[2004年10月3日] 老虎頭
(Lo Fu Tau)

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コ−ス=中環-(Ferry)-愉景灣(DB)-Parkvale Village-展望台-
-老虎頭-望渡アウ-黄公田-白銀郷-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
飛び石連休最後の今日は2002年11月以来、約2年ぶりにランタウ島の“老虎頭”(Lo Fu Tau) 465m に登る。一昨日まで30度以上の気温だったが今日は一挙に下がって25度の晴れ、湿度も83%と快適な秋のシ−ズンの訪れか? セントラルのフェリ−乗り場に集まった仲間は9名。殆どの仲間は“老虎頭”初登山! この山はランタウ島北東部“愉景灣”DB (Discovery Bay) の近くに立つ岩山でDBのフェリ−埠頭から直接歩き出す。

埠頭からすぐ大通りに出て “寶峰”(Parkvale Village) と呼べれる高台の団地の裏から長〜い階段と坂道を登って先ず海抜150mほどの所に立つ“展望台”まで。そこから近くの無名の峠にも寄り道していよいよ“老虎頭”を目指す。その名のごとく“虎の頭”? のような岩山までがかなりの急坂で苦しい登りが続くが、その後頂上は目前! 頂上では今日の天候は良し! 周囲一面素晴らしい景観が楽しめた。直下の“Discovery Bay”の青い海とお洒落な街並み、南側のゴルフ場、南西側には“蓮花山”(Lin Fa Shan) をはじめランタウの雄大な山並み、標高465mとは思えない高度感がある。

それらを充分堪能した後はランタウ島中原の歩き、これがまた実に素晴らしい草原の歩き! 小さなアップダウンを繰返しながら山裾の曲りくねったル−トをルンルン歩き、奇岩の山麓を抜けたら道は徐々に下り加減、ゴルフ場の西端脇を通り抜けて三角点のコブ山へ。その後やっと舗装された小道、“望渡アウ”(Mong To Au) に辿り着き、そこからは山麓の林道舗装小道を延々と歩いて今日最後の三角点と東屋の地点、“黄公田”(Wong Kung Tin) に到着。

その後は階段下りから民家が見える辺りまで来て“銀鑛洞”(Silver Mine Cave) と云う洞窟を経由、その後“銀鑛灣瀑布公園”と呼ばれる所で滝見物。ここでしばらく遊んでからまた舗装小道に戻り田園地帯を抜けたら直ぐに“白銀郷”(Pak Ngan Heung)、そして“梅窩”(Mui Wo) の海岸に到着。そのまま海岸沿いに埠頭前まで歩き、いつものイタメシ屋に着いてFinish! 約12qの歩きでした。(天気が良ければ写真が増える!)

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↓セントラルから高速フェリ−に乗って[写真No.01]、30分でDBに到着。埠頭前で恒例の記念写真! すぐ傍の公園から見えた“老虎頭”[04]。公園を抜けてバス道路を右側へ、直ぐに左折したら右手に“Parkvale Village”。団地の中に入って階段を一番上まで、さらに空き地の左手隅から今度は長〜い階段登りが続く[07]。

↓長い石段登りでヒィ−ヒィ−汗ダクになってやっと平道に出た。ホッ としてそれを右手に進んだら左側にいよいよ登山口が待ち受けていた[08]。今度はガレ道のダラダラ坂道、そして、、、見えましたッ! 右上手に立派な展望台[09]。ガレ道の途中から右側の階段を登って行って展望台に到着。ここからの眺めが素晴らしい、眼下にDBの瀟洒な街並みと綺麗な灣が広がる。

↓ここで4人の45歳以下? の元気な仲間は直ぐ傍の“無名ピ−ク”まで一登り、、、[15] は下からズ−ムで撮った“先発切り込み隊長”の雄姿、[16] はピ−ク上での4人。彼等の下山[17] を待って、、、さぁ〜出発! 正面の“虎の岩頭”が徐々に近づく、、、。

↓気のせいかな〜? 歳をくった“虎の頭”に見えない事もない[22]。ガレ道を登って徐々に高度が上がる、後ろには先ほどの無名ピ−ク[23]、、、そして最初の坂道を登り切った所で小休止[24]、既に標高300mを越している。この地点から北側に見えた[25] の尾根は以前“北東部縦走”をした時の最後の尾根だッ! これからいよいよ“虎の頭”に向かって急坂登り、今日は幸い気温がいつもより低いが、それでも汗ダクになって頑張る一同! “虎の頭”の直ぐ下を迂回しながら[28]、、、 

↓やっと虎の“後頭部”に廻り込む、、、そして肩付近へ[30]、、、ここから再度急坂登り、直下に広がるDB![31]、ポ−ズをとる“宴会部長”[32]、、、いよいよ最後のアタック、、、そして遂に465m の頂上に到達! 見てチョ−ダイ、この高度感![34] は“先発切込み隊長”撮影。

↓[36] 手前の山は“榴花[山同]”(Lau Fa Tung) と、海を隔てた遥か彼方にはガスに霞む新界西北部“屯門”(Tuen Mun)界隈。そして以前縦走したランタウ島北東部の山並み俯瞰[37]。南側に目を移すとダムの向こうにゴルフ場[38]。また南西側、内陸部には広大な山並みが広がる[40]。小休止と記念写真を撮ったら、その内陸部へいざッ出発! ススキの波を掻き分けて[42]、、、。

↓なだらかなスロ−プが続く中原の歩き、、、左手の谷間に顔を出した先ほどのゴルフ場[44]、、、右に、左に、ル−トは緩やかなカ−ブを描きながら山懐に抱かれるように縫って走る。山並みの向こうにそびえる峰は“蓮花山”の巨大な山塊[47]。さらに進むと今度は右手前方に空港高速道路とその先、微かに空港も見えてきた[48]。そして又もや左手に近づいてきたダムとゴルフ場[49]。

↓今度は前方の丘に不思議な岩の塊[50]、ここまでは殆ど岩は見当たらなかったが、この辺りは大岩がゴロゴロ。岩の上に遊び、、、亀の様に見える岩[52] の脇を通り抜けてル−トは間もなく下り坂となる。香港人ハイカ−が教えてくれた“Peach Stone”(桃のような岩?) の前で記念写真[54]、あんまり桃には見えないけどな〜? 山麓の歩きはまだ続く、、、おッ! 左前方に見えてきた“梅窩”の街並み[56]。  

↓この辺り、ル−トは若干草深い荒れ道となってきた[57]。たしか前回はこの辺りでチョット脇え逸れたような??しかし今日はル−トもハッキリしていて迷う事もなくそのまま前進! 今度は右手の山裾を行くと左下手にあのゴルフ場が、、、ゴルフコ−スの一番西側端付近だッ![59]。ゴルフ場を迂回するように進むと、、、前方の小高い丘の上に見覚えのある三角点が、、、ル−トはその丘の右手下に通じるが途中からこの左手の丘[61] に登ってみる。やはりそうだった! 前回もここの三角点に登ったのだった![63]。

↓ここからの眺め、高度がかなり下がった事がわかる北側の空港高速道路[64]、その右側は今まで歩いて来た山並み[65]。この丘を下ったら直ぐに舗装された小道に至るはず!、、、やっぱりそうだったッ![67]。この付近が“望渡アウ”だ。あとはこの小道を左手南側に進むだけ、、、のどかな小道散策、、、林を抜け[68]、、、曲りくねった道を進むと、、、東屋の傍、最後の三角点[69] に到着。ここが“黄公田”! “梅窩”の海[70] が近づいてきたぞォ〜! 

↓最後の記念写真を撮って[71]、誰かが云った、「ビ−ルまであと何キロ?」、、、階段下りから坂道下り、、、途中の“銀鑛洞”[75] を経由して、、、“銀鑛灣瀑布公園”で滝見物[76]、[77]。

↓田園風景の中、民家が見える辺り[79] まで来てやっと“白銀郷”の里。そして“梅窩”のビ−チ脇に出た!、、、“虎の頭”に登った今日最後は“龍の頭”ドラゴンボ−トの龍[83] を見ながら埠頭前のいつものイタメシ屋に飛び込んだッ!

↓約12q、4時間半程の歩き、、、いやぁ〜お疲れ様でしたッ! このイタリアンの店は味も良し、値段も安し、主人の愛想も良し、三拍子揃って云うことなしッ! ビ−ルたらふく飲んでガツガツ食べてワインも一本空けて〆てHK$130/人でした。“吉本”のオッサン、顔半分になってゴメンナサイ!

今日は飛び石連休、山三昧の最後を飾るに相応しい最高のハイキングでしたッ! ランタウの高原はいつ歩いても雄大、且つ飽かせない景観のル−トが多く、今日のル−トも実に素晴らしいものだった。前回2年前は途中で一部ル−トが消滅状態だったが、今回はそんな事もなかった!、、、と云う事は結構ハイカ−が歩いているんだろうか? 今日も何組かのハイカ−達と出会ったし!
過去の関連レポ−ト
[2002年11月3日] 老虎頭 (Lo Fu Tau)

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