[2004年2月22日] 北大刀YAN〜大刀YAN
(Pak Tai To Yan〜Tai To Yan)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=九龍塘-(KCR)-粉嶺-箕勒仔-北大刀ヤン-大刀ヤン-林錦公路-
-Bus(64K)-KCR.大埔墟

参考資料=「新界西北部郊区地図2000年第三版」
      「新界中部郊区地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年八ヶ月ぶりに“新界”(New Territories)西北部と中部に跨る山、先週の“KAI公嶺”(Kai Kung Leng)と同じく“林村郊野公園”(Lam Tsuen Coutry Park)にある“北大刀YAN”(Pak Tai To Yan)480mと“大刀YAN”(Tai To Yan)566mの二つの山の縦走だッ! 朝のTV天気予報では晴れだがガス多し、気温20−23度、湿度83%、ここに来て一気に暑くなってきた。参加者は今日も三人の新人さんが初参加してなんと総勢21名! 今回の歩きは階段も多く、かなり厳しい歩きになるよッ! と前もって連絡していたにも関わらず! 集合場所でビックリするやら嬉しいやら!

出発地点はKCR“粉嶺”(Fan Ling)駅近くの公園、いきなり急坂の舗装路と階段が続く。“箕勒仔”(Kei Lak Tsai)と呼ばれる256mの峠に着いた時点で既に汗ビッショリ! そこからは舗装路の下りと林道の平道がしばらく続き、いよいよ“北大刀ヤン”への登山口。長〜い階段を喘ぎながら凡そ900段! ここで先頭部隊と後続部隊の距離差が大きく開いてしまう。何回も小休止しながらやっと“北大刀ヤン”の頂上へ。それからは小さなアップダウンを経て尾根伝いの道を行くといよいよ主峰の“大刀ヤン”への再登坂! 皆は必死の思いで頑張って遂に全員566mの主峰の頂を踏む! そこから尾根伝いの下りコ−スだが、途中に切り立った崖の上、1mにも満たない細い道幅の恐怖のナイフエッジ尾根歩きが待っていた。

今日のクライマックス、♂は○○○○が縮み上がるッ! と云われる“ナイフ”の上を全員無事に渡り抜ける。しかし今度は急勾配の石段下り、谷下まで下ったら最後のコブ山までまたまた階段登り! 数回のアップダウンで皆の顔にも若干疲労の色。そして最後、“林錦公路”(Lam Kam Rd.)のバス通りまで長〜い長〜い下り階段! 約10Km弱の距離だったが予想どうりかなり疲れました。最後はバスでKCR“大埔墟”(Tai Po Market)駅へ、構内のB級グルメレストランで盛大に〆の打ち上げでした。

《写真の上にマウスを乗せると画像NO.が出ます! クリックすると大きなサイズに! 》
↓KCR粉嶺駅近くの公園にある“蝴蝶山”(Wu Tip Shan)の案内板前、出発前の元気顔で記念写真! そしていきなりウォ-ミングアップ無しのアスファルトの急坂を登らなければならない。途中の休憩東屋二つを通り過ぎ、長〜い階段を汗ダクになって登る。登り着いた所が“箕勒仔”と呼ばれる256mの峠。ここで小休止!
                       、、、、、ここの広場の先に三角点も有った。

↓広場を過ぎると大岩と木立の庭園風な所を抜けて下り階段となる。かなり下って今度は谷間を抜ける木立の間の曲りくねった舗装路が続く。間もなく舗装路が終わって土道へ、、、そこに“白牛石経大刀刃”の標識。ここからが本格的な“北大刀ヤン”への登り階段だッ! 段差の高い階段を登り始める。
     、、、、、途中“踊り場”の様な小広場で小休止、さらに階段登りは続く。

↓心臓破りの900階段、チョット休まにゃ−息が続かない! 喘ぎながら一段、また一段と登る。何回も立ち止まってやっと頂上真近の麓、標識点に到着。先遣隊は既にサマ−ワ?へ進んだ模様だ。今頃は本体の為の宿営地を建設中かな? 本体?後続部隊もかな〜り遅れてこの麓に到着。そして大休止! ここからちょっと上がると三叉路と標識、左手はご覧の東屋へ。これを右に進んで間もなく480mの“北大刀ヤン”の頂上到着。             、、、、先遣隊は待ちくたびれて退屈そうな様子!

