[2004年3月14日] 西高山+Hong Kong Trail Stage-1,2,3-
(High West+HKT-1,2,3-)

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コ−ス=MTR金鐘-(Tram)-ピーク駅-HKT-1(慮吉道〜)-途中から西高山-
-HKT-1(〜夏力道)-2(薄扶林水塘道-貝路道)-3(貝路道-灣仔峡)-
-灣仔峡-灣仔

参考資料=「香港島 郊區地図2000年第十二版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約一年ぶりに香港島の“西高山”(High West)494m とHKT-1-、-2-、-3-を通しで歩く。帰国まじかの女性仲間のリクエストだった! 朝のTV天気予報では気温18−21度、湿度83%、今にも雨が降り出しそうな曇天。参加者は3人と17匹! イヤ17人(内新人2人)と犬3匹! 我々3年半の香港ハイキング史上初のチン客? ワン客? の参加で大変楽しい珍道中となりました。MTRの“金鐘”(Admiralty)駅から13人で観光客と一緒にトラムに乗ってビクトリアピ−クの山頂駅まで。そこで待合わせた仲間一人、ご夫婦とその愛犬子犬2匹、久しぶり参加の古い仲間が連れてきた彼の中型犬、偶然に来合わせたお犬様同士も人間様同士も互いに初対面。

先ずはVピ−クの北側を迂回するHKT-1-“慮吉道”(Lugard Road) に入る。大勢の散歩客と一緒に曇天で濃いガスに霞む“半山區”(Mid Levels) やセントラル方面の高層ビル群を眺めながら歩き、“夏力道”(Harlech Road)との交差地点の公園からトレ−ルコ−スを外れて“西高山”へ。600段程の急階段を登った“西高山”からの素晴らしい展望も今日の天気ではパ−! 早々に元の公園まで戻って再度HKT-1-、今度は“夏力道”を行く。舗装路の“夏力道”の終点、標識がある小広場からトレ−ルコ−スは本格的な山道となり延々と林道が“薄扶林水塘道”(Pok Fu Lam Reservoir Road)まで計7q強、そこからHKTはステ-ジ2となる。

HKT-2-はしばらく舗装道路、坂道の途中から左折、階段を登り切ってしばらく下るとコ−スは“奇力山”(Mount Kellett) の西南側中腹の石道を“香港仔”(Aberdeen)の湾近く迄下る。山裾の林道を歩き引水道を通り抜けて“貝路道” (Peel Rise)の標識点まで4.5km。ここからステ-ジはHKT-3-となる。これより道は再度登りコ−スとなるが、我々は前回覚えたHKT-3-のスタ−ト地点からショ−トカットコ−スの急階段を登って、その代り約2.5qほど短縮。この急階段登りでそれまで元気に走り回っていた子犬ニ匹は遂にダウン! 飼い主に抱っこされて階段上まで。

階段を登り切った所、ステ-ジ3の途中に出て今度は長〜い林道が続く。“田灣山”(Tin Wan Shan) の中腹を大きく迂回するコ−スで南から北へ向かうほぼ平坦だが曲りくねった林道。1時間以上も林の中を歩いた最後はステ-ジ3の終点、“香港仔水塘道”(Aberdeen Reservoir Road) に出て約4qのHKT-3-を終える。またまた急坂の舗装路を登って“灣仔峡”(Wan Chai Gap) の広場まで。さらに名立たる“灣仔ギャップ”の急坂を下って最後は“灣仔”の雑踏の中に降り立った。ト−タル約16q、5時間強の歩き応えのあるハイキングでした。
(HKT-1-、-2-、-3-:港島徑,Hong kong Trail Stage1、2、3)

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↓“金鐘”から香港公園を抜けてピ−クトラムに向かう一行。トラム山頂駅近くで出発前の記念写真。最右手の“慮吉道”HKT-1-のスタ−ト地点より出発。右下セントラルの高層ビル群はご覧の様に濃いガスの中。ワンちゃん達3匹も嬉しそう! ビクトリアピ-クの中腹を一周するこの散策道は今日も大勢の散歩客でにぎやかだッ!

