[2004年11月7日] 釣魚翁郊遊徑(釣魚翁〜田下山)
(High Junk Peak Country Trail)
≪Tiu Yue Yung〜Tin Ha Shan≫

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus91清水灣)-五塊田-上洋山-下洋山-釣魚翁-
-蝦山篤-田下山-大廟アウ-布袋澳-(MiniBus)-MTR坑口

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
 「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は“清水灣郊野公園”(Clear Water Bay Country Park) の“釣魚翁郊遊徑”(High Junk Peak Country Trail) を歩く。昨年11月以来だがあの日は天候に恵まれず、結局メインの“釣魚翁”(Tiu Yue Yung、英名:High Junk Peak) も“田下山”(Tin Ha Shan) も登らずに、それぞれ麓を歩いただけだった。従って厳密に今日と同じコ−スを歩いたのは2003年1月以来の1年10ヶ月ぶりだッ! 参加者12名、今日の天気は晴れ、気温25度、湿度79%。MTR“鑽石山”(Diamond Hill) 駅構内のバスタミ−ナルからダブルデッカ−に乗り“清水灣道”(Clear Water Bay Rd.) の“五塊田”(Ng Fai Tin) で下車、道路脇の東屋、標識点から先ずは階段登りからスタ−ト。

階段を登って丘の上まで出る。そこから先ずは前面の最初のピ−ク“上洋山”(Sheung Yeung Shan) 260mを目指す。その後は小さなコブを越え尾根伝いの道を行く。今日はやたらハイカ−が多くて途中度々渋滞気味! “下洋山”(Ha Yeung Shan) を過ぎたら道は二手に別れる分岐点。右側はそのまま郊遊徑へ、左側は危険表示があるが尾根伝いに“廟仔[土敦]”(Miu Tsai Tun) からこのコ−ス上の主峰“釣魚翁”ハイジャンクピ−クへ至るル−ト。草に覆われた道を登って行くと前方に目指すハイジャンクピ−クが迫る。そのまま登って最初手前の標高300m程の無名ピ−ク。そこから一旦下り、いよいよ目前のハイジャンクピ−クを目指す。急傾斜の登り道が一直線に頂上まで伸びている。石ころと岩と砂の登りにくい道を全員懸命にアタック!

そして頂上344mに到着。狭い頂上は香港人ハイカ−が三角点を占領、我々はその横で小さくなって小休止。考えてみたら過去数回来た時はいつも天候に恵まれなかったが今日はまずまずの好天、素晴らしい景観を楽しめた。下山は急峻な下り坂だが他のハイカ−の渋滞に巻き込まれて思うようには下れない。モタモタしながらやっと麓の標識点まで下りて後は山中腹の平坦道がしばらく続く。左手に文字通りエメラルドグリ−ンの美しい“清水灣”を見下ろしながらの快適ルンルン歩き、その後下り階段になってバス道路の“大拗門路”(Tai Au Mun Rd.) に近い“蝦山篤”(Ha Shan Tuk) の標識点着。

今度はここから“田下山”(Tin Ha Shan) 273mを目指しての階段登り。長〜い石段を登って肩まで辿り着いて小休止。本来の“釣魚翁郊遊徑”は“田下山”の頂上は通過しないが、我々は右上の頂上まで道なき道を掻き分けて登る。さすがにここまでは香港人ハイカ−は来なかった。ここでも暫し風景を眺めた後もとの郊遊徑に下山、あとは郊遊徑をそのまま南に進んで尾根道が終わり、散在する大岩の間の石段を下って最後はゴルフ場に通じるゲ−ト前の“大廟[土幼]”(Tai Miu Au) に下山。そして車道をしばらく行き、静かな漁村の“布袋澳” (Po Toi O) に到着して今日の歩きをFinish! 約7q程の歩きでした。

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓バス停“五塊田”の出発地点で記念写真【写真No.01】、後ろの階段を登ると道は二手に別れるが左側の“大廟”に向かう【02】。更に階段を登って行くと直ぐに丘の上、そこから前方に見えた“上洋山”【04】、しばらく平道の後、登り坂に差し掛かる【06】、【07】

↓直ぐに“上洋山” 260m頂上着、北東の海に浮かぶは“牛尾洲”(Ngau Mei Chau)【08】、北側手前は今登って来た道と、遥かその向こうはガスに霞む“鷓鴣山”(Razor Hill)【09】、そして前方南には目指す“ハイジャンクピ−ク”の鋭鋒!【10】。“上洋山”頂上からはしばらく小さなアップダウンの山道が続く、、、やがて間もなく“下洋山”への登り坂【13】、これも直ぐに越えたら前方に大勢の人だかり【14】。

↓そう! ここに⇒危険表示の柵が有り香港人ハイカ−達が躊躇していた【15】。郊遊徑はそのまま直進、左に登れば“廟仔[土敦]”経由で主峰“ハイジャンクピ−ク”へ至る。我々はもちろん左側へ! 草を掻き分けながら登って行ったら間もなく標高300mの無名ピ−クに登り着く。素晴らしい眺めが待っていた。南東の“清水灣”【17】、西には“将軍澳”方面【18】。このピ−クで小休止しながら目前の“ハイジャンクピ−ク”の威容に見惚れる先発隊長!【21】。

