[2006年9月3日] 東平洲、周遊
(“Tong Ping Chau” Excursion)

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コ−ス=KCR.大學-馬料水公衆埠頭-(09:00発 Ferry)-東平洲周遊-
-(17:15発 Ferry)-馬料水公衆埠頭−KCR.大學-(KCR)-MTR.九龍塘

参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約二年ぶりに全香港の中で最も東に位置する“東平洲”(Tong Ping Chau) と云う、中国に近い三日月型をした神秘の島?へ行く。地図では“平洲”と記載されてるが、通称では“東平洲”らしい? この島はその名のとおり山がないただの平べったい島。集合場所のKCR“大學”(Uiversity) 駅、下車ホ−ムに集まった参加者は今回もまた新人女性一人を含む計12名。今日の天気ははドンヨリ曇り空、気温28-31度、湿度87%。

朝8時15分、KCR“大學”(University)駅から歩いて10分強の“馬料水公衆埠頭”(Ma Liu Shui Ferry Pier)。二年前と同じく埠頭は何やら工事中! 不親切な案内標示に気が付かず埠頭を往復するハメになり、結局工事現場の外側、一番奥の桟橋がその“東平洲”行きの乗り場だった。桟橋は大勢の乗船客でごった返している。帰りの便と合わせ往復キップHK$80/人を買う。因みにこの島は土日曜日しかボ−トは出ず、しかも便数は朝夕各一本のみとか? 帰りのボ−トに乗り遅れたら一週間の島流しとなる!

二階建てのオ−プンデッキ・ボ−トは9時丁度出航! 最東端と云うだけあって地図上でも“新界東北部”の枠外、島まで片道1時間半もかかった。午前10時半、島に到着。早速地図と標識に沿って先ずは島の北側へ向かってスタ−ト、海岸には宮崎県日南海岸の名物“鬼の洗濯板”のような幾重にも重なった堆積岩と、美しい(それほど美しくはなかったが!(^_^) サンゴ礁の海に囲まれたビ−チが広がる。海の向こう、すぐ目前にはガスの中にボンヤリと中国の街並みも。1/3周程して最初の埠頭近くまで戻る。数件の民家兼寂れた小店の一軒で昼食、ビ−ルを飲んで時間潰す。その後5名はその場で海水浴や釣りに興じ、残った者7名は今度は埠頭から南側を廻るコ−スへ。島南端の大きな奇岩のビ−チで遊び、島中央部から元の海岸傍の食堂まで戻った。その後は船が出る時間までノンビリ過ごす! 夕方5時15分出航のボ−トに乗って“馬料水公衆埠頭”に戻ったのは6時45分だった。実質的に歩いた距離は約7q!

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↓KCR“大學”駅を海側に出て直ぐに左へ行くと大通り【写真No.01】。正面に“馬鞍山”(Ma On Shan)を見ながら陸橋を渡る【02】、陸橋の下は“吐露港公路”(Tolo Highway)【03】、陸橋を渡ったら左側に数本の埠頭が見える。しかしそのまま埠頭に向かって進んでも“東平洲”行きの乗り場は無くて、結局手前の工事現場の柵沿いの道を左に直進した一番外れの奥に乗り場が有った。たしか昨年もそうだったが案内が見落とし易い不親切標示! ブツブツ文句云いながらフェリ−ポ−トに着いた【04】。こんな二階建てボ−ト【05】に大勢の若者たちと一緒に乗り込む、ほぼ満席。午前9時、イザ出発! 桟橋の向こうはガスに霞む“馬鞍山”【07】

↓それにしても雨こそ降ってないが悪天候、濃いガスのせいで本来左手に見える“八仙嶺”(Pat Sin Leng) をバックに、すぐ間近の“船灣淡水湖”(Plover Cove Reservoir) の小さな堤すら見えない! ボ−トは“吐露港”を一路東へ、、、“赤門”(Chek Mun) 海峡に差し掛かった頃、漁船二隻が底引き網を上げていた【08】、、、間もなく右手に見える筈の“シャ−プピ−ク”も見えず!、、、出航して1時間を過ぎた頃前方のガスの中にその平べったい姿を見せた“東平洲”【09】、、、近づく島【10】。そしてちょうど10時半、ボ−トは“東平洲”に到着、、、突堤を渡った突き当たり正面の“平洲”歓迎標識前で記念写真【11】。島一周コ−スはここを起点に左右どちらからでも良いが、我々は先ずは右手、島の北側に進む【12】。木の上のキノコ【13】の下、、、海岸沿いの舗装された林の中の細道を行くと直ぐに数件の小店【14】。

↓その小店の先にはご覧のようなお寺?【15】、この右は直ぐに海岸で別の小店が一軒。二年前もそこで休憩したことを思い出しながら寺の門の左側の小道を進む、、、林の中を進む内、この標識【17】の先は警察署で突き当たり。標識手前から左折、、、林の中、金網沿いの何やら古い建物の横【19】を行く、、、間もなくこんな標識【21】。地図で位置を確かめて“斬頸洲”(Cham Keng Chau)と物騒な名前の方へ向かう!