↓やがて2/3周程廻ったところで“夏力道”との交差地点の公園に出る。ここから東側の坂を登ればビクトリアピ−クへ、我々は公園を横切って西側の林道へ入る。林を抜けたら階段登り、600段弱の階段を汗ダクになりながら登る一行。そして“西高山”494mの頂上到着。

↓ガスに霞む“薄扶林水塘”と“華富”(Wha Fu)方面。ここは天気さえ良ければ北側の九龍側、南側の大海原と島々などの展望が望める絶好のポイントだがこのガスでは全くパ−! 記念写真を撮って早々に下山開始! 正面霧中のVピ−ク、階段を下って元の“夏力道”の広場まで戻って来た。

↓広場からHKT-1-の“夏力道”に入る。しばらく舗装道路を下ると先ほどの“西高山”真下の小広場、横の階段を下り標識から左手“薄扶林水塘”方面へ向かう。やがて道は舗装路から山道へ。

↓林道の散策道が続きワンちゃん達も紐から放たれて嬉しそうに走り廻る。途中数回沢を横切りコ−スは徐々に下り坂。この辺り一帯は“薄扶林郊野公園”(Pok Fu Lam Country Park) 内の"郊遊路徑"でもあり手軽なハイキングコ−ス。間もなくHKT-1-の終点である“薄扶林水塘道”の舗装路、、、、ここまで7q。これよりHKT-2-の始まり。舗装路の坂をちょっと登って左手標識の“貝路道”方面へ向かう。

↓階段を登り切ったら再度舗装路の下り道、コ−スは次の標識から又左折してしばらくなだらかな道が続く。この辺り右手にはラマ島も見える筈だがこの天気では無理!

↓延々と続く林道舗装路、その終わりに有った標識点から左手、急に階段下りが始まる。 HKT-2-はここまでかなりの距離を下ったようだッ! 階段を下っていたら突然眼下に現れた街並みと海、“香港仔”アバディ−ンの街と“香港仔灣”だッ! 湾の向こうは“鴨[月利]洲”(Aplei Chau)。階段途中で小休止の後、さらに階段を下って山中腹の下り坂道を行く。

↓下った所、今度は引水道。左手には切り立った崖、狭い印水道の最後、やっとHKT-2-、4.5qの終点着。ここの標識から左折の登り坂がHKT-3-だが我々はその右手の急な階段を登ってショ−トカットコ−スを行く。ここまで盛んに走り廻って来た子犬チャン二匹は段差の高い階段で遂にギブアップ、ボスに抱かれて階段登り! 確かにかなり急勾配の直登階段でワンちゃんだけでなく人間様もヒィ−ヒィ−!

↓急階段を登ったお陰でHKT-3-を約2.5q程カット! 標識から右手に向かうと、又もや延々と続く長〜い林道、“田灣山”東側中腹の曲りくねったコ-スだ。鬱蒼と樹木が茂るコ−スは距離が長い。途中の沢で小休止、ワン公二匹はここでとうとうストライキ、もう歩きたくないッ!と寝そべってしまた。さぁ出発! ワン公を叱咤激励して前進!

↓1時間以上も歩いてやっと林道を抜け降り立ったところがHKT-3-の終点、“香港仔水塘道”の舗装路。後は“灣仔峡”に向かって最後の急坂登りだッ! 坂の途中で小休止の写真一発! そして坂の上の広場“灣仔峡”に到着。ここでワンちゃん二匹とはお別れ、お疲れ様でしたワン! これより香港版『一の谷鵯越えの坂下り』ならぬ“灣仔ギャップ”の急坂下りの始まり!

↓ヒザをガクガクさせながら下ってやっと降り立った所が“堅尼地道”(Kennedy Rd.)。そこから後は“灣仔”の雑踏を抜けてお馴染み北京餃子の店へ直行。先ずはビ−ルで乾杯!  水餃子と焼餃子を腹一杯、ビ−ルその他で計HK$98/人でしたッ! 初参加のワンちゃん三匹はもちろん打上げには参加出来ずに直帰、ワン公達もビ−ルを飲みたかっただろうに残念でしたッ! またの参加を待ってるよッ!

今日は女性仲間の送別ハイキングだったが、あいにくの曇天で“西高山”やその他での風景をあまり楽しむ事が出来なかった。しかしこのトレ−ルコ−スは景観を楽しむより、どちらかと云うと夏向きの木陰の多いコ−スなのでそれほど残念がる必要もないかッ? それより三匹のお犬様の一挙一動、特に二匹の子犬は最初から張り切って飛ばし過ぎ、しかし案の定HKT-3-途中でダウンして道端に寝そべったり、、、お陰で道中笑いが絶えず16qの長距離歩きも楽しいものでした。
下は前回のレポ−トです。
[2003年4月6日]西高山+Hong Kong Trail Stage-1,2,3-

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