[2004年8月15日] 東平洲、周遊
(“Tong Ping Chau” Excursion)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=KCR.大學-馬料水公衆埠頭-(09:00発 Ferry)-東平洲周遊-
-(18:00発 Ferry)-馬料水公衆埠頭−KCR.大學-(KCR)- MTR.九龍塘

参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は初めての島、全香港の中で最も東に位置する“東平洲”(Tong Ping Chau) と云う、中国に近い神秘の島。地図では“平洲”と記載されてるが、通称では“東平洲”らしい? 以前、資料を調べたら山がなくて名前どうりただの平べったい島、と云う事だったので今まで行ったことがなかったが、クソ暑い毎日なので、この際山登りは止めて行って見よう、と勇躍出発! 参加者は小さな女の子を含んで15名。天気は今日も晴れ、気温28-32度、湿度87%。

最東端と云うだけあって香港全図を見ても東北部の枠外、ボ−トで片道1時間半もかかる中国寄りの三日月型をした島。朝8時50分、ここも初めてのKCR.大學(University) から歩いて10分程の“馬料水公衆埠頭”(Ma Liu Shui Ferry Pier) に着いたら、予想に反して大勢の乗船客でごった返している。帰りの便と合わせ往復キップHK$80/人を買う時にオバチャンから云われたのは、本来17時15分のボ−トだが、今日は島へ渡る客が多いので臨時便を18時に出すからそれに乗ってくれ、との事! 因みにこの島は土日曜日しかボ−トは出ず、しかも便数は朝夕各一本のみ、帰りのボ−トに乗り遅れたら一週間の島流しとなる。ギクッ!

二階建てのオ−プン型ボ−トに乗って1時間半の船旅はノンビリしたもの。午前10時半、島に到着。早速地図と標識に沿って島一周歩きのスタ−ト、前もってWeb等で調べたとうり、海岸には宮崎県日南海岸の名物“鬼の洗濯板”のような幾重にも重なった堆積岩と、美しい(それほど美しくはなかったが!(^_^) サンゴ礁の海に囲まれたビ−チが広がる。海の向こう、すぐ目前には中国の街並みも広がっている。1/3周程した時、途中に有った5、6件の民家兼寂れた食堂の一軒で昼食、ビ−ルを飲んで時間潰し、その後4、5名はその場で海水浴に興じ、残った者だけで残りの2/3周近くを廻る。コ−ス途中から間違って? 島を横断する山道に入り込むが、直ぐに対岸に出て又もや大きな奇岩のビ−チで遊ぶ。元の海岸傍の食堂まで戻って後はノンビリと船が出る夕方6時前まで時間つぶし! 6時出航のボ−トに乗って全員無事に“馬料水公衆埠頭”に戻ったのは7時半だった。歩いた距離は約7q、完全一周コ−スを歩いても12、3q強程か? 小さな島だった。

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓KCR.大學を海側に出て大通りを行くと陸橋、その上から見た“吐露港公路”(Tolo Highway) [写真No.01]、その陸橋を渡ったら左側に数本の埠頭が見える。その内“東平洲”行きのフェリ−ポ−トは一番奥[02] に有った。桟橋の向こうの山は“馬鞍山”。大勢の若者たちと一緒に乗り込む、ほぼ満席。9時出航! 間もなく左手に見えて来た“八仙嶺”[06]、ボ−トは“吐露港”を一路東へ、、、  

↓[08]“八仙嶺”をバックに“船灣淡水湖”(Plover Cove Reservoir) の小さな堤の前を通過。間もなくボ−トは“赤門”(Chek Mun) 海峡に差し掛かる。後方に遠ざかる“馬鞍山”[09]。海峡を出た頃、今度は右手に見えてきた“シャ−プピ−ク”の威容[10]、、、出航して1時間を過ぎた頃前方にその平べったい姿を見せた“東平洲”[11]。ちょうど10時半、ボ−トは“東平洲”に到着、、、突堤を渡る一同[14]。

↓突堤突き当たり正面の“平洲”歓迎標識前で記念写真[15]。島一周コ−スはここを起点に左右どちらからでも良いが、我々は先ずは右手、島の東側に進む。しばらく海岸沿いの舗装された細道を行き、途中から海岸に出て砂浜や、重なり合う岩の上を歩く。再度舗装路に戻って林の中を進む内、いつの間にか警察署前の突き当たり。

↓後で地図で確認したら、結局この辺りから島を横断して“斬頸洲”(Cham Keng Chau) と云う何だか物騒な名前の岬へ出た[22]。その上で記念写真! この地点は島の西側。そこから次は島の北側“洲尾角”(Chau Mei Kok) を目指してしばらく林の中の歩き、、、途中、小休止を挟んで、、“洲尾角”の海岸に出た。 

↓今度は浜辺の歩き、、、砂浜あり、大きな堆積岩あり、、、海の直ぐ向こうは中国だッ! ここの標識は“平洲”でなく“東平洲”海岸公園となっている[33]。、、、しばらく岩の上でのアソビ! 

↓思い思いの記念写真! この辺りから島の北端を回り込んで東側の海岸となる。砂浜までその茎を伸ばした可憐な花、、、その砂丘を超え、また堆積岩の上を歩く。大きな珊瑚の塊も[40]、、、 ここでにわか雨が降ってきたが、幸い直ぐに止んだ!

↓時刻はちょうど午後1時ごろ、元のフェリ−埠頭手前まで戻ってきて海沿いに数件あった小さな食堂に入る。チャ−ハンその他と、もちろんビ−ル! 食事の味付けもなかなかグッ−! ユックリ昼休み後、4人はそのままここで海水浴、残った11人で再び今度は島の南側に向かう。最初の埠頭突堤近くの東屋、洒落た石の標識[48]、、、この前を通り過ぎると天后廟[49]。

↓こちらの海岸も堆積岩の浜辺が続く、、、間もなく島の南端近く、高さ7〜8mも有るバカでかい大岩[53]、近くにあった説明を読むと長年の波浪風雨による浸食作用で出来た“更樓石”(Kang Lau Shek) と云う名の石柱。我々も登ってみよう、と小さな女の子と5人で恐々挑戦[54]! 手前から眺める仲間[55]、石柱の上で記念写真[56」。

↓大岩の上から眺めた“鬼の洗濯板”[57]。これよりしばらく海際に沿った林道が続く、、、島の南西側だ。なだらかな登り坂を越してしばらく行くと分岐点に出た。埠頭に向かって島を斜めに横断する小道、、、そして抜け出た所は先ほどの食堂近く[62]、ここで海水浴を楽しんだ4人と合流[63]。

↓ここの砂浜から眺めた埠頭と中国側の街と山並み[64]、[65]。帰りの船は夕方6時、まだまだ時間はタップリ! しばらくここでノンビリ過ごして時間潰し、、、5時半、桟橋に向かう。近づく帰りのボ−ト[67]。夕闇が迫る“東平洲”[68] を後にしてボ−トは一路“赤門海峡”を行く、、、左手に再びシャ−プピ−ク[69]、女の子は疲れ果てて、、、[70]。

初めて行った“東平洲”は香港自然四景の一つとか? しかしそれほど感激するような美しい景観でもなかったな〜! まぁ〜一度行けば宜しい。二度も三度も行く必要はなし! サンゴ礁のビ−チも中国からのゴミがイッパイで汚かったし、、、ただ海には熱帯魚が多いらしく、シュノ−ケルをつけて潜ったり、キャンプしている若者が多かった。

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