[2005年8月7日] 蒲台島周遊
(Po Toi Island Excursion)

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コ−ス=セントラル-(Bus.6)-スタンレー(Taxi)-スタンレーピア(10:00発Ferry)-
-蒲台島(10:40着)-蒲台島周遊-(16:30発Ferry)-スタンレーピア(17:10着)-
-(Taxi)-スタンレー(Bus)-セントラル

参考資料=「離島 郊區地図1998年第ニ版」
       「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は1年4ヶ月ぶりの夏の定番、“蒲台島”(Po Toi Island) 行き。先月7月は17日、24日と私用続き、そして先週31日は朝から大雨でハイキングは中止! 今日は実に四週間ぶりだッ! “蒲台群島”は大小四つの島々から成り、一番大きな島が“蒲台島(ポ−タイ島)”。地図上、島の南側すぐ先は“香港境南界線”(Hong Kong South Border) が走っている、つまり香港最南端の島。今日の参加者12名。天気は晴れ、朝の気温32度以上、湿度83%の真夏!

“中環”(Central) の日本領事館のある“Exchange Square”の下にあるバス乗り場から昨年と同じく"赤柱砲台"(Stanley Fort)行きバス"6A"に乗る予定だったが、いつの間にか日曜日の"6A"は廃止になっていた。止む無く"6"の“赤柱”(Stanley)行きでスタンレ−まで、そしてタクシ−3台に分乗して“黄麻角道”(Wong Ma Kok Rd.)の“聖士堤反灣”(St.Stephen's Beach) の埠頭へ向かう。小さな埠頭から10時丁度、二階建ての小型ボ−トで40分程かかる香港最南端の島“ポ−タイ島”へ。船の甲板上で潮風に吹かれながらノンビリ船旅、しかし今日の海はうねりが高くボ−トはかなりの揺れ!

40分程で“ポ−タイ島”に到着。 桟橋の立派な標識は蒲台が"苔"となっている。即ちこの島は海草、海苔の産地! 桟橋傍の民家の裏から舗装された階段を登り出す。渓谷脇の坂道階段を登って行くとやがて大きな岩の上に出る。その大岩の上の歩いて行くと直ぐに“牛湖頂”(Ngau Wu Teng) と呼ばれる峠。そこから右側の尾根伝いの歩きとなってしばらく行くと直ぐに三角点と休憩の東屋。200m弱の単なる丘だが、眺めは素晴らしい! 南シナ海の大海原と遥か彼方には中国領の島々。時間はタップリ! ここでユックリ休んで景観を楽しんだり、お喋りしたり。

その後緩やかな階段下り、目前に広がる素晴らしい景観を楽しみながら島の南側に向かって下って行く。海岸間近の“昴装”(Ngong Chong) と呼ばれる半島のクビレ部分まで下ったら、今度は半島の丘の上までの登り。再度下って半島突端“南角咀”(Nam Kok Tsui) 近くの大きな岩場で遊ぶ。そこからル−トは帰路となり、岬途中の奇岩“佛手岩”(Buddha's Palm Cliff) を見物し、海岸沿いの道を元来た船着場付近まで戻って今日の歩きを終える。埠頭のちょっと先の海辺のレストランで名物の海苔ス−プを味わい、4時半発のボ−トで香港スタンレ−に戻ってきました。

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↓スタンレ−から乗ったタクシ−はバス道路“黄麻角道”途中から右折してこの標識【写真No.01】の先の“聖士堤反灣”の埠頭手前で下車。小さな埠頭でしばらく待つと昨年と同じ二階建ての小型フェリ−【02】が接岸。ちょうど10時、ボ−トは出航、船尾に陣取った仲間【03】、そして二階甲板上で心地よい潮風に吹かれてノンビリ【04】、昨年と同じオッサンが現れて【05】往復切符HK$40と帰りの時間(PM4時半)の予約。ボ−トはスタンレ−半島突端のレ−ダ−サイト横を通過【06】、今日はうねりが高く船は結構揺れる! 気分が悪くなった人も! そして間もなくポ−タイ島左岸に接近【07】

