傘を盗られないライフハック()

傘はよくなくなる。

どこかに忘れてしまうこともあるし、盗られることもある。傘を盗る人は、やむにやまれぬ事情があって盗るわけなので、盗る方にあまり罪悪感がなかったりする。かと言って、必要な時ほど盗られるわけなので、盗られた方にしてみれば怒りもひとしおだ。

そこで、傘を盗られないいくつかの知恵を。

まず、傘を盗る側の心理を考えてみよう。いくつか傘が並んでいる時、傘泥棒が選ぶのは、どの傘か。

傘を銭金のために盗る人は、まずいない。あくまでも傘が必要だから盗るわけだ。だから、傘としての機能があればそれで十分。何も高い立派な傘である必要はない。そして、出来れば自分の「犯罪」がバレないようにしたいだろう。となれば、

目立たない傘が狙われる

ものだ。誰が持っていてもおかしくない傘。仮にバレても、「間違えました」とか言い逃れをするにも、誰でも持ってそうな傘の方がいい。

ということを考えれば、傘を盗られないためには、

特徴的な傘

がいいということがわかる。実際、自分の経験でも、誰でも持ってそうな傘は、よく盗られていた。盗る方も案外本当に自分の傘と間違えていたのかも知れない。

だから、傘を盗られたくなかったら、ちょっと他の人と違う、特徴的な傘にするのがいい。「流行りの傘」とか「無難な傘」は、盗ってくれと言っているようなものだし、悪気がなくても間違えて持って行かれてしまうかも知れない。

とは言え、急いで買ったコンビニのビニール傘とかだと、そうは行かない。バーゲンで買った傘もそうは行かないことが多い。そんな傘でも傘は傘で、雨に濡れたくなかったら防衛しなきゃいけない。

そんな時にどうするかと言えば、

アクセサリーをくっつける

ことだ。ちっちゃいキーホルダー状の、よくコンビニのクジの外れでもらえるような、そんなアクセサリーでいい。そういったものをくっつけておく。たったこれだけで、随分と盗難が減る。自分でも、そういったものがついていると、「あ、これは俺の」って気がつきやすくて便利だし、他人も区別がつく。また、そういったものがぶら下がっている傘は、盗る時の心理的ハードルはかなり上がるようだ。おそらく、没個性的な傘は「公共物」のような気がする人であっても、そういった「持ち主の姿」が見えるものは盗りにくいのだろう。

というわけで、傘が盗られたくなかったら、

  • 特徴的な傘を持つ
  • 傘に特徴をつける

ということが効果的だ。

ただ、そうやって工夫した傘であっても、うっかり失くしてしまうことはあるので、その時のダメージを小さくするためには、

  • 分相応の値段の傘にする

ということも大事だ。傘はある意味消耗品だからねぇ。

PS.

折り畳み傘にするとゆー抜本的な対策もあるにはあるんだけど、濡れてると鞄に入れ辛いしねぇ… そして、それを嫌がってると、ちょっとした晴れ間とか電車に乗った時とかに忘れることが多い気がする。