[2002年12月29日]婆KAI山〜薄刀YAN
(Por Kai Shan〜Pok To Yan)
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コ−ス=MTR東涌-白芒-婆KAI山-薄刀YAN-東涌(裕東路)-(Bus)-
-愉景湾(D.Bay)-(Ferry)-中環(Central)
参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
「香港街道地方指南2001年版」
≪全般概要≫
今年最後の山登りはランタウ島、以前6月9日に雨で中止したランタウ島,東涌(Tung Chung)近くの未踏ル-トのリベンジだッ!参加者6名、天候は曇天で朝の気温13度で今日も寒い天気。朝自宅を出るときは青空が見えてたのにランタウ島に着いたら曇り空、しかもガスもかかっていてガッカリ!MTR終点の東涌駅から高速道路沿いに香港方面へ戻る方向、翔東路(Cheung Tung Rd.)に出て歩き出す。6月9日はこの道路途中から平行して走る右山手の印水道を白芒(Pak Mong)へ、と向かったが今回はずっとこの道路を対向車に気を付けながら歩いた。翔東路は高速道路と平行してランタウ島の入口まで走っている。40分近くも歩くと右手に大HO灣(Tai Ho Wan)と呼ばれる湖、この手前から右手に入った所が白芒の集落。集落手前の分かりにくい場所に登山口らしい?入口が見つかったのでそこからスタ-ト!荒れた草道の登り坂から野焼きした後を登って行くとやがて無名の三角点。更に野焼き後の山道を登って婆KAI山の右手、肩辺りを巻いて道は続く。婆KAI山(482m)の頂上までは地図上も実際もル-トが見つからなかったので登れないのか?
婆KAI山の南側辺りを巻く道は半分ヤブ漕ぎ状態がしばらく続くが、やがて視界が広がる高原に登り着く。道もしっかりしてきて遥か蓮花山(Lin Fa Shan)方面へ至るようだ。我々は右手の薄刀YAN(529m)へのル-トを登りだす。この辺り西側に望む峡谷はまるで幽玄の世界!切り立った断崖、そそり立つ峰々!薄刀YANは実際には三つのピ-クが連なった山で、これは地図上では解らなかった。香港の山の名で"刀"とか"YAN"(山偏に刃)とか付くのはやはりこんな切り立った尾根を持つ山のようだ。三つ目のピ-クを越えた後は下山コ-ス。高原を下りやがて道は急降下の下りにさしかかる。岩だらけの隙間を小枝に掴まりながら恐々降りていく。400m程の落差を一気に降りるからかなりの急傾斜!最後は東涌駅から南側の裕東路(Yu Tung)と云う遊歩道みたいな場所に降り立った。約7q程の短距離ながらなかなか変化に富んだ面白いコ-スだった!!。東涌駅まで歩きそこからバスでDiscoverty Bayへ。D.Bayの埠頭前公園で名物?黒ビ-ルを呑み、そして打ち上げの韓国焼肉、、、フェリ-でCentralへ。 |
↓スタ-トのMTR東涌駅裏手の翔東路入口にて。翔東路の舗装車道を行く。所々に右手の印水道に上がる階段がある。適当な↓所で階段を上がってみたが、どうも登山ル-トまでは繋がっていない。結局30分以上も車道を歩いて白芒近くの大HO灣手前まで来た。右手に入り白芒の集落手前から何となく登れそうな道を発見!! 、、、、荒れた草道を登り出した。下に見えるは白芒の集落↓ |
100mも登った頃↓下には右手の大HO灣と空港高速路!草道が終わり視界が広がる山肌を登って行ったら名も無き三角点!↓ここで小休止の後さらに野焼き後の木々の煤で服を汚しながら登って行く。、、、、上の方に岩場が見えてきた↓ |
↓あれが最初に目指す婆KAI山(482m)だッ!岩場を抜け峠の上でまた小休止!お馴染み、仲間の↓手造り"キュウリ"の塩付け!単身赴任の悲哀を噛み締めながら頂戴する。さらに登りは続く!峠を越した辺りから婆KAI山の南側右手肩下辺りを巻いてコ-スはヤブ漕ぎ状態になる。しかも山腹傾斜に生える雑草と↓道幅は狭いし右下がり状態で歩きにくい。やっとヤブを抜けたら視界が広がる高原に出てきた。↓ |
↓後ろは婆KAI山!この辺りは婆KAI山と薄刀YANの間の高原で前に進むと蓮花山方面へと向かう。我々は右手に折れて薄刀YAN山頂を目指す。途中見えた峡谷は実に素晴らしい景観!↓切り立った断崖の山峡!を背に記念写真。薄刀YANの頂上は真近かだッ!、、、、峡谷を背に急傾斜の坂を這い登る!!↓ |
↓やがて薄刀YAN(529m)の頂上に立つ!天候が悪いのが残念!ガスで遠望がきかない。小休止している間も寒い。一旦下って↓次に何故か?壊れた三角点の二番目ピ-ク、そして三番目ピ-クへ、、と連なる三つのピ-クを越した↓、、、、、
、、、、、後は尾根伝いの緩やかな傾斜の高原下りとなった↓ |