↓この林の中の道は埠頭がある島の東側から横断して西側へ至るル−ト。間もなく高台の西側展望台へ到着【24】。幾重にも重なった岩、不思議な光景! 前回二年前はここから北へ進んで島北側を廻ったが今日は海岸へ降りて見る【25】。そして右側へ進むと“斬頸洲”と呼ばれる小さな岬、島との間がちょうど斧で断ち割ったような断層になっているのでこんな“首切り島”と名前が付いたとか?【27】。その断層の間を抜けたら釣り場【28】、但し糸一本釣りに限り許可、との注意書き!

↓ここの海岸でしばらく遊ぶ、、、許可されたとうり一本釣りを楽しむオッサン【30】、見事に釣れた魚はオコゼ?【32】。ドンヨリ曇った空だが蒸暑い! しかし直射日光もなく幸いか!

↓ここら“鬼の洗濯岩”の上で記念撮影一発【36】。幾重にも重なった堆積岩の上の散策、、、これは発泡スチロ−ルではないよ!【38】 死んだ珊瑚礁なのだッ! こんな不思議な岩の断層は地質学に興味がある人なら喜びそう!【40】、、、溜まり水に漂う水中花?【41】、岩の間の貝かな?【43】

↓北側遥か、あの火は中国の発電所か?【43】。たまには連れ合いとツ−ショット【45】。さらに岩の上を歩いて、、、どうやらこの辺りが島の北側“洲尾角”(Chau Mei Kok) の近くらしい【47〜49】

↓この辺りから島の北端を周り込んで東側に出る、今度は砂浜辺の歩き【50】、、、砂浜あり、大きな堆積岩あり、、、左側は中国だが濃いガスで見えない! 時刻はちょうど午後1時ごろ、元のフェリ−埠頭手前まで戻って来た【52】。海沿いの小店に入る。先の寺の門【15】の傍だ。チャ−ハンその他と、もちろんビ−ル! ビ−ルがあまり冷えていない、メシが出るのも遅い! まぁ〜時間はタップリ、ゆっくり待ちましょう!、、、、ノンビリと飲んだり喰ったり、ダベったり、、、

↓この子は何処の子?【58】、目の前ではダイバ−達も海から上がってきてランチタイム【59】。この後ユックリ昼休みの後、5人はそのままここに残り、他の7名は再び今度は島の南側に向かう。最初来た埠頭までの道【12】を戻って記念写真を撮った【11】上の東屋【60】へ。その横にはこんな石標も【61】、そのまま左側南東へ向かって、、、途中の標識【63】、“更樓石”(Kang Lau Shek)方面への歩き。

↓左手海岸を眺めながら廃家の前【65】を通り過ぎて天后廟の近くから海岸へ出た。しばらく砂浜の歩きから堆積岩の浜辺が続く【67】、、、岩の上の熟女三人【68】、、、間もなく海岸から内陸側へ【69】、、、海辺の岩とはまた異なるこの不思議な岩?【70】

↓間もなく島の東南端、高さ7〜8mも有るバカでかい大岩二つ【71】、近くにあった説明【76】を読むと長年の波浪風雨による浸食作用で出来た“更樓石”と云う名の石柱。私も登りたいッ! と熟女達も挑戦!【72】 お見事、登っちゃいました! その右手に広がるここにも“鬼の洗濯板”【75】。これよりまた海際に沿った林道へ、、、

↓林道は島の東端の“更樓石”を過ぎてから南側へ周り込む。なだらかな階段だが初めての登り坂で汗ビッショリ!【79】、、、坂の上の標識【80】を通り越してしばらく行くと三叉路【82】。直進すると島の南西側“龍落水”(Lung Lok Shui)を経由して午前中に行った“斬頸洲”へと至るが、我々はこの三叉路から右折、埠頭に向かって島を斜めに横断する小道へ入る【83】、、、これは廃家の跡かな?【84】

↓不気味な底なし沼?【85】の脇を通り過ぎたら道はまた舗装された小道となって、、、農漁処管理事務所【87】の横を通り、、、又もや廃家【88】、この島も昔は島民がそこそこ住んでいたんだろうな〜?、、、そして抜け出た所は島東側、午後に通って来た往路【89】、横の標識は【63】、、、間もなく埠頭が見えてきた【90】、、、

↓埠頭前を通り過ぎて昼メシを食べた小店へ到着、残っていた仲間と合流、時刻はまだ3時半過ぎ! 元気な二人は海水浴【92】。帰りの船は夕方5時15分、まだまだ時間はタップリ! またもやノンビリ過ごして時間潰し、、、4時半、桟橋に向かう。待っていた帰りのボ−ト【93】。夕闇が迫る5時15分“東平洲”を後にして【94】ボ−トは一路“赤門海峡”を行く、、、満足気な面々

“東平洲”は香港自然四景の一つとか? その割にはパッとしない! 今日は残念ながら曇天で真夏の海の景観が楽しめなかったが、まぁ〜その分、日が射さなくてグッ−! しかし超蒸暑かったな〜!

過去の関連レポ−ト。
[2004年8月15日] 東平洲、周遊(“Tong Ping Chau” Excursion)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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