[2004年10月17日] 紅花嶺 (Hung Fa Leng)
≪英名:Robin's Nest≫

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コ−ス=MTR九龍塘-(KCR)-粉嶺-(MiniBus)-上麻雀嶺村-紅花寨-
-紅花嶺-廟徑(禾徑山路)-沙頭角公路-(MiniBus)-KCR粉嶺

参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約2年半ぶりに新界東北部、全香港の最北部に位置する“紅花嶺”(Hung Fa Leng、英名:Robin's Nest) 492m に登る。参加者12名、天気は晴れで気温28度、湿度83%。“紅花嶺”は我々夫婦以外は参加者全てが初めての登山。この山は香港の山の中では中国国境に最も近い山で、中国側国境の町“沙頭角”(Sha Tau Kok) にも近い所に位置する。

KCR“粉嶺”(Fan Ling) から“鹿頸”(Luk Keng) 行きのミニバスで“沙頭角公路”(Sha Tau Kok Rd.) を北上、国境禁区界線に近い“上麻雀嶺村”(Sheung Ma Tseuk Leng) と云う寒村から歩き始める。いきなりヤブ漕ぎから始まるスタ−トだが、最初の峠までがかなりきつい。その後草原を抜け急峻なピ−クを目指す。地図上では山の名はないが標高400mのピ−クでここは既に禁区界線を越えた地点。ここで元気な若者? 三人で近くの無名ピ−クまで往復! 

その後尾根伝いに“紅花寨”(Hung Fa Chai) 489m から“紅花嶺”(Hung Fa Leng) まで至るなだらかな登り坂が続く。頂上からの眺めは今日も遠景がガスってはいたが北側目前に中国側深センの山並が連なり、いかにも国境を感じさせる。下山は西側からガレ道をちょっと下ると舗装道路に出る。かなり長い山裾の舗装道路を下って最後は“廟徑”(Miu Keng) と呼ばれる村落の“禾徑山路”(Wo Keng Shan Rd.) と云う車道に降り立った。その車道をテクテク歩いて行くと“沙頭角公路”の交差点。近くのバス停から来合せたミニバスで“粉嶺”まで戻る。そして今日の打上げはKCR“粉嶺”駅構内のC級グルメ店でした。

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↓“沙頭角公路”のここ“上麻雀嶺村”でミニバスを下車[写真No.01]、[02] ここからスタ−トだッ! こんな名前の村、ひょっとして村人全員が“麻雀”好きだったりして!(^_^)? 集落に向かって歩き出すと正面頭上に“紅花の嶺々”[03]、しかしピ−クは見えない! 民家の脇を通り抜けると小川に掛かる小橋が[07]。

↓橋を渡って右側のヤブの中に突入[08]、何とかル−トを見つけてヤブを掻き分けながら登ると直ぐにヤブは無くなって正面にハッキリした登山道が見えた! 少々荒れたル−トを登って行く、、、先ずはあの鉄塔[09]近くまで、、、かなりの急坂が続く、、、鉄塔の傍から左手に見えた“紅花嶺”のピ−ク付近[11]、、、ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ(汗!)、、、“麻雀”の村がもうあんなに下に[12]、、、真下に広がる“南涌”(Nam Chung) の田園地帯と“沙頭角海”(Sha Tau Kok Hoi)[13]、、、そしてやっと登り着いた最初の峠、フッ−![14]。とっくの昔に到着している先発隊長以外は全員ヘタリこんだッ!

↓この峠で小休止してさぁ〜出発! しばらくはなだらかな丘陵草原の歩き[15]、[16]。そして、、、いよいよ最初のピ−クを目指す[17]、、、最後の最後が岩場の急坂登坂、、、フ−フ−ヒィヒィ−(大汗!)、、、ついに登りつきましたッ![19]。登って来たル−ト[20]と東側下方には中国国境の街“沙頭角”が![21]、しかし今日はガスってて遠景はパ−!

↓“紅花の嶺々”をバックに[22]。ここは標高400mのピ−クで既に禁区界線を越えた地点。ここで先発隊長と元気な若者? 三人で近くの無名ピ−ク[23]まで往復! ヤブ漕ぎ登坂[24]に苦労しながら頂上に立った二人[25]の写真は先発隊長が撮影。こちらからデジタルズ−ムMAXで撮ったピ−ク上の三人[26]、、、そして無事に戻って来た“肉弾三勇士”[27]、、、休憩の後、いよいよ“紅花の嶺々”を目指して今度は尾根伝いの歩き[28]

↓緩やかなアップダウンの繰返し、、、快適な尾根歩きが続く、、、ふと振り返ると歩いて来た雄大な尾根[31]。もう秋だ! 山肌の草木が茶色になっている、、、右手に見えて来た“紅花寨”489m [34]。すぐその下を迂回しながら道は続く[35]。 

↓迂回ル−トの左下に見えた無線塔[36]、そして前方にも無線塔と下山ル−ト[37]。最後の目的地“紅花嶺”はこの直ぐ上だ![38]、、、そして頂上492m に到着[40]。残念ながら今日の様なHazyな天気では遠景写真がパッとしないね〜! 遥か彼方の“深セン”の街並みも目前北側にそびえ立つ中国側の山も[42]。 

↓いつも思うがこの国境沿いの中国の山[43]はなかなか登山意欲をそそられる。いずれ挑戦してみたいものだッ! 西側の下山ル−トとその向こうの山は“禾徑山”(Wo Keng Shan) [45]。三角点を囲み全員で記念写真! 大休止の後下山開始、、、ガレ道急坂を下りはじめる[49]  

↓[50]は先発隊長が下から撮ったのだ! ガレ道を下り終えたら今度は舗装道路のダラダラ下り坂、、、途中から振り返ってみたら[53]、、、山裾に沿って曲りくねった坂道下りが続く、、、。

↓左手下に見えた“沙頭角公路”周辺の田園村落[57]、“禾徑山”をバックに[58]、、、舗装坂道下りはまだまだ続く、、、途中の木陰で小休止[61]、、、間もなく麓近く、、、車の音が聞こえてきたぞ〜!

↓“山ウニ”[64]を横目に見ながら車道に降り立つ。この道路は“禾徑山路”、左手に直進[66] すると、、、やがて“沙頭角公路”の交差点着[67]。幸い直ぐに来た空のミニバスに飛び乗って一路“粉嶺”まで。今日の打上げはKCR“粉嶺”駅構内のC級グルメ店、初めて入った店だがビ−ル1缶が15ドルとのたまう!、、、『そんな事云わないで兄サン、ヤップンヤンは沢山飲むから』、とネゴって12ドルで止むなく手打ち! 結局何缶飲んだんだろう? とにかく料理もやたら沢山オ−ダ−、、、〆てHK$65/人で済みましたッ!

本当に久しぶりだった“紅花嶺”! ほぼ海抜ゼロから492m まで直登する山なのでそこそこにキツイ! しかし何故この山はマイナ−なのだろう? あまり知られていないのでハイカ−も少ない。今日は珍しく頂上で香港人ハイカ−達と出会ったが!、、、なかなか面白い山なので是非登山口の案内など欲しいところだッ! 今日の登り口は経験者でないと、まず分らないだろうな〜?
過去の関連レポ−ト
[2002年4月14日]紅花嶺(Robin's Nest)

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