[2006年5月7日] 蒲台島周遊
(Po Toi Island Excursion)

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コ−ス=中環-(Bus.260)-赤柱-(徒歩)-聖士堤反灣埠頭(10:00発Ferry)-
-蒲台島(10:35着)-蒲台島周遊-(15:00発Boat)-聖士堤反灣埠頭(15:35着)-
-(徒歩)-赤柱-(Bus)-北角

参考資料=「離島 郊區地図1998年第ニ版」
       「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は初参加の女性のリクエストに応えて“蒲台島”(Po Toi Island)行き。昨年8月以来9ヶ月ぶりだ! “蒲台群島”は大小四つの島々から成り、一番大きな島が“蒲台島(ポ−タイ島)”。地図上、島の南側すぐ先は“香港境南界線”(Hong Kong South Border) が走っている、つまり香港最南端の島。集合場所の“中環”(Central) の日本領事館のある“Exchange Square”の下にあるバス乗り場に集まった仲間はもう一人の新人男性一人と古い仲間の久しぶりの参加で計12名。“ポ−タイ島”行きのボ−トが出る“赤柱(Stanley)スタンレ−”の“聖士堤反灣”(St.Stephen's Beach) まで行くバスNo."6A"は昨年から日曜廃止になっていて、No."6"かNo."260"の“スタンレ−”行きに乗らなければならない。今日は久しぶりの日曜快晴、朝の気温31度湿度83%で既に夏場の気候! 

9時発バスNo."260"で出発、“スタンレ−”からタクシ−でフェリ−埠頭まで行くつもりだったが、あまりに近いせいか乗車拒否? 結局バス道路をテクテク歩きで埠頭まで約10分強、“聖士堤反灣”の埠頭へ着いて間もなくもう一人の仲間が追いついて来て合流、総計13名となった。小さな埠頭から10時丁度、昨年までとは打って変わって新しいボ−トで40分弱かかる香港最南端の島“ポ−タイ島”へ。船の甲板上で潮風に吹かれながらノンビリ船旅、今日の海はうねりも無くボ−トはスイスイと快適に海原を進む!

40分程で“ポ−タイ島”に到着。 桟橋の立派な標識は蒲台が"苔"となっている。即ちこの島は海草、海苔の産地! 桟橋から左手、民家の裏から舗装された階段を登り出す。渓谷脇の坂道階段を登って行くとやがて大きな岩の上に出る。その大岩の上の歩いて行くと直ぐに“牛湖頂”(Ngau Wu Teng) と呼ばれる峠。そこから右側の尾根伝いの歩きとなってしばらく行くと直ぐに三角点と休憩の東屋。200m弱の“無名ピ−ク”、単なる丘だが、眺めは素晴らしい! 南シナ海の大海原と遥か彼方には中国領の島々。時間はタップリ! ここでユックリ休んで景観を楽しんだり、お喋りしたり。

その後緩やかな階段下り、目前に広がる素晴らしい景観を楽しみながら島の南側に向かって下って行く。海岸間近の“昴装”(Ngong Chong) と呼ばれる半島のクビレ部分まで下ったら、今度は半島の丘の上までの登り。再度下って半島突端“南角咀”(Nam Kok Tsui) 近くの大きな岩場で遊ぶ。そこからル−トは帰路となり、岬途中の奇岩“佛手岩”(Buddha's Palm Cliff) を見物し、海岸沿いの道を元来た船着場付近まで戻って今日の僅か5q程の歩きを終える。埠頭のちょっと先の海辺のレストランで名物の海苔ス−プを味わい、3時発のボ−トで香港“スタンレ−”に戻ってきました。

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↓スタンレ−からバス道路“黄麻角道”(Wong Ma Kok Rd.)をテクテク歩き【写真No.01】、10分強歩いたらここ【02】から右折、その先の“聖士堤反灣”の埠頭へ。小さな埠頭でしばらく待つと昨年とは違う新しいボ−ト【03】が接岸。ちょうど10時、ボ−トは出航、二階デッキに陣取った仲間達【04、05】、心地よい潮風に吹かれてノンビリ船旅、、、ボ−トはスタンレ−半島突端のレ−ダ−サイト横を通過【05】、そして間もなくポ−タイ島が見えてきたぞ〜【07】

↓近づいてきたポ−タイ島埠頭付近【08】、、、そして上陸! 桟橋上の立派な石の案内板前で記念写真【09】、案内板の蒲台が"苔"、即ちノリとなっている【10】。桟橋の突き当たり、民家の傍の根元から枝分かれした樹齢何百年?の大木【11】から左へ、、、直ぐに右折して民家の軒下の先に有るこの標識が登山口【12】、、、しばらく樹木の中のなだらかな舗装された階段登りが続く。

