[2005年8月14日] 東龍洲
(Tung Lung Chau)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR西灣河-(Boat,09:45発)-南堂-鹿頸灣-ピ-ク-
-東龍洲周遊-南堂-(Boat,15:00発)-西灣河

参考資料=「離島 郊區地図1998年第ニ版」
       「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は10ヶ月ぶりの“東龍洲”(Tung Lung Chau) 周遊ハイキング。参加者12名、天気は台風崩れの今にも雨が降りそうな曇天、朝の気温32度、湿度84%! “東龍洲”は香港の数ある島 (無人島も含めて約250島) の中でも、ラマ島や知名度が低いポ−タイ島よりも更に知られていない知る人ぞ知る不思議な島! 市街地から最も近い島のわりには意外と"秘境"で大変魅力的な島だッ! 香港島の東端、“石澳”(Shek O)の沖合い“清水灣”(Clear Water Bay) 半島の南端間近に位置し、島の中央に高さ232mのピ−クがあり、東側海岸は急峻な岩場になっている。

“西灣河”(Sai Wan Ho) の“太安街”(Tai On St.) と云う大通りを海岸まで直行した所に“東龍洲”行きのフェリ−乗り場がある。今日の埠頭は殆ど人影は見えず。9時45分発のボ−トで約35分、島の北西側にある船着場、“南堂”(Nam Tong) に着く。そこから右(南西)側に向かって歩き出す。小道は舗装されていて右手の“藍塘海峡”(Lam Tong Hoi Hap) を眺めながらなだらかな登り坂が続く。途中の“石刻”(Rock Carving) と呼ばれる所にある展望台に立ち寄り、その後は山裾の海岸線沿いに曲りくねった小道を歩く。そして島のほぼ南側まで周り込んだ地点まで来ると“鹿頸灣”(Luk Keng Wan) と呼ばれる小さな岬のクビレ部分。

今日の参加者の内、数人だけでこの小さな半島まで足を延ばす。やがて仲間が戻り全員揃っていよいよ島唯一のピ−クを目指して登り出す。舗装小道の急坂をユックリ登ってやっと232mのピ−クに到達! “清水灣”の絶景が待っていた。次に三角点から尾根伝いに進むと巨大な円形建物の“導航塔”(Navaids Station) が有る。以前は入れたこの円形建物の屋上も二年前から建物の周囲に金網が張りめぐらされて入れない。

金網を伝って周囲を北側へ廻り込むと途中に下りル−トが見つかる。そこから“清水灣”の美観を眺めながらのヤブ漕ぎ下山! ブッシュに阻まれながら足場の悪い急坂を下る。一旦平地に出るが再度ヤブの中に入って、やがて麓近くの東側にある急峻な岩場近くを下ると、キャンプ場の平地となってそこの東屋に到着。しばし岩場の絶景を楽しんだ後、島の東側のキャンプ地がある丘陵地帯を歩き、元来た“南堂”の船着場まで戻る。予定どうり午後3時のボ−トで“西灣河”に帰着。今日の最後の打上げは昨年と同じ店、“西灣河”のB級中華グルメでした。総歩行距離は約7qほど。

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“西灣河”のフェリ−埠頭、あれが島へ渡るボ−トだッ!【写真No.01】。今日は台風後の曇天のせいか? 乗客も少なくて我々は二階デッキに広々と陣取る、、、ボ−トは一路“東龍洲”を目指して、、、途中すれ違った豪華クル−ザ−“Star Cruses”【03】、、、やがて船の舳先正面に見えてきた目指す“東龍洲”【04】、、、近づく桟橋【05】、そして上陸! 桟橋を渡ると数件の民家、ここが“南堂”だ。そこで記念写真2発!

↓この民家の軒下を右側、南西側に向かって進む。林の中の小道を行くと直ぐに標識【09】、これの“石刻”方面に向かって進むと右手に海が広がってきた、、、なだらかな登り坂を歩いてしばらく行くと三叉路の標識【12】。ここから右が“石刻”へ至る。我々は突き当たりの展望台で小休止【13】。目前に広がる“藍塘海峡”、右手遥かは“香港島”【14】

↓右手前は“将軍澳”(Tseung Kwan O) の東側突端【15】、新婚さんツ−ショット【16】と一眼レフ姉弟?【17】。眺めを堪能した後、先ほどの三叉路まで戻って今度は右手に進む【18】、、、山麓の舗装小道は右手の海を眺めながら、右に左にカ−ブしつつ島の西側を周り込んで、、、“鹿頸灣”の標識【19】を通り過ぎ、、、海の向こうは“石澳”(Shek O)方面【20】、、、道は続く、、、

