[2003年4月18日]東灣〜大灣〜咸田灣
(Tung Wan〜Tai Wan〜Ham Tin Wan)

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コ−ス=MTR鑽石山-(Bus96R)-黄石-(Boat)-沙頭-大浪凹-Nam She Au-
-シャプ-ピ-ク迂回-東灣-大灣-咸田灣-大浪凹-沙頭-(Boat)-
-黄石-(Bus)-西貢-(MiniBus)-MTR.彩虹

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫

Easter Holiday初日の今日は西貢東郊野公園(Sai Kung East Country Park)の"東灣山"(Tung Wan Sham)へ登る予定を立てた。またまた新人3人を加え計12人、天気は上々!気温25度。東灣山はシャ-プピ-クの東方、岬の方に向かって半島の付根に立つ山で、シャ-プピ-クから"米粉頂"(Mai Fan Teng)を経由して尾根伝いに行けるが、今回は既に何回も登っているシャ-プピ-クを避け、敢えてその南側麓の迂回コ-スから米粉頂の近くに至る筈だ!と思い込んで出発したのがマチガイ!、ドッコイ!その迂回コ-スは途中から途切れていて、シャ-プピ-クの中腹をウロウロと道なき道のヤブ漕ぎ歩きを余儀なくされてしまった。

散々苦労した挙句にやっと米粉頂から東灣(Tung Wan)に下るガレ道途中に出る事が出来た。時間をかなりロスった為に東灣山登山は諦め、そのまま東灣のビ-チまで下山。東灣ビ-チから丘の上の海岸沿いの道を歩き大灣ビ-チに至る。大灣(Tai Wan)の長〜い砂浜を歩いた最後は"望魚角"(Mong Yue Kok)の岬。岬を越え終えるとそこは咸田灣(Ham Tin Wan)だったッ!その後は元来た大浪凹(Tai Long Au)まで坂道を登り。そしてフェリ-ピアの沙頭(Sha Tau)まで下る御馴染みMHT-2のコ-ス。Finishして約10km強の歩きだった。後ボ-ト、バスと乗り継いで西貢(Sai Kung)に着いたのは薄暗い夕暮れ時でした。
(注:MHT-2=Maclehose Trail Stage-2-)

↓バス終点の黄石(Wong Shek)からHK$20/人のボ-トで着いた沙頭の埠頭にて記念写真。地図上では点線ル-トでここから直接大浪凹まで行ける様だが写真裏手の階段の先は通行止めで実際には行けなかった。いつもの通り海岸沿いに歩きMHT-2-のコ-スから大浪凹に向けて登り出す。大浪凹で小休止の後シャ-プピ-ク方面に向かう。左手に赤徑(Chek Keng)の海、右手には大灣と望魚角を挟んで咸田灣が!!
↓この場所は既にシャ-プピ-クの麓,Nam She Auから右手の迂回コ-スに入った所。斜面の曲りくねった細道を行くとやがて直進と左折コ-スがある地点に着いた。ここから我々は左折しシャ-プピ-クを迂回するつもりで前進!前方には目指す東灣山と東灣ビ-チも見えてきた。しかし、、、山中腹の細道を進むうちに徐々にル-トは草深くなりその内に道が消滅状態になってきた。
↓急傾斜の道なき道、小さな谷沢を越えること数回!写真のように遠望すれば何となくル-トも見えるが実際には殆ど獣道状態!滑ってカスリ傷を負ったり散々な目に会う。尾根に登らなければ、と思うがル-トも見つからず殆ど同じ高度を保ちながら亀さん歩きの前進。、、、、、ついにくたびれて小休止!
↓それでも無理やり進む内にやがて真下に東灣が見える所まで来た。グル-プの内数名は直接谷に向かって下り始める。残った一部は更に前進してとうとう米粉頂からのガレ道下りに合流。やがて海岸傍のキャンプ地まで辿り着く。振り返ればシャ-プピ-クはガスの中!海岸脇の岩場で今度は大休止!!
↓ビ-チ横の丘まで登り海岸沿いの道を行く。写真を撮って下り着けば大灣ビ-チ。今度は砂浜の長〜い歩き、海水浴やキャンプする若者達!ビキニ姿の娘さんを目で追いながら、、、やがて正面の望魚角を横断する登り道となる。
↓望魚角を横断して咸田灣への下り坂!咸田灣の茶店はイッパイの遊泳客?茶店横を抜けて舗装路を行く。ここは既にMHT-2-だ。そして長い上り坂!元来た大浪凹まで登って小休止。朝方登って来た道を下って最初の振り出し地点、フェリ-埠頭に到着。
↓ボ-トに乗っていざッ黄石へ。黄石のバス停も大勢の客がバスを待っていた。連休とSARS(非典型肺炎)流行で新鮮な空気を求めて集まったのか?今日はやたら人が多い。西貢に着いたのは既に薄暗い夕暮時だった。お馴染みステ-キハウスの姉妹店にて最後の打ち上げ!今日は疲れましたねぇ〜!!


今回の失敗の原因と自己反省の弁!3年程前に一度歩いた今回のシャ-プピ-ク迂回コ-ス。あの時は今回の様に途中から左折しなくて確か?最後まで行って最後のガレ道を下って東灣ビ-チに降り立った。その時の記憶と今回の米粉頂からのガレ道が頭の中で混同していた様だ?後で地図を良く見ると迂回コ-スから左折した場合は途中からル-トは確かに消えている。地図上はル-トが無くても実際には歩ける場合もあるし、また今回は天候も良くて視界がきいて山中腹にル-トらしい草の倒れが遠望出来たのでついつい前進してしまったが実際には歩けなかったのだッ!生半可な記憶に頼った為の勘違いと現場での地図の再確認を怠ったのが失敗だった。結論として東灣山はシャ-プピ-クから米粉頂経由して尾根伝いにしか行けない、って事でした。参考までに下記過去のレポ-トもご覧下さい。
[2002年2月3日]シャ-プピ-ク