[2006年6月25日] 梧桐寨群瀑
(Ng Tung Chai Water Fall)

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コ−ス=MTR.九龍塘-(KCR)-大埔墟-(Taxi)-梧桐寨-梧桐寨群瀑
(一の滝〜四の滝)-梧桐寨-(Bus.64K)-大埔墟-(KCR)-九龍塘

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年強ぶりに“梧桐寨群瀑”(Ng Tung Chai Water Fall)へ。新界中部“大帽山郊野公園”(Tai Mo Shan Country Park)内、“大帽山”(Tai Mo Shan) の北側麓の峡谷にある四つの滝の群瀑だ。昨2005年5月に行った時はそれまでの雨量が足らなくて滝の水も少なかったが、今回はここ一ヶ月ほど雨続き、そしてこの一週間ほどは晴れの日が多かったので、せっかく山に溜まった水もそろそろ枯れて来てるか? と心配しつつの企画だったが? 今朝のTV天気予報では晴れ、炎暑Hotマ−ク付き、Max気温33度湿度82%、集合場所のKCR“九龍塘”(Kowloon Tong)駅 改札口に集まった仲間は今日もまた新人男性一人を加えて計12名。

KCR“大埔墟”(Tai Po Market) 駅前からタクシ-3台に分乗、バス道路の“林錦公路”(Lam Kam Rd.)を15分ほど走ると左側に“梧桐寨村”(Ng Tung Chai Tsuen)の標識。ここからタクシ−は左折して上り坂、行き止まりの“同慶堂”と云う建物がある地点まで、ここがいつものスタ−ト地点。途中、“萬徳苑”(Man Tak Garden) と云う道教の寺の前を通り過ぎたら滝へのル−トとなる。蒸暑い中、鬱蒼たる森の中の登り道を30分程登ると先ず一の滝“井底瀑”(Bottom Fall)、大勢のハイカ−達が涼をとっていた。“梧桐寨群瀑”四つの滝の内、一番規模が小さい滝だがいつもより水量が多くて、これなら上部の滝も充分の水量だろう、と一安心。何せ『水の無い滝は単なる崖である!』。その後15分ほど登ると直ぐに二の滝“中瀑”(Middle Fall)、ここは豊富な水量で迫力充分!

ここからが森の中の急坂急階段登り。ユックリ登ってやっと三の滝“主瀑”(Main Fall) に到着。スタ−トして二時間弱で正午過ぎ。“主瀑”は35m の立派な滝。水量も充分! ここも大勢のハイカ−達で賑っていた。滝壷近く、三々五々と陣取ってランチタイム! 一時間ほど休憩した後、滝壷左手にある通行禁止の標識から、いよいよ最上部の四の滝を目指す。勝手知ったる少々危険なガケをよじ登って四の滝“散髪瀑”(Scatter Fall) に到着。この滝は高さは低いが名前の“散髪、散発”? のとおり横にスダレの様に水が広がる綺麗な滝だが、今日はスダレのほどまでの水量はなかった。

このあと“散髪瀑”から更に少し登ってやがて“大帽山”へ至る標識地点まで。そこからスタ−ト地点の“萬徳苑”まで今度は長〜い階段下りの下山ル−ト。“萬徳苑”で小休止のあと、今朝タクシ−で上って来た舗装路を今度はテクテク歩き。バス道路の“林錦公路”に出て6q弱の歩きをFinish!  間もなく来たダブルデッカ−に乗って“大埔墟”まで。駅構内ショッピング・モ−ル内の中華レストランでビ−ル&飲茶で最後の〆でした。

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↓KCR“大埔墟”から乗ったタクシ−は“林錦公路”の【写真No.63】から左折、坂道を登ってここ“梧桐寨村、同慶堂”が行き止まり【01】、そして出発前の記念写真。この右手の民家の横を通り抜けて左側へ、、、狭い舗装路の“萬徳徑”【02】を進むと直ぐに山門【03】、これを潜ってさらに進むと間もなく道教のお寺“萬徳苑”へ至る【04】。門の前を素通りして行くと川と小さな滝の傍に標識【05】、ここから左手の山道に入る。すぐに“三つの滝”の案内板【06】と“大帽山郊野公園”の標識【57】の三叉路、帰路はここに降りてくる事になる。先ずはこの山道を直進。