↓やがて島の南側まで回り込んで“鹿頸灣”が見える地点まで来た【22】。黄色の手すりの階段を下って行って行くと、、、この標識【24】。ここから右手に進むと“鹿頸灣”の岬へ至る。数人の仲間達だけで岬まで。
(※その仲間が撮った写真は最下段に!)、、、やがて戻って来て一休み【25】。これより今日メインのピ−クまでの登りとなる【26】、、、汗ダクになって、、、フト後ろを振り向くと右手下は切り立つ断崖【27】、、、登り坂は続く、、、

↓徐々に高度が増して先ほどの岩場が下の方に【29】、、、道端の花、紫色が苦手なデジカメだが、今日は巧く撮れたぞ〜!【30】、、、さらに登り坂は続く、、、左手遠方に見えてきた“香港島”方面【32】と“将軍澳”方面【33】、、、やっとピ−クの間近まで登って来た、、、大きく右にカ−ブしたら右手すぐ横に三角点があった【35】

↓232mのピ−ク頂上北側に忽然と現れた美観、ここ“東龍洲”と対岸の“清水灣”半島のゴルフ場、そして“佛堂門”(Fat Tong Mun) と呼ばれる海峡【36】。その左手に続く“清水灣”の“田下山”(Tin Ha Shan) の山並みとその向こうの三角峰は“釣魚翁”(Tiu Yue Yung、英名:High Junk Peak)【37】。全員で360度の素晴らしい景観を楽しみながら記念写真二発! 小休止の後、尾根伝いの道を行くと前方に大きな円形建物【40】、その屋上には“導航塔”即ち船の為の電波燈台。しかし現在は建物内には入れない。

↓建物周囲の金網伝いに左側(北側) に周って行くと【43】、途中からヤブの中に下山道が見つかる。今度は今までとは一転、ヤブと潅木、更に岩がゴロゴロした荒れ道の急坂下りだッ!【44、45、46】、、、やっと下の平地まで降りて来て振り返り見たピ−ク【47】。そこから再度ヤブの中に突入【49】

↓ヤブを抜けたら今度は急坂ではないが、夏の潅木が生い茂った下りル−トを行く【50】、、、正面に広がる景観を楽しみながらの下り【51、52、53】、、、やっと一番下、キャンプ場の広場に到着。右手に広がる断崖絶壁【54】(この辺りの写真は最下段、前回のレポ−トに詳しくあります!)、、、そこの東屋で大休止【55】。午後2時20分、この東屋を出て帰路に着く【56】

↓“炮台特別地区”のゲ−トをくぐりながらふざけるオバサン二人!【57】、右手の複雑に風化した海岸線を望みながら小店の脇を抜けたら、、、なだらかな登り舗装坂【61】。この辺りは島の丁度北側になる。この小道の途中、左上手のガマ蛙に似た変な岩!【62】、、、小道の最後、スタ−ト地点の埠頭がある湾が見えてきた【63】

↓階段を下れば元の埠頭! ボ−トを待つ間【66】、、、やがて丁度午後3時乗船【67】、、、デッキに寝っ転がって昼下がりのノンビリ昼寝!、、、やがてボ−トは出発点の“西灣河”に到着【70】、林立する高層ビル傍の桟橋に接岸。

↓今日の打上げも前回と同じ店、、、地下鉄“西灣河”の前、“太安街”のB級グルメ店に飛び込む! この店は味もよく値段も安く文句なしにグッ−! いつものようにワイワイガヤガヤ! 衆院選はどうなるか? 小泉さんは明日15日に靖国参拝するか? イヤしないだろう?、、、とこのグル−プにして珍しくマジメな話!

↓下のこの三枚は上記印、“鹿頸灣”の岬まで行った仲間が撮ったものです。
岬の上から対岸の断崖絶壁を見る、滝が綺麗だ!【75】、同じく真下を覗き込んだらゾォ−!【76】、岬の真ん中にあるレ−ダ−【77】

今夏二回目の島巡り、“東龍洲”は台風崩れのドンヨリした天気だったが、さほど暑くもなく、また湿度もさほど高くなくて結構でしたッ! 今日初めてこの島を訪れた仲間にも喜んでもらえた。 香港の数ある離島の中でもここは適当な登りと下りが有って面白いし、景観もバツグン、、、だけど何故かあまり知られていない?

仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト (今回は撮らなかったキャンプ場周辺の切り立つ断崖絶壁が写ってますよッ!)
⇒[2004年10月10日] 東龍洲

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