↓全員改めて大休止! 差し入れのキュ−リとコ−ヒ−で英気を養ったらさぁ−出発ッ! 大岩を抜けジグザグZ型の階段を下って次の峠へ。この峠はすでに高度500m以上、前方に主峰の“大刀ヤン”がガスの中にボッ−と浮かび上がってきた。野を越え、谷を越え、高原のアップダウンは続く。
徐々に近づく主峰! 間もなく最後のアタック、急坂登りル−トに差し掛かった。

↓階段途中でふと振り返ると今まで歩いて来たル−ト! 頂上までもう一息、しかしここでまた小休止。必死に頑張るオヤジ達! そして、、、遂に立ちましたッ“大刀YAN”566m頂上! 元気な若者は逆立ちの余裕すら! 21名全員打ち揃って元気に?記念写真一発。本来なら北西側に先週登った“KAI公嶺”、そして東南側には“大帽山”が見えるはずだが、今日はあいにく春霞か?濃いガスでほとんど遠景は見えず! 間もなく出発、今度はなだらかな高原歩き    、、、、、、前方に異様に尖った嶺!

↓後ろには高原尾根を歩いてくる一行、、、、 先ほどの尖がり嶺は岩の細道だった。これより恐怖のナイフエッジの始まり、始まり! 左手に鎖の手すりがついた幅1m弱の尾根道がしばらく続く。左右は切り立った断崖絶壁! 高所恐怖症の♂は○○○○が縮み上がったかな? その点、○○○○を持ち合わせていない♀はノンキに手なんぞ振っている!    、、、ナイフ尾根を過ぎたら今度は急勾配の石段下りだッ!

↓一旦谷下まで下っていよいよ最後のコブ山越え、今日最後の階段登り! 高度400mの地点、上から見たら結構高いんだ〜! 間もなく全員このコブの上に到着。 後ろには先ほどのナイフ尾根と下りル−ト。全員へたりこんだところを写真一発!
               、、、、、、、さぁ〜後は下りのみ、もう登りはないぞ〜!

↓ガレ道下りの後は林の中の長〜い下り階段が続く、、、一気に400mを下るのだからキツイ! 途中の標識点でヒザを休める一行。三ヶ所ほど有った標識のいずれも“白牛石”(Pak Ngau Shek)方面に向かって下るが、このル−トはバス道路の“林錦公路”、“嘉道理農場”(Kadoorie Farm)前に出ることは既に知っている。
          、、、、、やっとバス道路近くまで出て今日の歩きをFinish! 

↓後続部隊の到着を待って、バス64Kに乗り一路KCR“大埔墟”まで。毎度お馴染み駅構内のB級グルメ店に飛び込み、待望のビ−ルで先ずはカンパ〜イ! 元気を取り戻した一行は大いに飲み、喰い、お喋り、、今日は新人さんもエンジョイしたようだッ!

↓先週の“上水”の店と同じく、“大埔墟”のこの店も安くて旨くて文句なしッ! ヘタな高級中華料理より、こんな場末のB級グルメの方がよほど口に合うね! 貧乏性か?

【注】文中、○○○○ とは『男、の、証、し、』と御解釈下さい。間違っても俗称を声を出して読まないようにッ! 18禁のHP禁止用語ですから法律で罰せられます!
、、、んで最後の締めくくり、、、前回は6月で気温も30度以上の猛暑の日だった。それに比べたら今日は楽な筈だが、それでもきつかった。やっぱり歳のせいかな〜? そうは思いたくないな〜! しかしこの山はコ−スも変化にとんで登りがいの有る面白い山だが、今日は惜しむらくは濃いガスで遠景がほとんど見えなかったこと。前回は雨だったし、先週の“KAI公嶺”と逆でこちらはどうも天候のツキが悪い。何故だろう??
前回のレポ−ト
[2002年6月23日]北大刀YAN〜大刀YAN

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング