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左利きに関する様々なホームページを見ていると、世の同志は同じような経験をしているんですね。 私は百貨店勤務でよく人前で伝票の記入などもするのですが、時々周囲のスタッフやお客さんから「あら左利きなの?珍しいわね。」などと言われてしまいます。
相手には悪意なんか無いんでしょうけど、まるで珍しいものを見るような目つきで私を見るのはどうにかならないものかと考えてしまいます。 そういう人達って決まってその後には「ご飯はどっちの手で食べるの?」とか殆ど決まりきった質問をするんですよね。何だか尋問を受けてるみたいでどうして自然に放っといてくれないんだろうかと不快な気分になります。ここまではまだ許せても「親からは矯正されなかったの?」とか「ウチの子供も小さい頃は左で箸を持つ癖がなかなか抜けなくて・・・・・」などと親の躾にまで話が及んでくるといい加減勘弁してよといった感じになります。 一番言われるとショックな言葉は「奇妙だな。」とか「面白いわね。」とかいった明らかに馬鹿にしているような
(本人はそうとは思っていないのが困りもの)言い方。利き腕は左でも僕たちは普通の人間なんだからこういう右利きの人達による無神経なコメントや、詮索は本当にもうそろそろ止めにして欲しいものですね。 こうして書いているとまるでサウスポーがデメリットだらけのようになってしまいますが、自分ではサウスポーであることに誇りを(ちょっとおおげさ?)持っているんですよ。初めて会った人にもすぐ憶えてもらえるし、ちょっとしたパフォーマンスも出来ますし、いい事だって沢山あります。サウスポーを貫くことによって自分らしい生き方をしているっていう自信が湧いてきますし、ウジウジと悩まずに前向きに生きていきたいものですね。何だか人生論にまで発展していきましたが、結論は唯一つ自分は自分なのです。顔や髪型が一人一人違うように、利き腕だって違うのです。どれが優れてどれが劣っているということではないのです。僕が言いたいのはそれなのです。
川瀬哲郎さんの報告! 左利きネットワークデパート支部長に就任! --ん、熱いメッセージをいただきました。 実際、左利きであることに負い目を感じてる人というのは少ない ように思いますね。もちろん、感じる必要はないのですけど(笑)。
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