[2006年4月14日] 青衣、“三支香”
(Tsing Yi、“San Chi Heung”)

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コ−ス=MTR.茘景-(MTR)-青衣-(Taxi)-青芋街(保良局陳百強??青衣學校)-
一支香-二支香-三支香-青衣西路(電力廠横)-(Taxi)-MTR.青衣

参考資料=「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
香港は4月14日(金)〜17日(月)の4日間、“Easter Holiday”(復活祭)の連休! その初日今日14日は一年10ヶ月ぶり二度目の“青衣”(Tsing Yi) にある“三支香”(San Chi Heung) 334mに登る。この山は香港国際空港へ渡る“青馬大橋”(Tsing Ma Bridge)が掛かる島、“青衣”の南側にある山。今朝のTV予報では気温18−21度、湿度88%でちょっと涼しい天気だが相変わらずの曇天! MTR“茘景”(Lai King)駅のプラット・ホ−ムに集まった仲間は予想に反して6名。連休なので参加者は少ないのでは? と思っていたが!! 

前回は初回だったし地図も無いので参考資料を探して予習をしたが今回は二回目、MTR“青衣”駅からタクシ−で“青芋街”(Tsing Chin St.) と云う小さな道に入って直ぐの“保良局陳百強??青衣學校”と云う建物の近くの登山口までスム−スに行き着く。そこからいきなり階段登り、先ずは“一支香”までの登り、急階段から墓地の脇のなだらか階段登りに変わって頂上262m の東屋へ。そこから一旦下って次は“二支香”321m まで。前回ここは山道登り坂だったが今回はイヤな舗装階段に変わっていた。またここの頂上には大岩の上に観音像が有ったが今回は破損していた、心無い者のイタズラか? そして再度下って最後の主峰“三支香”(San Chi Heung) 334m までも舗装階段が造られていた。全く余計な事をしてくれるもんだッ! と思いつつ急階段を登って“三支香”の頂上三角点に到着。

“三支香”頂上は本来360度の景観が望めるが曇天ではそれも無理、遠景は望めなかったが近距離の風景はガスも少なくてまぁ〜まぁ〜だった。そして南側に下山、この下山ル−トはかなり荒れたガレ道でかなりの急勾配、さらに前日の雨か?朝の露か? ヤブと潅木が密生したル−トを下ってズボンも靴も濡れ濡れ! 前回よりもさらにル−トは荒れていたので、多分誰もここを通らないのだろう? やっと最後、火力発電所のかなり右手(西側)、倉庫のような建物の傍、“青衣西路”に降り立って今日の歩きをFinish! タクシ−でMTR“青衣”駅まで。約5Km弱、3時間の歩きの打上げはMTR“青衣”駅構内、飲茶の店でした。

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↓これが“青芋街”の目印の建物【写真No.01】、この対面の階段前で記念写真【02】、ここからスタ−トだ。寒いぐらいの天気だったが長〜い急階段を登ったら汗ビッショリ! 一しきり階段を登り切った所で小休止【06】。そのまま平道をちょっと行って、、、

↓右手の階段を登ると墓地【09】、、、ふと振り向けば“青衣”の街並み【10】。そして正面左上には【12】写真右手前から一支香、二支香、三支香、の山並みが続く。ル−トはなだらかな階段が墓地の間を縫って上の方まで続いている【13】。“青衣工業センタ−”付近【14】

↓肩付近までの登り坂途中右手西側にはガスに霞む“青馬大橋”【15】、間もなく最初のピ−ク“一支香”262m の東屋到着【17】。小休止の後、前回は気付かなかった近くの三角点【21】

↓道は一旦下り坂、ここから先、前回は土道だったのがコンクリ−トの間に木材が埋め込んである 舗装階段に変わっていた【22】。もう一度右手に“青馬大橋”【24】、そして“二支香”を目指して林の中の登り坂と続く【25】、、、間もなく無線塔の建物【26】脇を通り抜けたらその先の大岩が“二支香”ピ−ク321m【27】。岩の上の小さな⇒観音像は壊されていた。風で壊れる筈もなく、誰かのイタズラだろう? こんなバカな事をするヤカラは許せんッ! 皆でこの大岩の上にロ−プを伝って這い登る【28】

↓ちょっと大げさ!【29】、岩の上から眺めた先ほどの“一支香”とガスの中の“青衣”の街並み【30】。この後、また一旦下っていよいよ最後のピ−ク“三支香”【33】を目指す。木立の間の小道を抜けたら以前は土の坂道だったが今日はここも舗装された急階段、階段右手には以前と同じくロ−プが張ってあった【34】、無理に作った笑顔かな?【35】

↓登って、、、登って、、、振り返れば先ほどの“ニ支香”【37】、、、そして“三支香”334m の頂上に到着。周りには香港島やランタウ島など素晴らしい景観が広がる筈だが今日は全くダメ! 北側下に“青衣”と橋を隔てて“筌灣”(Tsuen Wan)【38】、南側眼下には“油庫”オイルタンク群【39、40】。三角点を囲んで記念写真二発!

↓そして前回の記憶を頼りに南側に向かって下山開始【43】、、、前日からの雨のせいか? 草ル−トは濡れてズボンも靴もビショ濡れ! 前回よりも雑草潅木が生い茂り、ともすればル−トを見失いそうになる。直下は目印の“電力厰”火力発電所【45】。かなりの急坂で岩の間を縫ったガレ道下りが続く、、、ここまで下ってやっと見覚えのある赤土の小広場【47】、ここから海側を見ればこうなるが、今回ここから左手の方に向かって直ぐに間違いに気が付いた。真っ直ぐ下に下らなければならない。振り返ると【48】、、、さらにヤブ道を下って低い崖を左に迂回したその下【49】

↓ここまで来たら後は簡単、、、か細いながらも草道ル−ト通りに下って、、、やっと舗装された小道に出て来る【50】。これより枯葉に覆われた舗装小道【51】を右手に行くと建物が見えて来た【52】、 ≪この建物は上から見下ろした火力発電所より右側の建物、つまり頂上からは発電所を目標に、そして途中の赤土の小広場【47】からはこのレンガ色の建物を目標に下山しなければならない。≫ ここの舗装小道も誰も通らないらしい? 雑草に覆われていた【53】、、、途中から先ほどの倉庫風な建物脇の車庫に出る【54】。おッ、日本トラック野郎!【55】、菊の御紋に“護国尊皇”などと意味解かって書いてるんかいな? 正面に海が広がる坂道を下った所は“青衣西路”【56】。この辺りどうやら公共の乗り物はなさそう? タクシ−を待ってMTR“青衣”駅まで。  

↓“青衣”駅ショッピングモ−ル内のレストランに飛び込んだ! “青衣”在住の仲間二人も駆けつけた! 店はちょうど飲茶の時間、いつもの様に先ずはビ−ルでカンパ〜〜〜イ! この店の飲茶はなかなか高級志向か? 器といい盛り付け方といい、ちょっと洒落ていたな〜!

二回目だった“三支香”、コンパクトな山ながら楽しめるコ−スだ! 山の地図が無いのが不思議なくらい? 南側への下山ル−トは“香港街道地方指南”では点線ル−トだが、かなり怪しいコ−スなので上のレポ−トに書いたように、しっかりと目標を見定めて下る必要があり、また一部危険な箇所も有るので要注意!

過去の関連レポ−ト
(この時は天気も良くて素晴らしい景観を楽しみました!)
⇒ [2004年6月27日] 青衣、“三支香” (Tsing Yi、“San Chi Heung”)

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