[2005年5月15日] 梧桐寨群瀑
(Ng Tung Chai Water Fall)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR.九龍塘-(KCR)-大埔墟-(Taxi)-梧桐寨-梧桐寨群瀑
(一の滝〜四の滝)-梧桐寨-(Bus.64K)-大埔墟-(KCR)-九龍塘

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年半ぶりに“梧桐寨群瀑”(Ng Tung Chai Water Fall)へ。新界中部“大帽山郊野公園”(Tai Mo Shan Country Park)内、“大帽山”(Tai Mo Shan) の北側麓の峡谷にある四つの滝の群瀑だ。昨2004年は何故か雨量が少なかった年で、結局一度もここの滝に来なかった。今年も先週まで雨らしい雨が降らなかったが遂に日曜日、本当に久しぶりにの大雨でハイキングを止む無くキャンセル(涙)! その翌日月曜日もかなりの雨が降ったので、この分では豊富な水量の滝を見物出来るだろうと今日は期待しての企画だった! 曇天気温31度湿度90%以上、参加者は新人女性一人を加えて計13名。全員がここの滝は初めて!

KCRの“大埔墟”(Tai Po Market)からタクシ-3台に分乗、バス道路の“林錦公路”(Lam Kam Rd.)を15分ほど走ると“梧桐寨”(Ng Tung Chai)の標識点。ここからタクシ−は左折して上り坂、行き止まりの“同慶堂”と云う建物がある地点まで、ここが今日のスタ−ト地点だ。途中、“萬徳苑”(Man Tak Garden) と云う道教の寺の前を通り過ぎたら滝へのル−トとなる。超蒸暑い中、鬱蒼たる森の中の登り道を40分程登ると先ず一の滝“井底瀑”(Bottom Fall)、大勢のハイカ−達が涼をとっていた。思ったより少ない水量、その後15分ほど登ると直ぐに二の滝“中瀑”(Middle Fall)、ここはまぁまぁの水量だった。

ここからが森の中の急坂急階段登り。途中小休止を挟み、息を切らしながら登ってやっと三の滝“主瀑”(Main Fall) に到着。スタ−トして二時間弱で正午過ぎ。“主瀑”は35m の高さがあり立派な滝だが水量は思ったほど多くない、残念! ここも大勢のハイカ−達で賑っていた。滝壷近く、三々五々と岩の上に陣取ってランチタイム! 一時間ほど休憩した後、滝壷左手にある通行禁止の標識から、いよいよ最上部の四の滝を目指す。勝手知ったる少々危険なガケをよじ登って四の滝“散髪瀑”(Scatter Fall) に到着。やっぱり水量が少ない、この滝は高さは低いが名前の“散髪、散発”?のとおり横にスダレの様に水が広がる綺麗な滝だが今日は水が少なくてスダレになっていなかった。

このあと“散髪瀑”から更に少し登ってやがて“大帽山”へ至る標識地点まで。そこからスタ−ト地点の“萬徳苑”まで今度は長〜い階段下りの下山ル−ト。“萬徳苑”で小休止のあと、今朝タクシ−で上って来た舗装路を今度はテクテク歩いてバス道路の“林錦公路”まで。バス道路に出たら直ぐに“大埔”方面行きのバス停、そこで今日の約6q程の歩きのFinish。直ぐに来たバスに飛び乗って最後の〆は“大埔”の中華レストランで飲茶!

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓【写真No.01、02】ここがタクシ−行き止まり地点の“梧桐寨、同慶堂”で出発前の記念写真二発! 広場右手の民家の横を通り抜けて狭い舗装路の“萬徳徑”を進むと直ぐに山門【04】、これを潜ってさらに進むと間もなく道教お寺“萬徳苑”へ至る【06】。この前を行くと川と小さな滝の傍に標識【07】、ここから左手の山道に入る。

