[2003年3月23日]大東山〜ニ東山〜蓮花山
(Sunset Peak〜Yi Tung Shan〜Lin Fa Shan)

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コ−ス=KCR東涌-(Bus)-伯公アウ-大東山-ニ東山-雙東アウ-
-蓮花山-婆KAI山(麓)-東涌-(Bus)-Dis.Bay-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫

今日は一年五ヶ月ぶりにランタウ島の大東山 (Sunset Peak) 869m に登る。更に欲張って以前近く迄行ったが頂上まで登ってなかった二東山 (Yi Tung Shan) 748m と蓮花山 (Lin Fa Shan) 766m も今回頂上制覇を狙う。⇒香港の山標高ランキングの3位(大東山)、4位(蓮花山)、6位(二東山)を一度に登ろう!という訳。今日の天気はまたまた曇天で今にも雨が降りそうなイヤな天気。さらに気温も17度と香港のこの時期にしては寒い日だったが元気に集合した仲間は13名。

KCR東涌(Tung Chung)駅からバスで伯公アウ (Pak Kung Au) まで。ここはランタウ島を横断している唯一のバス路線で島で一番高い峠。バス道路を挟んで西に登れば香港NO.2を誇る鳳凰山 (Lan Tau Peak) 934m へ。東側へ登れば目指すサンセットピ-ク。さらにここは LTT-2- から LTT-3- へステ-ジが変わるポイントでもある。今日のコ-スはこの LTT-2- の逆行歩きとなる。いきなり長〜い階段道、段差の高い石段から山裾のスロ-プを登ること凡そ一時間半で頂上到着。頂上は冷たい強風で大変寒く、また曇天で雄大な景色も楽しめず!!肩まで下山して次は目前の二東山を目指す。ここには無線塔とキャンプ小屋風の小屋が有るだけだった。同じ道を戻って再度 LTT-2- に合流。コ-スは二東山の北側を周り込む様になだらかな下り道を行き、雙東アウ(Sheung Tung Au)と呼ばれる地点の分岐点から左折して蓮花山へ。直進コ-スがLTT-2- で南山(Nam Shan)、梅窩(Mui Wo)方面へ至る。

分岐点から左折してコ-スはなだらかな登りから徐々に急坂登りとなる。このコ-スは地図上では頂上付近から頂上は通過せずに直接東涌方面へ通じているが我々は頂上を目指す。最後の岩をよじ登り 766m の三角点着。ここも寒風に晒され早々に東涌方面に向け下山開始。雄大な山裾のスロ-プを登ったり下ったりしながら延々と小一時間、着いた所が昨年末に一度来た婆KAI山 (Por Kai Shan) と薄刀YAN (Pok To Yan) の間の麓。そこから婆KAI山の南側を巻くル-トを下り途中から東涌への下山コ-スに入る。最後は急峻なガレ道を下ってやっと東涌近くの高速道路沿線に到着。約12q、4時間半の歩きでした。東涌駅からバスでDiscovery Bayへ移動、D.Bayの焼肉店で打ち上げ、フェリ-にて中環(Central)へ帰還しました。(LTT-2-、-3-:鳳凰徑 Lantau Trail Stage2、3)

↓出発点の伯公アウで記念撮影。バス道路脇の"鳳凰徑"と云う石標が登り口、長〜い階段の始まりだッ!林を抜け、ふと振り向くとランタウピ-クの雄姿がガスの中に浮かぶ。段差が高い石段を登るにつれ噴出す汗!遥か彼方のサンセットピ-ク。
                、、、、、右下の海は長沙(Cheung Sha)の海岸か?

↓それほど傾斜はきつくないが山腹の延々と続く登り階段。途中何回も立ち止まっては呼吸を整える。13名の隊列は完全に延びきって先頭部隊は既にバクダッドに近着きつつあり!シンガリ部隊はまだ砂漠で悪戦苦闘中!やっと肩辺りまで着いたら何とッ!"切込み隊長"は既にバクダッド攻略を終え、肩まで降りて我々を待っていた。そして彼は次なる目標に向け単独行!間もなく全部隊12名が揃ってバクダッド、いやサンセットピ-ク869m攻略に成功!(TVニュ-ス観てたら話が錯乱しました!)  

↓恨めしい今日の天気!雄大なランタウの峰々がガスに霞む!山麓スロ-プに散らばるキャンプ小屋と二東山、遠景は蓮花山!頂上で小休止するも冷たい風にたまらず下山開始。肩からなだらかなスロ-プを下って次の目標、二東山まで一気に進軍
                 、、、、、頂上748mは殺風景な小屋だけだった。

↓二東山から再度LTT-2-に戻り北側山腹路を行く。徐々に近づく第三目標の蓮花山!しばらく細道を下ったら間もなく蓮花山への三叉路、雙東アウだ。小さな標識が有るが何故か?蓮花山への表示はなし!『また登るの〜?』と不平ったらしい誰かの声!今日は意地でも登るぞォ-!と口には出さず足を出す。草原を行き牛チャンを横目に徐々に傾斜がきつくなる。   、、、、岩だらけの頂上が目前に迫ってきた。

↓なだらかスロ-プから急激なピ-ク下、振り返れば今歩いてきた二東山とその山腹路。最後の岩に手をかけて遂に蓮花山頂上766mに全員到達!しかし遠景写真は撮れず、ここでも寒風にたまらず間もなく下山、いよいよ未踏のランタウ島横断行の開始だ!雄大な山裾の道、小アップダウン、ル-トは予想したよりしっかりしている。
              、、、、、延々と続く快適トレッキング!!、、、、、

↓最後のピ-クを越えたら見えてきた婆KAI山!これより長〜い下り坂が続く。谷部まで降りたらそこは昨年末に来た婆KAI山と薄刀YANの麓。蓮花山を出発して初の小休止だが何とッ座り込んでるのは男性群のみ!昨年末も見た薄刀YANの絶壁!

↓特徴ある婆KAI山の南側を巻いて前進!まもなく待望の東涌の街が見えてきた。途中から左折下山コ-スに入る。かなりの急坂山腹路を下ると最後の丘の突端、ここからが急峻なガレ道下りとなる。用心しながら恐々下山!
             、、、、、真下の東涌の街が見る見る近づいて来た!

↓最後やっと印水道の舗装階段まで辿り着きホッ!全員かなりの疲労顔!空港高速道路沿線に降り立ってフラフラと東涌駅へ向かう。バスにてディスカバリ-ベイ(DB)まで移動。DBフェリ-ポ-ト前の広場、黒ビ-ルでカンパ〜イ!
        、、、焼肉店での最後の〆には単独行した切込み隊長も駆けつけた。

今日は"光頭老"の誕生祝いを兼ねた打ち上げだッ!と、いつも以上に盛り上がる。DBから帰路のセントラルへのフェリ-の中でも盛り上がりっぱなし!!

今回はなかなか歩き応えのあるコ-スでした。特に雙東アウから思ったよりも険しかった蓮花山を越え、アップダウンを経て婆KAI山の麓までのランタウ島横断コ-スは中原の変化に富んだ好ル-トでした。婆KAI山麓から東涌までの歩きで最後の急峻な崖道下りは、昨年末の薄刀YANからのガレ道下りとそっくり。因みに前回好天だった「サンセットピ-ク」⇒2001.10.21 の景観と、昨年末の「婆KAI山〜薄刀YAN」⇒2002.12.29 もコ-ス参考の為にご覧ください。

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