↓上陸! 桟橋上の立派な石の案内板前で記念写真【08、09】。案内板の蒲台が"苔"となっているのが見えるかな? 桟橋の突き当たり、民家の傍の珍しい根元から枝分かれした古木【10】、今上陸した埠頭を見ると大勢の団体客が降りていた【11】。民家の裏手、去年より新しくなったこの標識が登山口【12】、、、しばらく樹木の中のなだらかな舗装された階段登りが続く。汗が噴出し始めた頃、木々が無くなり視界が開けてくる。振り向けば先ほどの埠頭がある“大灣”(Tai Wan) の入江【14】

↓階段が終わって岩の上で小休止、そして今度は“長石排”(Cheung Shek Pai) と呼ばれるバカでかい大きな岩の上を行く【16、17】。照り返しで猛烈に暑い! 大岩の一番上部まで登った所にある標識【18】、これも昨年より新しくなったのは良いが、茶色の板に金色の字だから読みにくい!【18】。ここは“牛湖頂”と呼ばれる峠、ここから舗装小道を右手に行くと広々とした山麓となり、道はカ−ブしながら尾根へと向かう【19】。尾根まで登り着くと三角点と東屋が見えて来た【20】。三角点で昨年と同じくポ−ズをとるお兄さん【21】

↓間もなく全員頂上の東屋に到着、北側のスタンレ−方面を望む【23】。この東屋が唯一の日陰、時間はタップリ、ゆっくり休んでノンビリ過す、、、幸い好天に恵まれ周囲の景色は誠に圧巻、美しくも広大な南シナ海の海、、、真に香港最南端! 記念写真を撮ったあと下山開始! 舗装階段がず〜っと下、半島突端の“南角咀”【27】まで続く。遥か彼方には中国領の島々! 左後ろ入り江の向こうは“大角頭”(Tai Kok Tau) の岬【28】。

↓左右交互に青い海を眺めながらユックリ下って行く、、、階段の終わり近く、前方の丘の上の白い塔台小屋が見えてきた【33】。綺麗な入江を左に見ながら【34】、一番下まで下ってこの標識【35】から左折、“昴装”と呼ばれる地点だ。

↓丘の上までのダラダラ登り坂【36】、ふと振り返ると海沿いの丘陵を走るル−ト【37】。そして丘の上で小休止【38】。ここから左手は“僧人石”(Monk Rock) ! この辺り一体、とにかく大きな岩がゴロゴロしている。ここから先が下り階段となって下り切った所の標識【40】から右手が復路となってフェリ−埠頭の方へ至る。前方が半島の突端、そこが“南角咀”で巨大な岩が幾重にも重なった海岸だ、、、永年の南シナ海の荒波で浸食されたのか? 不思議な形の大岩の上を散策【42】

↓標識から右手の復路をしばらく行くと今度はご覧の様に岩が合掌した“佛手岩”【44】 、指もちゃんと5本、爪までも完璧な不思議な奇岩! その傍で記念写真一発!【45】、、、さらに進んで半島の復路を元の“昴装”まで戻る。そして今度は海岸沿いの手摺のある階段を登って最初の埠頭までの周回コ−ス【47】、、、右手は巨大な一枚岩【48】、、、海辺の岩の上に築かれた遊歩道【49】。

↓途中、左手海岸下の“千年石刻”(Rock Carving) へ下る標識【50】を通過、、、やがて林の中の小店を抜けると直ぐに元来た船着場近くへ至る【52】。最初のスタ−ト地点を通り過ぎてそのまま進むと直ぐに砂浜海岸【54】、ここの“海の家レストラン”に到着して今日の歩きをFinish! 先ずはビ−ルで乾杯! 隣の席に偶然居合せた知人の外人さん、自慢の歌のサ−ビス♪ 外人のギタ−流しだッ!

↓蒲台の“苔”、最後の〆はやっぱり海苔(ノリ)ス−プだッ!【61】。 うす味だが珍味でなかなかイケる。4時半発のボ−トまでは時間タップリ、、、ゆっくり呑んで喰って語って、、、そして乗船時間となりました【62】。

今日は好天で素晴らしい景観を楽しめた。大変暑かったが比較的湿度は低くてグッ−! 最近はこの南の小島を訪れるハイカ−や観光客も増えているようで、今日も大勢の団体客が来島していた。しかし我々が乗った“聖士堤反灣”からのボ−トは往復共に他の客は居なくて貸切状態! やっぱりスタンレ−から埠頭まで行くバス“6A”が無くなったせいかな〜?

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過去の関連レポ−ト
⇒[2004年5月30日] 蒲台島周遊

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