↓途中の階段となだらか坂道の歩き、、、左手に渓流の音を聞きながら鬱蒼と茂る林の中を登って行く、、、物凄い暑さ、、、汗ダクになりながら登ること約30分、雑草で見落とし易いが左手の脇道を下ると鎖手すりの階段が有り、一の滝“井底瀑”に到着【10】、大勢のハイカ−達【11】、、、この一の滝は両脇の岩に挟まれ、更に段差が上下二段あってあまりパッとした滝ではないが今日はかなりの水量! しかしハイカ−達が多くて滝の傍まで近寄れない【12】、しばしの小休止後、元の鎖階段を登って【14】、、、

↓また林の中の登り、、、直ぐに二の滝“中瀑”に到着【17】。ここは高さも水量もある立派な滝、今日の水量は迫力満点! しばしの休憩、涼をとる【18、19、20】。しかしここも大勢のハイカ−達! 逆光記念写真を撮って【21】、、、

↓そしていよいよ次、メインの三の滝を目指す、、、道は険しくなり鬱蒼と茂る森の中は、暑さと相間ってまるで熱帯ジャングルを思わせる! 前方に三の滝が顔を出した【23】、、途中立ち止まってはまた前進、、、苔むした石段を登り【25】、、、かなり登った地点から道は狭い崖ッ淵の細道を下り、大岩の左側【27】を回り込んだら三の滝“主瀑”【28】に到着した。

↓高さ35mの滝の上部【29】と下部【30】。ここもウンザリするほど大勢のハイカ−達でごった返している。皆長雨続きで今日の晴を待ち望んでいたんだろうな〜! “主瀑”は幅こそ二の滝より狭いが高さ35mの立派な“香港版華厳の滝”、水量も充分。滝壷近くで三々五々、各自持参の弁当を広げる。疲れた足は水に浸けて冷やすのが一番と【32】、、、何を祈るか? 生臭坊主が精神修養?【33、34、35】

↓滝に向かって左側、ちょっと角度を変えて眺めると【36、37】。滝壷での大休止を終えて出発前の記念写真一発【38】、滝壷の左側にある小さな階段、そこにこれより先は危険、との警告の標識を無視して登り出す【39】、、、過去何回も登ってるし、四の滝に行くにはル−トはここしかない。ジャングルの中、岩がゴロゴロの道を這い登る【40、41】、しかし昨年より登り易いぞ? 大岩も少ないし?、、、無事に上まで登り着き平道に出た【42】。

↓平道に出たら直ぐに四の滝“散髪瀑”【43】。高さはないが横幅広くスダレの様に水が流れる滝の筈だったが、今日はそれほどでも?【44】。この四の滝の出口【45】から下へ先ほどの三の滝“主瀑”に水は流れ落ちている。手摺の階段【46】で小休止した後、そこからしばらく登り道が続く、、、階段を一しきり登ったらやっと平道となってホッ!【48】、、、そしてまた平道の歩き、、、

↓竹林道を抜けるとそこは“大帽山”麓へ通じる中継点の小広場【51】。ここで小休止の後【52】の標識に沿って下山コ−スとなる。長〜い階段下り、、、左手に見えてきた山は“大刀YAN”(Tai To Yan)【54】、そして右手遥か彼方は“大埔”の街並みと“九龍坑山”(Kau Lung Hang Shan)【55】、30分強も階段を下って、、、

↓やっと最初の“大帽山郊野公園”の標識点着【57】。これより左手、元来た道を下って“萬徳苑”【58】境内で一休み。階段の上に立つ密教“道教”のお寺“萬徳苑”【59】。皆かなりくたびれているがいざ出発! 元来た山門を潜り【60】、、、さらに今朝タクシ−で登って来た舗装路を20分ほど下って【61、62】 バス道路の“林錦公路”に到着【63】

↓すぐ傍のバス停で今日の歩きを終える【64】、、、バスで“大埔墟”へ戻り、駅構内の中華店、ビ−ル& 飲茶で〆! 超暑かった一日、よく冷えたビ−ルが喉にしみる!

今日は物凄い暑さだった! 予報ではMax33度のはずだったが、下山した時に見た手元の温度計では36度! どうりでかなりのクタビレ方! しかしこれまで何回も来た“梧桐寨群瀑”で初めて滝壷に浸り、邪念を捨てての修業も出来たし? 何かご利益あるかな〜?(^_^)!

過去の関連レポ−ト。
[2005年5月15日] 梧桐寨群瀑

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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