今日の典子

(追記:2002/12/31)
嘘、妄想、電波な内容が含まれています。

ログ
2001/12
2001/11

2002/01/08
13時30分起床。ひたすら日記を書く。22時Kから電話。「日記を書いてるから後で電話するね」と言うと、「そうかそうか、ゆっくりね」と声のトーンが上がって喜んでいた。書き終えてから電話をするとKは眠ってしまっていた。

2002/01/07
8時起床。病院に行く。退院してから2月で1年になる。決められた日に通院し処方通りにクスリを飲んだ結果は意識しなくても自分自身で感じるようになる。郵便局に寄りKに伊勢うどんを送る。

2002/01/06
13時起床。『わかもとの知恵』筒井康隆著、『都市の穴』木原浩勝著などを乱読する。しゃっくりが止まらなくなり、『わかもとの知恵』に書かれている方法を試してみると本当にピタッと止まった。寝ているときなら上を向き背中に枕を入れて高くしてから大きく深呼吸すればいいのだ。今までは水をがぶ飲みしていたのだがなかなか止まらなかった。

2002/01/05
14時起床。『街のはなし』吉村昭著読了。わたしの理想の父親像は、呉智英、阿川弘之(阿川佐和子の父)、そして吉村昭である。「その言葉の使い方は間違っている」となじってくれそうだからだ。意地の悪い人なら恥をかかせ陰で馬鹿にするだけだが、わざわざ間違いを指摘してくれるのは親切なのである。たとえば「すべからく」というのは「全てにおいて」ではなく、「当然……べきである」というのが正しい。「すべからく」の誤用は江國香織もしていたそうだから、それほど恥ずかしいことでもないかもしれないが、言葉は正しく使いたいものである。

2002/01/04
図書館へリクエストしていた本を取りに行く。『ホームレス作家』松井計著読了。

2002/01/03
14時30分起床。イカ飯と赤福餅を食べる。Bから「失踪したのか?」と携帯電話にメールが入っていた。テレビを観ていたのだ。大食い番組が3局同じ時間帯で放送しているのには唖然とした。大食漢もカリスマ的存在になれる時代なんだろうか……。

2002/01/02
伊勢神宮へ初詣。11時に車で出発し、西名阪自動車道を走って伊勢自動車道に向かう。雪がぱらぱらと降っていた。地図で確認すると国道165号線を通った方が距離的に近いのではないかということで治田ICで降りる。一面に森林が広がりタヌキでも飛び出してきそうな山道である。退屈でただぼんやりと景色を眺めていると、突然「日生学園」という看板と、学園に向かう坂道が目に飛び込んできた。日生学園というと全寮制のスパルタ教育で有名で、ダウンタウンの浜ちゃんが通っていた学校である。「脱走してんけど山奥やから逃げられへんのや」と浜ちゃんが言っていたが、山奥にそびえたつ幻の学園のようだった。矢吹ジョーが入れられた離れ小島にある少年院を思い出した。久居ICから伊勢自動車道に入る。渋滞で伊勢神宮に着いたのは16時45分で日も暮れかけていた。おはらい町通りを通り、宇治橋を渡り、皇大神宮でお参りをする。人でごった返しているでもなく、着物姿の人も5人ぐらいしか見かけなかった。おはらい町通りで、赤福餅、伊勢うどん(太めの麺にたまり醤油をからめて食べる)、伊賀くみひもなどを買う。帰り道はすごい横風で車が揺れて怖かった。といっても、わたしは運転させてもらえず、母が往復7時間近く運転していたのだが。22時に帰宅。

2002/01/01
お雑煮を食べる。おせち調理は簡素化され、重箱に詰めることもなく、数の子とエビを食べるぐらいである。元旦早々Kと喧嘩をしてしまう。会社と電車の中でしか息を抜けないとKが言うのだ。そんなKのことを数多くの人が哀れんでいるらしいのだ。プロフィールの座右の銘を「やればできるはずだ!」から「黙ってやれ」にする。

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