↓すぐに“三つの滝”の案内板と“大帽山郊野公園”の標識【08】、この山道を直進。左手に渓流の音を聞きながら鬱蒼と茂る林の中を登って行く、、、物凄い蒸暑さ、、、汗ダクになりながら登ること約40分、左手の鎖手すりの階段を下ってやっと一の滝“井底瀑”に到着【11】。 大勢のハイカ−達、、、この一の滝は両脇の岩に挟まれ、更に段差が上下二段あってあまりパッとした滝ではない。しばしの小休止。

↓さぁ〜出発だッ!【15】、次の二の滝“中瀑”はその直ぐ上【16】。ここは高さも水量もあり立派な滝だが今日の水量はもう一つ? 一同岩の上に座ってしばしの涼をとる。ここも大勢のハイカ−達! そしていよいよ次の三の滝を目指す【21】。

↓道は険しくなり鬱蒼と茂る森の中は、今日の高湿度と合間ってまるで熱帯ジャングルを思わせる蒸暑さ! たまらず途中小休止【24】、、、急坂階段をヒィ−ヒィ−ゼィゼィ!、、、かなり登った地点から道は狭い崖ッ淵の細道を下り【26】、、、やっと三の滝“主瀑”に到着【27、28】。高さ35mの滝の上部【28】と、

↓下部、そして滝壷【29】。ここも大勢のハイカ−達でごった返している。こんな事は初めて! 皆大雨の後を狙ってたんだろうな〜! “主瀑”は幅こそ二の滝より狭いが高さ35mの立派な“香港版華厳の滝”、しかしやっぱり今日は水量が少なくて残念! 滝壷近くから滝を見上げながら各自持参の弁当を広げる。疲れた足は水に浸けて冷やすのが一番【35】

↓滝壷で水遊びに興じ、、、ユックリと食後の休憩! 滝の上部、曇り空から一瞬、陽が射してきた【38】。滝壷の左側にある小さな階段、そこにこれより先は危険、と通行止めの赤い標識! しかし過去何回も登ってるし、四の滝に行くにはル−トはここしかない。意を決して先頭に立って登り出す。ジャングルの中、大きな岩がゴロゴロの道なき道をよじ登り、這い登る【39、40】。初心者や女性は大丈夫かな〜? と気になりながら、、、無事に上まで登り着き平道に出たら直ぐに四の滝“散髪瀑”【41】。高さはないが横幅広くスダレの様に水の流れる滝の筈だったが、今日は水量が少なくてスダレが見れない、残念!【42】。

↓記念写真を撮り終え、またしばらく登り道が続く。階段を一しきり登ったらやっと平道となってホッ!【46】! 竹林道を抜けるとそこは“大帽山”麓へ通じる中継点の小広場【47、48】。ここで小休止の後、【49】の標識に沿って下山コ−スとなる。

↓長〜い階段下り、左手に見えてきた山は“大刀YAN”【50】、そして右手遥か彼方は“大埔”の街並みと“九龍坑山”【52】、、、30分強も下ってやっと最初の“大帽山郊野公園”の標識点着【55】。左手、森の中にひっそりと佇む“萬徳苑”【56】はまさに密教“道教”の趣がイッパイ!

↓“萬徳苑”本堂下で小休止【57】、、、そして元来た舗装小道を戻り、山門下で今日最後の集合写真二発【58、59】! さらに今朝タクシ−で登って来た道を20分ほど歩いて【61】 バス道路の“林錦公路”に着いて今日の歩きを終える。幸い直ぐ来たバスに乗って“大埔”まで。中華店で飲茶で〆!

↓超蒸暑かった一日、よく冷えたビ−ルが腹にしみる、旨いッ! 今日は昼ごはんを食べたのに皆さん食欲旺盛! 負けました!

一年半ぶりだった“梧桐寨群瀑”、永い間雨らしい雨が降らなかったので先週二日間続けて降った大雨に期待しての滝行きだったが結果は? やはり大地が乾いててあの程度の雨では地中に吸われてしまったのか? 期待に反して滝の水量が少なかったのにはガッカリ! 因みに下記、前回のレポ−トと比較して見てッ! 水量がゼンゼン違います。

過去の関連レポ−ト
[2003年6月15日] 梧桐寨群瀑

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