↓ススキの向こうの“ハイジャンクピ−ク”【23】 を眺めながらル−トは一旦下り坂、そしていよいよアタック開始前に呼吸を整えるお姉さん【25】、沢山のハイカ−が登っている。振り向けば先ほどの無名ピ−ク【26】、さぁ〜頑張って登ろう!【28】

↓笑顔で登るオバサン二人【29】、、、そして呆気なく頂上344mに到達。狭い頂上は香港人ハイカ−が三角点に陣取って我々は隅の方で小休止! 若干ガスってはいたが360度の景観を楽しむ。“清水灣”方面【30】、これから歩く尾根と“田下山”方面、その右手遥かに“大廟灣”(Tai Miu Wan)【31】。“清水灣”をバックに記念写真を撮ったら下山開始、、、直下の急峻な岩場から荒れたガレ道を下って、、、ここでも渋滞に巻き込まれた! やがて麓の標識点へ【35】。

↓ここの標識点も大勢の人だかり【36】、これより南側に向かって山中腹から尾根伝いの快適ル−トが続く、、、振り返れば今下山してきた“ハイジャンクピ−ク”【38】、、、間もなく“清水灣”を左前方に眺めながらの尾根道歩きが続く、、、。

↓山裾の曲りくねった道を行く、、、やがて“清水灣”が左真下に見える位置、文字どうりエメラルドグリ−ンが綺麗な“清水灣”【45】。そして下りに差し掛かる手前で海を眺めながら小休止! 前方の山はこれから登る“田下山”【48】、、、階段を下り始める。

↓階段を下り切ったら“大拗門路”に近い“蝦山篤”の標識点【51】。ここから更に前進! 階段を登り始めたら沢山のラジコン飛行機が飛んでいた。ここは以前からラジコンファンの溜まり場だッ! 目まぐるしく飛び回るラジコン機を撮るのは至難の技!【53】。“田下山”への長〜い階段登りが続く、、、。

↓時折足を止めて返り見る風景、、、ここの階段も渋滞状態! 何で今日はこんなにハイカ−が多いのだろう?、、、そしてやっと階段も終わって“肩”に到着【59】。小休止の後すぐ右手の“田下山”へ、、、、ル−トは無いが小岩と草の斜面に別け入り一気に頂上まで、、、 273mの頂上から見た“清水灣”を挟んで左手は“ハイジャンクピ−ク”と右側は“大嶺恫”【61】。さすがにル−トがないこの“田下山”までは香港人ハイカ−は来ていない。記念写真を撮って元の郊遊徑へ下る。

↓しばらく尾根道を行くと下り階段、その階段途中から正面に見えた“清水灣高爾夫球場”(ゴルフ場)【65】、その右手の島は先日行った“東龍洲”(Tung Lung Chau)【66】、そして左下にはビ−ルが待つ“布袋澳”【67】。大岩がゴロゴロ散在する脇の階段下り、、、ここで又もや猛烈渋滞に巻き込まれる、フッ−! もうチョット早く歩けば良いのにッ! ブッブッ!   

↓右手下には“大廟灣”【71】、地図上ではあの小さな桟橋から“西灣河”(Sai Wan Ho) へのフェリ−が出てるようだが? やっと階段の終り、標識【72】から左に行くとゴルフ場に通じるゲ−ト前の“大廟[土幼]”に到着【73】。車道を左手に進み“布袋澳村路”へ右折【74】、、、そのまま車道を下って行く、、、左手には美しく静かな湾と養殖筏の向こうには今日登って来た“ハイジャンクピ−ク”の雄姿! ここからの眺めはまるで香港版マッタ−ホルン!【76】、やがて小さな漁村“布袋澳村”に到着。

↓先ずはビ−ルでカンパ〜イ! “布袋澳”は知る人ぞ知る、知らない人は知らない、海鮮料理の穴場。エビ、貝類に始まってメインディッシュは皆さん大好物の蒸し魚の醤油煮! この汁をご飯にブッカケたら本当に最高の味!、と皆さん満足気な笑顔!、、、ただ一人を除いてねッ!

“清水灣郊野公園”にはもう一つ“龍蝦湾郊遊徑”(Lung Ha Wan Coutry Trail) と云う半島を横断するコ−スがあり、こちらは独立峰の“大嶺恫”(Tai Leng Tung) 291m を中心とした簡単コ−ス。今日の“釣魚翁郊遊徑”は珍しく香港人ハイカ−達がワンサと押しかけていてコ−スはアッチコッチで渋滞! 彼等の悪口は云いたくないが、、、でも言わせて貰うと、、、チンタラ歩きで声高お喋りが通例! こちらも決して足が速い方ではないが、それでも平道や下りでもあれほどダラダラと歩かれたら後ろについてたらイライラしてしまう。しかも今日はサンダル履きや革靴のアンチャン達もいたのには参った。
過去の関連レポ−ト
[2003年1月26日]釣魚翁郊遊徑(釣魚翁〜田下山)

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング