横【54、55】を通り、再び舗装路に出て右手へ【56】

↓いよいよ林立するアンテナ郡へ【57、58】、、、右手の柵に面白い落書き【59】、、、さらに前進【60】、、、その先は左手は行き止まり【61】、右へ進むと【62】、、、そこの左手【63】にテニスコ−トが有った。

↓テニスコ−トの左側【64】に進んで、、、狭い土道を登る【65】、、、おッ、遂に頂上だ!【66】この時11:30。ちょっとした広場に立っている巨大な展望台、早速上がってみる【67】、、、一番上まで登ったら何とッ、素晴らしい光景が待っていた! 先ず北東方面【68】、右側のかすかな雪山は“恵那山”、そのチョット左側に広がる“南アルプス”の山並み【69】。そして北にはあの“御嶽山”の威容【70】

↓さらに左手、北西には“白山”の美しい雪化粧【71】、もう一つ木立の間に見えるあの山【72】は? さらに西側、“春日井”方面の先をズ−ムアップして見えた山【73】は? 残念ながら山の名前が分からない? 誰か教えて! 南西側は名古屋方面【74】、最後に南側には手前の“猿投山”の遥か彼方、ガスに霞む“伊勢湾”【75】。参考までに、過日“猿投山”から見えたここ“三国山”と“御嶽山”、、、証拠の記念写真を撮って【76】、真ん中の大きなテ−ブルは石のコンパス【77】

↓そのコンパス・テ−ブルの上で昼メシ準備【78】。他に誰も居ないからテ−ブルを独占出来たけど! 幸い風も弱く、薄雲りながら素晴らしい遠景を見ながらの昼ごはんもまた格別!  

≪後半へ続く≫

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