[2004年2月15日] KAI公嶺(桂角山−KAI公山)
(Kai Kung Leng)

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コ−ス=MTR.九龍塘-(KCR)-上水-(Taxi)-打石湖-
-KAI公嶺(桂角山-KAI公山)-模範郷-(Taxi)-KCR.上水

参考資料=「新界西北部 郊区地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年九ヶ月ぶりに“新界”(New Territories)西北部の“林村郊野公園”(Lam Tsuen Coutry Park)にある“KAI公嶺”(Kai Kung Leng)に行く。
朝のTV天気予報では晴れ、気温16−20度、湿度58%で乾燥警報。久しぶりの日曜晴れの良い天気だッ! 参加者は一挙に三人の新人さんが初参加して計10名。KCR“上水”(Sheung Shui)駅の近くから“粉嶺”(Fan Ling)始発のバス(77K)に乗ってもよいが、我々は時間節約の為に駅前からタクシ−2台に分乗して“粉錦公路”(Fan Kam Rd.)と云うバス道路を“元朗”(Yuen Long)方面に向って走る。途中のバス停“打石湖”(Ta Shek Wu)と云う所で下車。

登山口の標識はないが右手の土手を上がったら直ぐに“KAI公嶺”へ向って上に延びるル−トが見える。初めは草が生えたかなりの急坂を登って最初の丘へ。続いてガレ道の急坂登りが続いて岩のピ−クに着いた頃は汗ビッショリ! これより更に登り坂は続いて肩からやっと最初の無名ピ−ク585mに到着。地図上ではここが“KAI公嶺”となってるが、以前地元のハイカ−に聞いたら、この後一旦下って登った所、三角点が有るピ−クが“桂角山”572m、その先二番目の三角点のピ−クが“KAI公山”374m、この二つの山塊全体を“KAI公嶺”と呼ぶらしい? 中国深センや“米埔自然護理区”(Mai Po Nature Reserve) に近い山で、香港の山の中では比較的マイナ−な山、だからハイカ−もわりと少ない。最初の無名ピ−ク(“KAI公嶺”?)までが今日最も苦しい登りで、これより先は“桂角山”から“KAI公山”に至るまで絶景を楽しみつつ、雄大な山並みスロ−プを尾根伝いにアップダウンしながら徐々に下る。大岩の傍を通り抜け、さらに下って最後の一踏ん張りを登りつめたら“KAI公山”。

“KAI公山”からの下山ル−トは歩き難い荒れたガレ道の急坂下りだッ! 前回はなかったTV中継基地?を経由して更に下りは続き、最後は“模範郷”(Mo Fan Heung)と云う所に降り立った。しばらく舗装路を歩いて村落を抜けた所で今日約10km弱の歩きのFinish! タクシ−を拾って元の“上水”まで舞い戻り、以前立ち寄ったB級グルメの中華レストランで最後の〆でした。

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↓バス停“打石湖”の近く、右手の土手に上がる階段で出発前の記念写真! 土手の上に出ると“KAI公嶺”の雄大な山並みが目に飛び込んだッ! 草道を登り始める一行、徐々に傾斜がきつくなってくる。左上手の“KAI公嶺”が近づくにつれてますます急勾配の坂道、、、、、           、、、、、息切れがしてきたぞッ−!

↓この上の丘まで登って一息入れる。さらに目前には草とガレ道の登りが岩の頂きまで続いていた。歩き難いガレ場をヒィ−ヒィ−云いながら登る一行。そしてやっと登り着いた最初の岩のピ−ク、ここで小休止! まだまだ見えない“KAI公嶺”の頂き。ここから先は登るにつれ草が枯れ草に変わり、それも徐々に少なくなっていく。急坂途中で座り込んでしまう    、、、、、そしてやっとの思いで登り着いた二番目のピ−ク。

↓二度目のピ−ク、岩の上で休んだら今度は轍の後のようなガレ道登り! 真後ろの山と遥か下方の街並みを見るともうかなりの高度だッ! やっと左前方に見えて来たピ−クが“KAI公嶺”らしい。まだまだ続く登り坂、全員息を切らしながらただ黙々と歩くのみ、、、、、          、、、、、間もなく“KAI公嶺”の稜線まで登り着いた。

↓やっとの思いで肩付近まで登りつく。右手に広がる中国深センの街並み! 手前の緑地は“米埔自然護理区”。そして遂に最初の無名ピ−ク(“KAI公嶺”?)585mに到着。他の5名はピ−ク右手下を迂回してそのまま“桂角山”に向かっている。深センを眺めながら一旦下って“桂角山”への登り、、、頂上には既に先行5名の姿! そして全員揃って“桂角山”572mの三角点に立つ。左手東南方向には“大刀YAN”(Tai To Yan)と、、、、、    その向こうはガスに霞む香港最高峰“大帽山”(Tai Mo Shan)。

↓前方西方は“KAI公山”とその向こうに“元朗”の街並み。しばし“桂角山”からの眺めを楽しみながら休憩した後再出発! ご覧のような急坂ガレ道を下って、しばらく
なだらかなスロ−プを歩くと一箇所に沢山の大岩が集まった場所、ここで今日初めてのハイカ−と遭遇。振り返ると“桂角山”からここまでのコ−ス、まるで何かの引っ掻き傷のようなガレ道。 

↓徐々に近づく“KAI公山”。後ろには今まで歩いて来たル−ト、実に雄大な眺めだッ! 最後のアタック、“KAI公山”目指して左手下の断崖横、岩と石ころの道を登る。間もなく全員“KAI公山”374mの頂上に立った。
青空と今まで歩いて来た山並みをバックに最後の記念写真! これより下山開始!

↓岩の間の急坂ガレ道を下る一行。一しきり下った平地には以前は無かったTV中継アンテナの設備。この辺りまで下ったら“元朗”近くの運河、“南生圍”(Nam Sang Wai) と呼ばれる溜池地帯が真正面に。左手後方の“KAI公嶺”に別れを告げながら急坂下りはまだ続く、、、、、            、、、、、歩き難い荒れたガレ道下り!

↓やっと下を走る道路が見えた頃、下りコ−スにも草が生えていた。墓の横を通り抜けて舗装路に降り立った一同。この辺りは“逢吉郷”(Fung Kat Heung)とか“模範郷”に近い村落。しばらく舗装路を進むと大通りに出る。ここでタクシ−を捉まえ一路“上水”へ。先に帰った3人を除いて7人で、以前立ち寄った“上水”の駅近くのB級グルメ中華店を思い出して立ち寄る。料理も旨くビ−ルも安い。ジャンジャン飲んで喰って、たったのHK$42/人、、、、、       満足度が高い歩きとハッピ−な〆打上げでした。  

久しぶりに来た冬の“KAI公嶺”、相変わらず雄大な山塊と山並みスロ−プを見せてくれました。山によっては何回も曇天に泣かされるツキがない山もあるが、ここ“KAI公嶺”は前回も今回も好天に恵まれて幸いでしたッ! 前回5月のレポ−トと比較して見てください。5月の草原が広がる山並みと、今回2月の枯れ山の違いが一目瞭然!
前回のレポ−ト
*⇒[2002年5月5日]KAI公嶺(桂角山−KAI公山)

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