↓やがて木々が無くなり視界が開けてくる【15】、、、さらに階段を登って間もなく大きな岩の上、振り向けば先ほどの埠頭がある“大灣”(Tai Wan) の入江【16】。岩の上で小休止【17、18】、ここは“長石排”(Cheung Shek Pai) と呼ばれるバカでかい大岩! この岩の上を行く【19、20】。照り返しで猛烈に暑い! 大岩の一番上部まで登った所から今度は舗装小道のなだらか登りが続き、標識の立ってる場所が“牛湖頂”と呼ばれる峠【21】

↓ル−トは標識から右に大きくカ−ブ、広々とした山麓となり尾根へと向かうなだらかな階段【22、23】。その先に見えてきた三角点と東屋【24】。三角点の手前、その亀裂が何かを連想させる変な岩(^_^)!【25】、、、三角点上でポ−ズをとるオジサンとオバサン【26】。間もなく全員頂上の東屋に到着、この東屋が唯一の日陰、時間はタップリ、ゆっくり休んでノンビリ過す大休止と記念写真撮影、北側のスタンレ−方面を望む【28】

↓今日は久々の日曜好天に恵まれ周囲の景色は誠に素晴らしい! 広大な南シナ海の海、、、真に香港最南端! 充分休んで下山開始! 舗装階段がず〜っと下まで続く。階段下りの途中から見た半島突端の“南角咀”【29、30】。遥か彼方には中国領の島々! 左後ろ入り江の向こうは“大角頭”(Tai Kok Tau) の岬【32】。階段の終わり近く、前方の丘の上の白い塔台小屋が見えてきた【35】

↓階段を一番下まで下ったらこの標識【36】、標識が新しくなったのは良いが、茶色の板に金色の字だから読みにくい! ここは“昴装”と呼ばれる半島のクビレ地点だ。標識から左折、綺麗な入江を左に見ながら【37】丘の上までのダラダラ登り階段【38】、その後ろが今下ってきた長い階段だ、、、登り階段の途中、左手に去年までは無かった新しい東屋【39】。そこを過ぎて更に続くダラダラ登り階段、、、とにかく猛烈に暑い!、、、間もなく白い塔台小屋【41】、振り返ると先ほどの“無名ピ−ク”【42】

↓白い塔台小屋【43】、ここから左手に“僧人石”(Monk Rock)と呼ばれる大岩がある! 振り返ると丘陵を走るル−ト【44】。ここから先が下り階段【46】となって下り切った所の標識【47】から右手が復路となりフェリ−埠頭の方へ至る。階段を下ってくる一行【48】。標識の前方が半島の突端、そこが“南角咀”で香港最南端!

↓ここは巨大な岩が幾重にも重なった海岸、、、永年の南シナ海の荒波で浸食されたのか? 不思議な形の大岩の上で遊ぶ【49、50〜54】、、、標識に戻って左手の階段を登り【55】復路をしばらく行くと、、、

↓今度はご覧の様に岩が合掌した“佛手岩”【58】 、指もちゃんと5本、爪までも完璧な不思議な奇岩! その傍で記念写真一発!【59】、、、のどかな湾内、、、対岸、向こうには崖に沿った復路の遊歩道も【61】、、、“佛手岩”からさらに進んで半島の復路を元の“昴装”まで戻る【62】。そして今度は海岸沿いの遊歩道【63】、右側は巨大な一枚岩、手摺のある階段を登って、、、

↓海岸沿いの遊歩道をしばらく行くと途中、左手海岸下の“千年石刻”(Rock Carving) へ下る標識【65】を通過、、、やがて舗装路が終わり、林の中の小店【67】を抜けると直ぐに元来た船着場近くへ至る【68】。右手に進み、最初のスタ−ト地点を通り過ぎてそのまま進むと直ぐに砂浜海岸【69】、そこの“海の家レストラン”【70】を目指す、、、今日は好天で大勢のお客、、、

↓蒲台の“苔”、最後の〆はやっぱり海苔(ノリ)ス−プだッ! うす味だが珍味でなかなかイケる。時間タップリ、、、ゆっくり呑んで喰って語って、、、そして乗船時間となりました。

今日は好天で素晴らしい景観を楽しめた。大変暑かったが比較的湿度は低くてグッ−! 最近はこの南の小島を訪れるハイカ−やマナ−知らずの観光客も増えているようでゴミが多いのが残念!
今回初参加されたお二人、またの参加をお待ち致します!

今回も行き損ねた島で一番高い山“東頭頂”(Tung Tsui Teng)242m、【写真No.21】の遠くに見える四角い電波反射板の付近! いずれ必ず行くぞ〜!

過去の関連レポ−ト。
[2005年8月7日] 蒲台島周遊(Po Toi Island Excursion)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が好きな人はいつでも参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由です!』 
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