[2003年6月22日] 馬鞍山 (Ma On Shan) |
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コ−ス=KCR大學-(Taxi)-馬鞍山村-昴平高原-馬鞍山(肩下)-
-昴平高原-大水井-北港凹-(MiniBus)-西貢-(MiniBus)-彩虹
参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
「香港街道地方指南2001年版」
≪全般概要≫
今日は一年半以上も殆ど欠かさずに山登りに参加してくれた古い女性仲間が日本に帰国する為に、彼女の送別登山として久しぶりに香港名山の一つ"馬鞍山"(Ma On Shan)702mに行く。馬鞍山は西貢(Sai Kung)の近く、馬鞍山郊野公園(Ma On Shan Country Park)を形成するメインの山で高さこそ香港第7位だが、その美しく且つ男性的な雄姿と稜線に連なる"大金鐘"(Pyramid Hill)、裾野に広がる昴平(Ngong Ping)高原と共に一帯は素晴らしい景観を誇る人気NO.1の山。日本でも良く知られている。しかし昨日から雨模様の天候でこの日も怪しい雲行きだったが集合した仲間は12名。気温は29度湿度90%と相変わらず蒸暑い。
スタ-ト地点の馬鞍山村付近では青空に陽射しもあったが、途中一瞬の"通り雨"、しかし空は明るい!昴平高原の峠まで登った頃から又もや時折"通り雨"。まぁ〜天気予報どうり小雨の通り雨には遭うだろうが空も明るいし大丈夫だろう、とピラミッドヒルの肩下辺りまで登る。さらに登って馬鞍山の稜線の丘まで登りついた頃、眼下の西貢の素晴らしい海と島々を眺めていたら突然下から湧き上がってきた真っ白なガス!空も黒雲に覆われてきた。しかしまたすぐに明るい空が顔を出すだろう?とさほど気にもせずに前進。しかしMHT-4-との合流地点近く迄稜線を歩いて来たら周囲はますます真っ白なガスに覆われた!こりゃ−ヤバいかな?と思っていたらピ-ク肩下麓まで来た時、いきなり大粒の雨!そして強風まで吹き出した。 雨は本格的なドシャブリに急変!急遽頂上アタックを諦めて元来た道を引き返す。風雨で直ぐに全身ズブ濡れ、傘も役に立たず。歩くル-トは川の如く水が流れる。昴平高原の峠まで引き返した頃、幾分小雨となったが道はぬかるみ登山靴の中は水浸し!ほうほうの態で"大水井"(Tai Shui Tseng)〜"北港凹"(Pak Kong Au)と下り着いて、全身濡れネズミの哀れな格好でミニバスを待つ。西貢の街に着いて打ち上げ食事会の前に先ず全身総衣替え、と下着などを買いに走る。その頃は雨は上がり「ひょっとしてこれは帰国する彼女の涙雨だったのか?"涙雨登山"だったッ!」と軽口連発!和気藹々!いつもの様に賑やかに海鮮料理での打ち上げ会でした。 (MHT-4-:麥理浩徑,Maclehose Trail Satage.4) |
今回ばかりは最悪の馬鞍山行きだった。参加者の殆どが初めての山だったのであの素晴らしい稜線ル-トと頂上からの360度の景観を楽しんで貰おうと思ってたのに返す返すも残念無念!!まッこれも天の成せる業、潔く諦めて次回リベンジするまで下記のレポ-トで好天時の馬鞍山をお楽しみください。
⇒[2001年11月25日]馬鞍山(Ma On Shan) |